今回は、読書量を増やす方法として、読み飛ばしについて5つの方法をご紹介します。
「もっとたくさん本を読みたいけど、時間が無い」
「一冊の本を読むのに1週間以上かかる」
「本を読むのが遅くて、内容を忘れてしまう」
読書をしていると、こういった悩みが出てくる時があります。今回は、その増やしたいのに増やせない読書量の増やし方について、ご紹介していきます。
そもそも、読書をするメリットとデメリットとして、何があるか知りたい人はこちらから
とはいえ、読み飛ばしをすると大切な情報を取りこぼしたり、読んだ気がしないこともあります。
そんな読み飛ばしの失敗を防ぐ、シンプルな方法はこれらを読み飛ばすことです。
- まえがき
- あとがき
- 本を読んだ人のお礼の言葉や体験談
- 具体例やたとえ話
- 追加の説明(理解できている場合)
これらの方法について、一つずつご紹介します。
読書量を増やすために読み飛ばすべき5つのこと
ここからは、具体的に読み飛ばししても大きな問題が起こらない、5つの項目についてご紹介します。
もちろん、本の種類によっては全て読む方が良い時もあります。また、人によっては「全てのページを読みたい」と思う人もいると思います。
読書方法は自由です。最終的にはご自身の気に入る方法で読書してみてください。
読んでみたけど、つまらない・あまり価値が無いと思った本を読む必要はありません。他の本を読む方が有意義です。理由についてはこちらから
前書きを読み飛ばす
まずは、「前書き」や「はじめに」です。こちらの内容は、この後書かれる内容の総括だったり、興味を持ってもらうための広告文です。
立ち読みをしている人に「買ってみようかな」と思わせるために、興味を引く内容が書かれていることが多いです。
もちろん、モチベーションが高いと読書の質は上がるので、そういった意味合いでは価値があります。
しかし、充分にモチベーションが高まっているなら、ある程度読み飛ばし、流し読みしても問題ありません。
あとがきを読み飛ばす
あとがきについても、前書きと同じで読み飛ばしして大丈夫です。
特に、あとがきは「作者のヒーローインタビュー」のような傾向があります。
また、関係者への感謝に使われることが多いので、本の情報を得たいために読書しているなら、読み飛ばしして大丈夫です。
個人的には、ひどく感銘を受けた本以外は、流し読みして本を閉じることが多いです。
本を読んだ人の感想やお礼の言葉を読み飛ばす
全ての本に書かれている内容では無いですが、重版を重ねているような歴史のある本には、こんな内容が前段に書かれていることがあります。
・本を読んで人生が変わったエピソード
・本が面白かった、ためになったというストーリー
こちらも好みによる側面はありますが、個人的には、どう感じるかは読んでみてからしかわからない。と思っているので、読み飛ばします。
感銘を受けた本や、読んで感動した本では、読み終えた後に振り返って共感する時もあります。
それでも、最初に読み切るまでの間は、あえて読まなくて良いと思います。
具体例やたとえ話は条件付きで読み飛ばす
ここからが、少しノウハウ的な内容になってくると思います。
具体例やたとえ話は何のためにあるでしょうか?
それは、理解をしやすくするためにあります。例えば、パソコンやスマホRAM(ラム)について説明する時、どちらの例がわかりやすいでしょうか。
①ランダムアクセスメモリの略で、CPUの処理や画面表示に使われるメモリ
②机の広さのようなもので、一度に処理できるスペースのようなモノ
おそらく、②の方がわかりやすいと思います。しかし、RAMについて知っている人からすると、このたとえ話は蛇足です。
もし、本を読んでいて「この内容知っている」と思ったら、たとえ話はドンドン読み飛ばしして良いと思います。
たとえ話や具体例は、あくまで読書の補助輪です。読む人の知識量に合わせて内容が変えられない本には、このような例がたくさんあります。
追加の説明や言い換えは読み飛ばす
こちらについても、たとえ話や具体例と同じで、読者の理解を深めるためにあります。
辞書で言えば、光を検索した例を挙げます。
光(ひかり)とは、①狭義には電磁波のうち波長が3800760nmの物②可視光③非電離放射線。
このうち、②の可視光だけ読めば、光については理解できます。
しかし、「もっと専門的な知識を知りたい」「良く意味が分からない」と思う人には、①や③の内容が書かれていると、理解が深まります。
つまり、これらもすでに理解ができていれば、読み飛ばししても問題ありません。
読書量を増やす読み飛ばし5つのやり方「まとめ」
今回は、読書量を増やすためのアイデアとして、読み飛ばしをご紹介しました。
本の楽しみ方は人それぞれです。しかし
「もっとたくさん本を読みたい」
「濃厚な読書時間とインプットが欲しい」
と思う人は、是非試してみてください。
きっと、これまで以上に読書量が増えることと思います。
ちなみに、読書量を増やすのに、最も手っ取り早いのは「電子書籍を、専用端末で読むこと」だと思っています。詳しくはこちらから