何かのきっかけで、無駄なモノを捨ててスッキリしたくなる。そんな感情に年に何回かなります。
「捨てたい。」
「モノを減らしたい。」
「雑多な部屋で生活するのが辛い。」
そんな風に思う時があります。先日、こちらの本を読んで「やっぱり物を減らしたい。」と感じ「1日に100個捨てる」にチャレンジしてみました。
性格にもよりますが、私は毎日1個ずつ捨てる。ということは非常にめんどくさいと感じてしまうタイプなので、1日100個を目標にしました。
この方法なら、年に3.64回行うことで、毎日1個物を捨てるのと同じ状態になります。
効率が良いと思いませんか?
そんな、独自の断捨離方法である、「1日に100個捨てる」について紹介します。
ぜひ、すっきりした自宅づくりのモチベーションにしてください。
- 断捨離を行う目的【なんで捨てるか】
- 1日に100個捨てる。の定義
- 1日に100個捨てるメリット
- 実際に100個捨てることはできたのか
- 1日に100個捨てる。という目標を立ててチャレンジしてみた【まとめ】
断捨離を行う目的【なんで捨てるか】
ミニマリスト。という言葉はもはや流行りでは無く、一般用語となりました。
それでも、いわゆるミニマリストをしている人は少ないと思います。
それは、「ミニマリストは大変だから」です。
・服は5着だけ
・靴は一足
・テレビは置かない
・上着は2着
そんな生活は、オシャレで快適性もあるかもしれません。そして、なんだかかっこいい。でも不便ですよね。
なので、個人的には、ミニマリストを目指す必要は無いと思います。でも、自分史上で最もミニマムな生活。は目指しても良いのではないでしょうか。
・少ない服
・適量の食材
・無駄なものが無い
こんな生活を目指すことが、今回の「1日に100個捨てる」断捨離の目的です。
これまでは「豊かな暮らし=物が多い暮らし」でした。しかし、先進国となった日本では「豊かな暮らし=ちょうどいい物量の暮らし」に変わっています。
1日に100個捨てる。の定義
まずは、1日に100個捨てることの定義からです。
正直、細かなルールがあるとメンドクサイので、ある程度ラフで良いと思います。
1個の定義はお好きにどうぞ。「あなたが1個だと思ったら1個」です。
・靴は一足で2個
・書類は全てまとめて1個
・小物は全てまとめて1個
など、お好きなルールで構いません。とにかく、今からゴミ袋を5枚くらい用意して、断捨離を始めましょう。
※ゴミ袋5枚分捨てる。でもいいトライですよ。
100個の厳密な定義は不要です。なぜなら、今回の目的は「100個捨てるくらいの気持ちで捨てること」だからです。
捨て方のルールについては、こちらから。
1日に100個捨てるメリット
1日に100個捨てるメリットはこちら。
・1日で大量の物を捨てることができる
・普段捨てにくいものを捨てることができる
・日々の継続が要らない
1日でかなりの物を捨てることができる
まずは、成果が目に見える点が魅力です。
物を捨てても、部屋がきれいにならないとやる気が削がれます。努力は見えるからこそ(フィードバックがあるからこそ)続きます。
毎日5分、モノを捨てても断捨離の効果を実感することは出来ません。
そのため、断捨離の基本は「一部の場所を集中して捨てる」こと。
とはいえ、その方法では成果は限定的です。だからこそ、100個捨てるくらいの行動があると、成果がわかりやすくモチベーションになります。
筋トレやダイエットが続かないのは、成果が出るまでに3ヶ月以上かかるからです。
1日で成果が出るなら、次の人もアフターバーン(ちょっと捨ててみようかな)となります。
普段捨てにくいものを捨てることができる「100個捨てるからこそ」
1日数個捨てていると、捨てにくいものに手が付けられません。
「この服3回しか着ていないのに、1万円した」
「まだまだ使えるけど、デザインが古い」
「捨てるのに手間がかかる」
そういったものに手を出さないと、なかなか部屋は片付きません。
また、捨てたいけど捨てられていないものを目にするたび、複雑な気持ちになりますよね。
でも、高価なモノやまだまだ使える(でも使わないモノ)を捨てるのは難しい。
私も、1日100個の目標があったので、高めの服やスニーカーを捨てることが出来ました。
「100個捨てないと。」と考えることで、あれこれ悩まずにものを捨てることができます。
日々の継続が要らない
継続は力なり。以上の格言はめったにありません。
でも、継続することは大変です。
・勉強
・仕事
・家事
・子育て
・健康管理
・人間関係
普段から、多くの継続をしている私たち。断捨離まで継続するのは酷です。
だからこそ、短期的に結果の出る方法を使ってみてはいかがでしょうか?断捨離くらいは、難しい継続をする必要はありません。
ダイエットと違って、断捨離は短期決戦でもリバウンドしにくいので、安心です。
※断捨離のリバウンドは、物欲がコントロールできていないからです。7つの方法で、劇的に物欲を下げる方法をがあります。
実際に100個捨てることはできたのか
では、実際に100個捨てることはできたのでしょうか?
結果は「多分できた」です。(ざっくりですみません。)
そもそも、短期決戦で部屋を掃除しよう。と思っている時点で、モチベーションが低いので、数を数えるのも飽きてしまいました。
それでも、効果を感じていることは事実です。
100個という個数も大切ですが、それ以上に目標が高いからこそ頑張れる。というのが、今回の断捨離の最大の効果でした。
大切なのは、捨てる数ではない。捨てようと思う覚悟
今回の断捨離でこれまで何度も、捨てようと思っていて、捨てられなかったものをたくさん捨てることができました。
最初にも伝えたように、大切なのは「100個捨てること」ではなく「100個捨てる気概」です。
100個捨てようと思ったら、えり好みしている時間はありません。自分を追い込むことで、結果が出ます。
100個の物を捨てられたかはわかりません。でも、部屋がスッキリしたのは紛れもない事実です。
1日に100個捨てる。という目標を立ててチャレンジしてみた【まとめ】
今回は、1日に100個捨てる。という目標を立ててチャレンジしてみた結果の報告でした。
やってみてわかったのは「思ったより頑張れる」ということです。
これを数日繰り返すだけで、間違いなく自分史上最少の生活が送れそうです。
物が少ない。ということは、管理するべきものが少ない生活です。
自分のすべきことに力を入れたいなら、まずは雑音(無駄な物)を捨てることから、初めてみてはいかがでしょうか?
24時間に、ゴミを管理する時間の余裕はありません。
まずは、約100個捨てるチャレンジがおすすめです。2時間あれば、かなり進みます。
年末年始や、衣替えの時がチャンスです。