ようの読書記録

読書ブロガーが考えるシンプルな暮らし

【読書の心得え】本を読み、たった一つ学びがあればそれは良い本である

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本を読む時、選ぶときにどんなことを考えていますか?

 

「この本から有益情報を全て学ぼう。」
「本を読んで人生を変えてやろう」

 

そんな高いモチベーションを持って本を読むことは、素直に凄いな。と思います。簡単にマネできることではありません。

 

ですが、最近私が読書をしてきて思っているのは「一つでも学びがあればラッキー」ということ。

 

「たった一つだけだと効率が悪いんじゃないの?」
「時間とお金をかけているんだから効率が悪い」

 

そう思うかもしれません。ですが、このたった一つ学びがあれば良い。という考え方は読書量が増えてくれば実感できるはずです。

 

では、なぜ「学びが一つだけでも満足なのか」について、このエントリーでご紹介します。

 

本を読む時の心得えの一つにしてください。

そもそも、本を一冊読んでも有益情報は少しだけ。の嘘

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以前、Twitterをやっている時に、見かけたツイートでこんなものがありました。(かなりうろ覚えですが。)※Twitterは21年9月時点では辞めているので、詳細不明。

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"本に書かれている情報で使えるのは、極わずか。本には無駄な説明が含まれている"

 

ざっくりですが、本というものには、無駄な表現(前書きや、具体例の説明、こぼれ話などが対象と思われる)があるから、読書は無駄。ということと推測します。

 

つまり、本を読んでも有益情報の間にたくさんの無駄な情報があるから、効率悪いよね?という論法です。

 

では、純度100%の情報があるのでしょうか?少し考えればわかる通り、どんなコンテンツでも無駄(その人には不要)な情報は存在します。

多くの人に情報を伝える全ての情報媒体には、特定の人には有益でも、特定の人には無益です。

 

もちろん、ブログもYOUTUBEも、セミナーも。無駄な情報が一切ないものはありません。

 

しかし、読書については、読み飛ばしが出来るので「無駄な情報を切り捨てやすい」という点では、むしろ有利です。

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つまり、読書はインプットの効率が悪い。という考え方は間違っていると思います。

なぜ、本を読んだ時に「たった一つ」の学びで良い3つの理由

では、本を読んでたった一つの学びで充分な理由についてご紹介します。

 

それには、3つの理由があります。

1.そもそも学ぶべきものが無いコンテンツが無数に存在する

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当たり前ですが、全てのコンテンツが良質なことはあり得ません。また、あなたのニーズ(欲しい情報)に合うような内容が書かれているとは限りません。

 

初心者向けの丁寧に書かれた本も、プロ目線では物足りないのと同じです。

 

そもそも「なんじゃこれ」と思う本も、動画も、セミナーも無数にあります。

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良い情報が書かれた本に出会えた。それ自体が幸運と考えるべきです。0と1には無限倍の差があります。

2.良い情報に出会えるか。は運の要素が大きい

「良い本に出会えればそれでいいんでしょ?」

 

そう思うかもしれませんが、それ自体が難しい。

 

良い本の探し方。ということを勉強するのも良いですが(私も紹介しているので否定できない)あくまで最後は運です。

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最良の本に出会おうとしたら、世界中の本を全て比較して選択する必要があります。

 

もちろん、そんなことは到底不可能です。つまり、あくまで本選びには運の要素があります。

3.読書量が増えると、学びは減る

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最近特に私が感じているのは、読書量が増えれば増えるほど、学びが減る。ということ。

 

教科書のように、難易度別(数学Ⅰや数学Ⅱ)のようになっていればよいのですが、たいていの本には、そういった難易度別の表記はありません。

 

そもそも、作者が別なので当然です。

 

だからこそ、読書量が増えるほど「これは知っている」という情報が増えて、新しい学びは減ります。

 

よって、たった一つでも新しい学びがあるなら、それは良い本と考えるようになりました。

 

もちろん、知っていることが書かれていても、適切な読み飛ばしで読書効率は保てるので、大きなデメリットにはなりませんが。

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【読書の心得え】たった一つ学びがあればそれは良い本「まとめ」

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今回は、読書の心得えとして、たった一つでも新しい学びがあれば、それは良い本と認定しても良い。と思っている3つの理由をご紹介しました。

 

1.学ぶべきでないコンテンツがある
2.出会いは運の要素がある
3.読書量が増えると知っていることが増える

 

だれしも、せっかく本を読むなら、たくさん学んで考え方がガラッと変わる経験をしたい。

 

ですが、本に対してあまりに期待値が高いと、期待値との差分が生まれ、挫折します

 

「この本で何か一つ、新しい発見があればいい」

 

そう思って読書を続けることで、1日ごとに賢くなることができます。

 

塵も積もれば山となる。一つ一つ、積み上げていくことが結局大切です。