読書が好きな人と、好きでない人。
その分かれ道を決めるのは、一冊の本。
「何度も読み返したくなるような本に出会ったことがありますか?」
この質問に
YES:読書が好きな人
NO:読書が好きでない人
になると思っています。
結局、読書に対して「良いイメージ」があるか「良いイメージが無いか」たった、これだけの違いで、読書の習慣化が変わります。
このエントリーで言いたいことは、2つあります。
①お子さんがハマっている本ならどんな本でも読ませてください
②あなたにも、ハマれる本はあります。見つけましょう。
読書へのイメージを変えるのは本
まず、読書へのイメージを作るのは「本」です。
当たり前のことですが、人は過去からの経験で物事への印象を決めます。
・面白い本に出会った
・読書はワクワクすることだ
そんな風に思えることが一度でもできれば、読書を嫌いになる人はいないでしょう。
誰しも、何度か本を読みます。そのわずかなチャンスで良い本に出会うことができれば、自然と読書量は増えます。
つまり、読書好きかどうか。を決めるのは「運」とも言えます。先天的なものはごくわずか。
どんな本でも構わない
楽しく読めるのであれば、どんな本でも構いません。
例えば、お子さんがいれば
・教科書
・図鑑
・科学の神秘
みたいな本を読んでもらえれば安心でしょう。とはいえ、それ以外の雑多な本でも、勉強にならない本でも構いません。
フリーペーパーでも良いくらいです。もちろん、ゲームの攻略本のようなものでも。
多くの場合、幼少期に本を読むとしても、多くて50冊程度でしょう。
そのくらいの本の数なら、頑張れば3ヶ月で読めます。気にするほどの読書量でも無いでしょう。
「何を読むか」なんてどうでも良いので「どんな感情で読むか」に着目してあげてくださいね。
私の体験談
私自身、子供の頃にハマった本で、一番記憶に残っているのはゲームの攻略本です。※ファイナルファンタジーⅧ。
ゲームで遊ぶ時間と同じくらい、攻略本を読んでいました。もはやゲームは、本に書かれている内容を確認作業として行っていました。
「教科書をそれくらい読めば頭が良くなるのに。」
と、嫌になるほど親に言われながらも、本がボロボロになるまで読んでいました。※本を取り上げなかった親には感謝しています。
なぜなら、ゲームの攻略本には「全て」が書かれていたからです。
・ゲームの世界感
・登場人物の生い立ちや特徴
・敵の攻撃方法や生息地
・アイテムの特徴と獲得方法
などなど、そこに全てがありました。
「本を読むのは楽しい」
という経験もしましたが。それ以上に、「本には世界を理解するための情報が入っている」というマインドセットがインプットされました。
それが今、私を読書に駆り立てる理由になっています。
言いたいことは2つ
つまり、言いたいことは2つです。
①お子さんがハマっている本ならどんな本でも読ませてください
②あなたにも、ハマれる本はあります。見つけましょう。
子どもの性格に親が与える影響は10%程度。と言われています。こどもの性格のほとんどは「遺伝子」と「周囲の人間関係」で決まるようです。
お子さんがのめり込んでいることがあれば、それが読書であれ、かけっこであれ、ブロック遊びであれ、好きにさせてあげましょう。
楽しいが、こどもの未来を作ります。
そこから、豊かな成長マインドセットは生まれると思います。
また、あなた自身も人生を変える(読書好きになれる)本はあります。1日200冊の本が出版されているのだから当然です。
諦めずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
その他幼少期に読んで感動した本
最後に、こどもの頃に読んで面白かった本を3冊振り返ります。
バーティミアス:ファンタジーです。面白過ぎて、10回は読み返しました。三部作なので合計30冊分以上読んでいます。
14歳の哲学:今でも私の性格や判断に影響を与えている本。
はらぺこあおむし:私が緑と自然を好きになったきっかけ。
それ以外にも「手塚治虫の漫画」や「スポーツの本」など、たくさんの本に感銘をうけました。
本に対して
・勉強になるな
・面白いな
・感動したな
そんな経験値が貯まると、読書家にレベルアップするんだと思います。(なりたいかは別にして)