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読書は同時並行した方が良い3つの理由【平行読書術】

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読書をする時に、一冊の本が読み終わるまで読み続けるのが良いのか、それとも 何冊か同時並行で読み進めたら良いか、わからない時がありませんか?

 

今回はそんな、

・読書は同時並行すべきか
・一冊だけ読むべきか

 

について考えていきます。

 

「本は一冊読み切るまで向き合うべき」

「何冊も本を同時に読むと記憶できない」

「一冊の本だけを読むのは飽きる」

 

色々な考え方があると思いまが、私の結論は「読書は同時並行した方が良い」です。

 

その理由は3つあります。

①飽きない
②読書時間が増える
③記憶の定着が良くなる

 

同時並行に読書すれば、飽きずに本を読むことができる

本棚

同時並行に本を読むことの最初のメリットは飽きないことです。

 

どうしても、本を読んでいると内容に飽きたり、疲れることがあります。基本的に、本は一つのテーマに対して内容が展開されます。

 

そのため、一冊の本をずっと読んでいると心も脳みそも「飽き」ます。

 

その対策として、複数の本を同時に読むことが効果的です。内容が変わることによって、また新しい興味がわいてきます。

 

ほぼ、全てのことは「やり始めが最もやる気がある」と思います。複数の本を同時に読めば、読書開始のやる気を維持しやすくなります。

 

これには、ダニング・クルーガー効果も影響していると思います。

www.yoblog.org

平行して本を読めば、いろんな場所で本を読める

NY

最初にご紹介した「飽き」以外にも、同時並行に本を読むことのメリットはあります。

 

それは、いろんな場所で本を読めることです。

 

以前ご紹介した、こちらのように読書量を増やすための方法の一つで、「いろんな場所で本を読むこと」があります。

 

そのためには、一冊の本だけでは難しいです。いつも持ち運ぶ「スマホ」や「電子書籍」を活用すると、いろんな場所で本を読めます。

 

紙の本を購入し、電子でも同じ本を買えば一冊の本をいつでも持ち運ぶことができますが、お金がかかります。

 

なら、紙の本と電子書籍で違う本を買って持ち運び性を上げる方がカンタンです。

 

一冊の本に縛られないことによって、読書量は加速します。

記憶がリンクするから、読んだ内容を覚えておくことができる

最後に、記憶面のメリットです。

 

人の記憶は純粋なモノでは無く、様々な事柄とリンクして覚えています

 

例えば、この前佐藤さんが言っていたお店なんだろう?と思った時に、こんなことを思い出して、ひらめきを待つことはありませんか?

 

・佐藤さんと会話している場面

・場所

・その時飲んでいたモノ

・その時の季節

 

人は、記憶を複数のリンクでつないでいます。読書も同様で、いろいろな情報が入ってきた方が、記憶が定着しやすいです。

それでも、一冊の本だけに集中したい人はどうすれば良いか

メリットがあることはわかっても、「一冊の本だけに夢中になりたい」と思う人もいると思います。

 

特に、小説ではその傾向があると思いますし、私も小説を何冊も同時に読むことはありません。

 

読書が仕事の人は別として、ほとんどの人は「趣味:読書」だと思います

 

そのため、最終的な結論は好きな読み方で読む。となります。一般的な正解にこだわる必要はありません。

 

色々な情報を得て、試した結果、自分に合う方法を見つけてみてください。その中の一つに「平行読書術」が入れば幸いです。

おまけ:平行読書はアイデアマンへの急行列車

何冊もの本を同時並行で読むことのメリットとして、実は「アイデアが生まれやすくなる」というメリットもあります。

 

創造性の研究をしている「クレアモント大学院」の教授が96人の優れた科学者・芸術家・作家にインタビューした結果でわかりました。

 

それは、彼らが複数の課題を同時に取り組んでいることです。

 

複数ある課題に同時に取り組むことで

・労働をしている時
・ぼーっとしている時
・寝ている間

 

などに、潜在意識が自動運転で、アイデアを生み出していることが、理由として推定されています。

 

つまり、同時に本を読むことで、潜在意識が働き、アイデアマンになることができます。

 

この辺のアイデア出しについては、こちらの本がおすすめです。

 

 読書は同時並行した方が良い3つの理由「まとめ」

今回は、読書をする時に「何冊も一緒に読む」vs「一冊を読み切る」では同時並行の読書をおすすめしました。

 

学校の授業でも、時間割で科目が変わるのには訳があります。

 

もし、一冊の本だけを読み続けることの方にメリットがあるなら、学校の授業もこんな風になっていると思います。

 

・月曜日:国語だけ

・火曜日:数学だけ

・水曜日:理科だけ

 

こんな時間割の学校が無いのは、体験的に複数のことを同時並行した方が、メリットが大きい。と思うからだと思います。

 

仕事でも、一つの作業だけを続けずに、複数の仕事を切り替えながら働くと思います。こちらも、同様で「人は一つのことだけを続けることができない」ことが理由です。

 

あなたも、まずは2冊で良いので並行して読書を楽しんでみてください。