今回は、読書家の私が本を読むメリットとデメリットについて整理していきたいと思います。
本を読むのは大変に思う時があります。時間もかかるし疲れます。しかし、そんな中、現代でも書籍が生き残っているのにはそれなりの理由があります。
そんな本のメリットやデメリットを整理しながら、読書のモチベーションアップにつながれば幸いです。
最後に、私が読書時間を増やしているちょっとしたコツもご紹介していきます。
ちなみに、私は、週4冊以上。年間200冊以上の読書をしています。フルタイムで仕事をしている人の割には、たくさん本を読んでいるはずです。少しでも参考になる情報が共有できればうれしいです。
本を読むことのメリット
まずは、本を読むことのメリットです。本を読むメリットはこちらです。
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知識が増える
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人の経験を追体験できる
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人の気持ちがわかるようになる
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モチベーションが上がる
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エンターテインメントとして面白い
【メリット1】知識を得るなら読書が最適
本を読むことで、知識を増やすことができます。また、インプットの観点でも本は非常に優秀です。
それは「何度も繰り返せること」と「重要なところだけを読めること」が理由です。
セミナーでは、聞き逃したり、すでに知っている内容でも一時停止や巻き戻し、早送りは出来ません。
一方、本なら自在に操ることができます。
【メリット】人の経験を追体験できる
あらゆる書籍は作者の経験やこれまで学んだことが書かれています。そういった意味で、読書は作者と同じような経験を積み重ねることができます。
もちろん、伝記の場合はより、その傾向が強まります。
本を読むだけでその人の経験の「本に書きたいくらい素晴らしいこと」を追体験できます。
【メリット3】人の気持ちがわかるようになる
特に小説が効果的ですが、読書は共感力を鍛える効果。が期待されています。
つまり、本を読むだけで人の感情を理解する能力を鍛えることができます。
確かに、小説では登場人物の気持ちに共感したり、今後の展開を予測することで人の気持ちを察することが多いと思います。
【メリット4】モチベーションが上がる
良い本はみな、モチベーションUPに貢献してくれます。
- 感動した時
- 新しい情報に心が躍る時
- 誰かの成功体験を知った時
- 有益な情報を得た時
こんな時は、思わずやる気になることがあると思います。
【メリット5】エンターテインメントとして面白い
これまでは、知識や経験の観点で本を読むことのメリットについてご紹介しました。
しかし、忘れてはいけない本を読むことのメリットは「楽しい」というシンプルな理由です。
- 新しい知識を得ること
- 斬新な切り口で考えること
- 活字を楽しむこと
- 作者に共感すること
読書の楽しさは無限にあり、人それぞれ楽しみ方が異なると思います。あなたなりの楽しさを、是非見つけてください。
本を読むことのデメリット
続いて、読書のデメリットです。私は本が好きなので、あまりデメリットを感じることはありません。
いくつか絞り出すとこんな感じです。
- 時間がかかる
- お金がかかる
- つまらない本にあたる
【デメリット1】時間がかかる
読書には時間がかかります。短めの新書なら一時間程度で読める本もありますが、ハードカバーの専門書は半日程度かかる場合もあります。
「たくさん本を読みたい」と思った人でも、一週間のうち、6時間本を読む時間をつくるのは難しいと思います。
そういった場合では、確かに本を読んで何かを得るのは難しいかもしれません。このブログでは、たくさんの本をご紹介するつもりなので、参考にしてもらえたらうれしいです。
【デメリット2】お金がかかる
本を読む価値が高くても、本を買うのにはお金がかかります。
「本を買うお金くらい気にしてはいけない」と多くの読書家は言いますが、それでも懐が痛むことには変わりないです。
そんな時におすすめなのはこちらの3つの方法です。
- 図書館を利用する
- Amazonプライム会員になる
- 電子書籍を購入する
