2021年はちゃんと読書記録を取っていて、206冊を読みました。
ちなみに、こういった本は計算に入れてません。
・ざっくりと読み飛ばした本
・数十ページで辞めた本
・漫画
また、読書記録を楽天roomで取っているため、kindleだけで出版されている本も計算に入れてません。
私は、サラリーマンなので、時間がたくさんある訳ではありません。
「では、なんで年間206冊を読むことができたか。」
その秘訣はシンプルに読書時間をつくるのが得意だからです。
もちろん、年間200冊も読む必要はありません。200冊以上読むには、知恵や工夫以外に根性が必要になるからです。
・読書量を今より増やしたい。
・月に何冊かは読みたい。
・読書をする時間が作れない
そんな人に、今より月一冊でも多く読める方法をご紹介していきます。
1.ライフスタイル
2.時間をつくる
3.読める環境を増やす
こちらの3つの観点で14個の方法をご紹介します。
さらさらと読んでいただき、出来そうなことからお試しください。ざっくり、効果量も記載しています。
読書ノートの書き方。テンプレートを活用して手抜きがおすすめな理由。 - ようの読書記録
- 読書量はシンプルに読書時間と比例する
- 読書時間のつくり方:ライフスタイル
- 読書時間のつくり方:時間捻出
- 読書時間のつくり方:読書方法
- 読書時間を確保するには、モチベーションもやっぱり大切
- 読書時間14のつくり方と206冊と書いた理由:まとめ
読書量はシンプルに読書時間と比例する
基本的に、読書量を増やすためには読書時間を増やすしかありません。
速読は"ほぼ"不可能です。読書慣れによって、活字を追う速度は少しだけ向上します。
しかし、基本的に活字を追う速度は遺伝で決まります。
もちろん、10分で一冊読む。なんて話はファンタジー。10分で一万字のインプットが出来る人は存在しません。
私に10分で一冊読めるくらいの能力があったら、無限に資格を取って、東大試験に合格して、証明すると思います。
そのため、読書量を増やしたいなら、読書時間を増やしましょう。
補足:読み飛ばしによって、読書効率は上がる
読書量=読書時間。とお伝えしたあと、すぐに撤回します。
読み飛ばすことによって、読書効率自体は向上します。
もちろん、読み飛ばすことにより、情報を取りこぼす可能性もあります。
とはいえ「この内容は、違う本で読んだな。」と思った内容については読み飛ばしで読書効率が上がります。
お気づきの人もいるかもしれませんが、これは、そもそもの読書量が無いと、前提となる情報が頭にありません。
つまり、読書量を増やしていくのが、読書効率を上げる正攻法。
読書時間のつくり方:ライフスタイル
さて、本題です。まずは、ライフスタイル編です。
普段の生活の中に、どれだけ読書時間を当てはめることができるか。
これは、24時間という枠に、読書というピースをいかに詰め込めるか。という観点による読書時間のつくり方です。
1.習慣化する
最強のライフハックは習慣化で決まりです。
「よし、本を読むか。」
そう思っているうちは、読書時間をつくるのは難しい。
"気付けば本を読んでいた。"こんな風になるのが理想です。
「それは理想論でしょう?」
そう思う人は、この後ご紹介する方法を、2か月間週4日以上続けてください。
2か月後には、習慣化の魔力に感動していることでしょう。
2.移動時間で読書(+15分)
移動時間は定番の読書時間ですよね?
自分で車を運転している時に読書は出来ませんが
・バス
・タクシー
・電車
・飛行機
・船
・人の車
あらゆるタイミングで読書ができます。
電車で通勤している人は、特にチャンスです。少なくとも、電車に乗ってから15分は読書する。
などのルールを作りましょう。
3.お風呂で読書(+20分)
湯舟は読書椅子のようなものです。
お風呂に入る時は、読書をしましょう。本は濡れても読めますし、防水のスマホやタブレット、電子書籍端末でも読めます。
私は、本を読むために、シャワーでは無くお風呂に入ることにしています。
4.トイレで読書(+10分)
トイレも読書に最適です。
人によっては、トイレ専用の本を置いておく人もいるようです。
他にも、スマホで本を読んだり、オーディオブックを聞くのもアリです。
5.待ち時間で読書(+10分)
小さな待ち時間は人生にたくさんあります。
・飲食店で料理を待つ
・診察待ち
・人を待つ
・電車を待つ
こういった待ち時間でニュースでは無く、本を読みましょう。
6.休憩時間で読書(+20分)
仕事の休憩時間は読書時間です。
他にも
・筋トレや運動の休憩時間
・勉強の休憩時間
・ゲームの休憩時間
など、あらゆる休憩時間で読書をしてみましょう。
読書時間のつくり方:時間捻出
続いて、時間捻出方法です。
もし、一日が30時間ある人がいれば当然読書に使える時間は増えます。
ここでは、可処分時間(読書に使える時間)を増やすアプローチを紹介します。
7.娯楽を減らす(+1時間)
多くの人最も効果的な方法は「娯楽を減らすこと。」
今ある娯楽を消費しようと思ったら時間がいくらあっても足りません。
・テレビ
・サブスク
・音楽
・ゲーム
・漫画
こういった娯楽を減らすことで、確実に読書時間は増えます。
「そうはいっても、ついついテレビを見ている。」
こういう人は、本を一時間読んだらあとは好きにしていい。というルールを作りましょう。
タイマーを設定するのもおすすめです。
8.家事時間を減らす(+25分)
家事のほとんどは無駄な時間です。