図書館なら、本を借りる費用は無料です。人に借りるより気楽ですし、たくさんの候補から選べます。
さらに、図書館は少し古めの本にも出会えるので、現在書店で購入できない本も読むことができます。
また、Amazonプライム会員なら、ある程度の本が無料で読めます。Amazonプライムで読める本には当たり外れがあります。
しかし、人気の作品はある程度質が高いモノが多いので、試し読みには最適です。
最後に、電子書籍で本を読むことがおすすめです。一部の本では半額以下で購入することもできます。
紙で読む本も素敵ですが、費用を抑えて、本の保管に悩む必要も無くなるので検討の価値ありです。
特に、特定のページに戻ることの少ない「小説」が電子書籍で読むには最適だと思います。
【デメリット3】つまらない本にあたる
これに関してはどうしようも無いですが、ある程度良い本を探す私のノウハウをご紹介します。
- 翻訳されている本を探す
- ネットのレビューを参考にする
- 立ち読みする
- 個人の体験談的な本を避ける
翻訳されている本は「翻訳+海外での販売」でも利益が見込める本だけが販売されています。つまり、翻訳されている時点である程度絞り込みがされています。
結果的に「悪い本にあたりにくい」選択が可能です。とはいえ、語られる内容が日本人向けで無い場合もあるので、注意が必要です。
基本的に多くの人が言うことが正しいことが多いです。そのため、ネットで好評な本はたいてい面白いです。2冊迷っている本があるなら、「人気の本」の購入が吉です。
そして、最も効果的なのは立ち読みです。ごく普通の方法ですが、これが一番外れを引きにくいです。
本を読んでいてつまらないな。と思うのはたいへい「語り口が合わないこと」だと思っています。
人の感想や翻訳されている本という判断基準では、語り口を判断することは出来ません。そのため、実際に体験するのがベストです。
最後に、個人の体験談の本は個人的におすすめしません。それは、「エビデンスが弱いから」です。こんなタイトル本はなるべく買わないことにしています。
(注)こういったタイトルの本全てを否定するつもりはありません。あくまで傾向です。
・私が○○ヶ月で成功した理由
・○○するだけで、○○を成し遂げた方法
もちろん、エビデンスに基づいた本や、体験的な根拠のある本もありますが、たまたまうまくいった人の感想文の場合もあります。
かけられる「時間」「お金」は有限です。そのため、できるだけ危ない橋を渡らないのが、読書を楽しむ秘訣だと思います。
ちなみに、読んでもつまらなかった時に、読むのを辞めて良い理由は、こちらでご紹介しています。
読書時間を増やすちょっとしたコツ
最後に、読書量を増やすちょっとしたコツをご紹介します。
読書をする時間を確保したくても、なかなか時間が取れない人は多いと思います。そんな人の読書量を増やすきっかけになれば幸いです。
- 移動中や待ち時間を活用する
- どこでも本を読む
- スマホの代わりに本を見る
移動中や待ち時間に本を読む
移動時間や待ち時間は絶好の読書時間です。たった5分しか無くても本を読みましょう。
大切なのは、習慣化をすることです。時間が空く=本を読む。という習慣を作ることができれば、読書時間を増やすことができます。
とはいえ、本をいつでも持ち歩くのは大変な人は、電子書籍がおすすめです。読書用のタブレットがあれば良いですが、無ければスマホでも充分です。
どこでも本を読む
どんな場所でも読書をする習慣を作るのも非常におすすめです。例えば、こんな場所です。
- トイレ
- お風呂
- 職場の休憩時間
- 散歩中(オーディオブック)
特におすすめは「お風呂」と「オーディオブック」です。
お風呂では、ある程度の時間読書のために使えますし、リラックスしながら読書ができて気持ち良いです。
また、オーディオブックを活用すれば、家事をしている時も、散歩中も、移動中もあらゆる場面で本を読む(聞く)ことができます。
スマホの代わりに本を読む
最後におすすめは、スマホ時間を減らして、読書時間にすることです。
私たちはついついスマホを見ている時間が長くなり、生産的な活動が出来なくなってしまうことがあります。
「ちょっと天気を見るだけ」
「ちょっとSNSをチェックするだけ」
そう思っていても、ついついスマホでネットサーフィンをしたり、ニュースサイトを見たりしています。
スマホは便利ですが、便利過ぎます。もし可能なら、スマホの保管場所を変えましょう。
・移動中はバックにしまう。
・家では、別の部屋か引き出しにしまう
これだけで、上手にスマホとの距離が取れて、読書時間を増やすことができます。
是非、一つでも良いので試してみてください。