・ストレス解消のための掃除
・趣味としての料理
こういったものは、削る必要がありません。
ですが、こういった方法で家事時間は削減できます。
・シャツをノンアイロンに変える
・モノを減らして管理を楽にする
・乾燥機付き洗濯機を使う
・食洗器を使う
・お掃除ロボットを使う
あなたが楽しめない家事の手間はできるだけ減らしましょう。
家事の手間が減らば、時間は増えるし、生活の質も上がります。
9.通勤時間を減らす(+5分)
理想的には、職場に近い場所に住むのが良いでしょう。
通勤距離と幸福感の相関関係は結構高いみたいです。
ほかには
・混雑しない時間に通勤する
・都市部なら自転車で通勤する
・フレックスを活用する
・在宅勤務をする
などの選択により通勤時間が減り、読書時間が作れます。
10.早起きする(+20分)
早起きの習慣は、できるだけ作っておく方が良いでしょう。
朝に作る習慣は、夜に作る習慣よりも習慣化しやすいようです。
「そうは言っても、平日の朝は早い。」
こんな人は、せめて休日だけでも出勤日となるべく同じ時間に起きるようにしましょう。
11.残業時間を減らす(+30分)
仕事が忙しい時は難しいですが、あなたも「無駄な残業」をしている時はありませんか。
・同僚が帰っていないから
・定時ピッタリに帰るのはきまづい
その気持ちわかります。
しかし、無駄に職場に残っていてもメリットは少ない。
10分でも良いので、少しでも早く帰れるように頑張ってみましょう。
読書時間を確保できれば、仕事の効率が上がって、より早く帰ることができます。
12.スマホアプリを削除する(+20分)
スマホのアプリは、重力のようなものです。
意識をしていなくても、あなたを時間を減らす方向に引き付け続けます。
・ニュースアプリ
・漫画アプリ
・動画アプリ
などは、なるべく削除しましょう。
ニュースアプリなどは、必要になるケースも当然あります。
その場合は、なるべく手が届きにくい場所にアイコンを設置しましょう。(フォルダーの中にしまう。)
たったこれだけで、アプリを使う時間が減ります。
これは、習慣化のやり方「20秒ルール」の応用編です。
読書時間のつくり方:読書方法
「あなたは散歩をしながら、読書ができますか?」
私は出来ます。だから本が読めます。
13.電子書籍を使う
読書量を増やすための必須条件とも言えるのが電子書籍の活用です。
その理由は2つあります。
1.安く本が読める
2.本の持ち運びが楽になる
1.電子書籍は本が安く読める
電子書籍では、本が安く読めます。
それは「サブスク」と「割引」の恩恵があるからです。
私はAmazonのサブスクを利用していますが、圧倒的に本を安く読めます。
月額1,000円以下で本が読み放題になるので、さらっと本を読むにも最適です。
また、紙の本は基本的に値引きが出来ないシステムになっていますが、電子書籍にはその制限がありません。
1割引きくらいされているのは当たり前で、キャンペーン期間は半額以下も散見されます。
たくさん本を読むなら、金銭的な負担を減らす。というのもポイントです。
費用がボトルネックになってしまっては、せっかく読書時間を確保しても意味がありません。
2.電子書籍ならどこでも読書時間になる
紙の本をいつでも持ち運んでいる人はおしゃれです。
とはいえ、それは正直めんどくさい。
・職場
・旅行先
・トイレ
・お風呂
こういった場所に紙の本を持っていくことは難しい。
スマホに電子書籍アプリを入れておけば、いつでも本が読めます。アプリはたいてい無料なので、積極的にDLしてください。
14.オーディオブックを使う
オーディオブックがあれば、移動中でも本が読めます。
・運転中
・散歩中
こういった、通常では本を読むことができない場所で本が読める。というのは、圧倒的なメリットと言えるでしょう。
以前ご紹介したように、Amazonのオーディオブックサービスが、改良されて「超高コスパ」に22年1月27日から生まれ変わります。
オーディオブックに興味がある人はお試しください。
家事をしながらでも、本を読めるようになります。
読書時間を確保するには、モチベーションもやっぱり大切
これまで、14の読書時間のつくり方。についてご紹介しました。
とはいえ、正直モチベーションを高めておくことも大切です。
どんなに時間があっても、何をするか。を選択するのはあなたです。
・読書でこんなことがしたい。
・1日1時間読書をする
など、目標設定やノルマを決めておくと良いでしょう。(下記リンクはおすすめ本)
ちなみに、目標設定をするなら「節目」がおすすめです。2倍の達成率になります。
「あなたが、読書で手に入れたい願望はなんですか?」
読書時間14のつくり方と206冊と書いた理由:まとめ
今回は、読書時間をつくるおすすめの方法を14個ご紹介しました。
「読書がしたい。」
そう思ってもなかなか読書時間が作れない時があります。
家事を済ませて、お風呂に入ったらあっと言う間に寝る時間。
そんな日常生活で、10分でも本を読む時間が作れればそれで大丈夫です。
ぜひ、小さな努力を積み重ねていってください。きっと将来のあなたは、過去の自分に感謝しているでしょう。
ちなみに、タイトルで206冊。と書いたのは数字が細かい程、ちゃんと試算しているように感じるからです。(実測値をちゃんと書きたかったのも理由です。)
・リフォーム代は150万円です。
・リフォーム代は147万6千円です。
後者の方がちゃんと計算しているように感じますよね?
これも本から学びました。