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【2020年】買って読んで良かった本【20個まとめ】

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今回は、2020年に買って良かった本をご紹介します。

 

2020年なので、20冊ご紹介します。

 

ざっくり年間200冊以上の本を読んでいます。つまり、通過率は10%以下です。とはいえ、実際は2020年以前に読んで本も含まれています。

 

ですが、2021年に読んでも面白い本をまとめているので、ご了承ください。

 

「本を探しているけど、良い本が見つからない」
「本を探すのがめんどくさい」
「2021年はなにか本を読みたい」

 

そんな人におすすめの内容になっています。少し、ジャンル分けが雑なのは承知していますが、こちらの4ジャンルに分けてご紹介します。

 

※各ジャンル一押しの本は、タイトルの後ろに(☆)をつけました。

 

自己啓発、頑張る力をくれる本(5冊)
・心理学、経済学(9冊)
・健康関係(2冊)
・小説(4冊)

 

 

 

自己啓発・頑張る力をくれる本】

応援する女性

まずは、自己啓発関係や、頑張る力をくれる本からご紹介します。

 

当たり前ですが、全ての成長や努力に必要なのは「頑張る力」です。どんな高級車でも、ガソリンが無ければ走れないのと同じです。

 

やる気やモチベーションは、ガソリンです。まずは、ガソリンを満タンにする本からご紹介します。

1GIVE&TAKE

与える人こそ、成功する。

 

これは理想論では無く、事実です。

 

「人に搾取されている気がする」
「人のために行動した結果、自分の時間が無くなる」
「人の頼みごとを断れない」

 

そんな人におすすめです。たしかに、人から搾取する人も成功します。

 

しかし、最も大きな成功を発揮するのは「与える人」のようです。心優しい人にこそ、刺さるものが多いと思います。

 

与える人であり続けるために、与える人でも損をしないために。是非、一読をお勧めします。

2GRIT(☆)

成功に必要な力は「やれば出来ると知ること」と「やり抜く力」です。

 

こちらは、やり抜く力の重要性と伸ばし方がわかる本です。

 

・継続は力なり
・石の上にも三年
・ローマは一日にして成らず

 

継続に関する言葉はたくさんあり、昔から価値が認められています。

 

とはいえ、最近では「切り替える力」も重視されていて、何が重要かわからなくなる時があります。

 

そんな時、この本を読むことで「本当のやり切る力」を身につけることができるはずです。

 

間違いなく言えるのは、成功した人は全て、成功するまで続けていることです。

3諦める力

元、アスリートの為末大さんが書いた本です。

 

やり抜く力の次に紹介する本が諦める力。なのは少し皮肉な気がしますが、どちらの本も名作です。

 

やり抜く力は、ある程度一般の人に効果のある本で、諦める力は超一流になりたい人が、現実を知るために読んでおくべき本です。

 

確かに、継続する力は現代最も注目されている能力ですが、諦められなくて、人生を棒に振るう人がいることも事実です。

 

・誰でも超一流のアスリートになれる訳じゃ無い。

 

残念ながら当たり前のことです。しかし、適切なタイミングで諦められる人は、次のステージにつなげることができます。

 

この考え方自体は「OPTINOB」という本にも書かれています。こちらも面白い本でした。

 

人が落ち込み過ぎる時には、3つの思考の罠があるようです。

①全て自分のせいだと思い込む
②全ての領域で、失敗が自分に影響を及ぼす
③今後の人生で、失敗や後悔から救われることは無い。

 

こんな考え方は危険です。悩んだ時、落ち込み過ぎた時。この3つに気を付けてください。詳しくはこちらから。

 

4進化する勉強法

勉強をする前に、勉強方法について知っておくと有利だと思いませんか?

 

同意見の人におすすめです。

 

あらゆる知識やノウハウで、一生涯使えるのは「勉強法」です。

 

・受験
・仕事の知識
・新聞のニュース
・遺産管理

 

どんな年齢になっても勉強をしない時はありません。正しい学び方を身に付けることができれば、いつまでの高効率なインプットが可能です。

5MIND SET

成功に必要な力は「やれば出来ると知ること」と「やり抜く力」です。

 

こちらは、「やれば出来ると信じること」について学べる本です。

 

実際にやれば出来ると教えられた子供は、粘り強く、成長することがわかっています。

 

もちろん、大人になっても同じです。

 

ただ、やれば出来ると信じるだけではダメです。その理由も含めて理解することで、正しいマインドセットが可能です。

 

さらに、間違ったマインドセット教育をしてしまうと「隠す」「誤魔化す」ことが増えます。

 

正しい教育方法を身につけるためにも効果的です。

【心理学・経済学関係】

心理学と経済学を同ジャンルにするのはなぜ?

 

そんな風に思う人が多いと思いますが、経済と心理学は密接に関係しています。

 

なぜなら、経済学のほとんどは人の心理が影響するからです。

 

・貿易政策
・投資関係
ゲーム理論
・経済政策

 

例えば、「景気」とは経済が好転しているかどうか。だけを示すものではありません。「人々がどう感じるか」も景気の判定にも、景気自体にも影響します。

 

心理学を知らずに、経済学を語ることは不可能。それが、私の考えです。


6予想どおりに不合理

行動経済学の本です。行動経済学こそ、心理学×経済学。です。

 

人が合理的な行動をしない理由や、記憶がなぜ歪むがわかります。

 

人の感情や行動原理を理解すれば、仕事も恋愛も、友人関係も楽になります。

 

読みやすく、理解しやすい内容な点もおすすめです。経済学を知らない人でも、しっかり理解できるように書かれています。

 

行動経済学の入門書として、ベストです。

 

7ウォール街のランダムウォーカー

投資に関する本の古典中の古典です。

 

この本の結論としては、「投資信託がベスト」ですが、その理由や単一株の投資やFXがなぜ難しいか。がわかります。

 

投資の世界には「○○法」や「○○の法則」などが、無数に存在し、消えていっています。

 

それは、普遍的な法則がほぼ存在しないからです。

 

そんなランダムウォークする投資の世界で、素人が生き残るために必要なのは、安定した投資先です。

 

どんな好景気でも、どんな不景気でも折れないメンタルや投資戦略を作るきっかけになります。

8空気を読む脳

非常に読みやすい脳科学の本です。

 

脳科学の本と聞くと「なんだか難しそう」な印象を受けると思います。

 

しかし、こちらの本では脳科学の観点から、人の感情や心理についてわかりやすく学ぶことができます。

 

・なぜ、人は不倫するのか
・なぜ、男性はキャバクラに行くのか
・なぜ、芸能人のバッシングは終わらないのか

 

そんな人々の不思議な行動を、脳科学の世界から覗いてみませんか?

 

新書なので、手軽に読める点も魅力です。


9最強の人間関係(☆)

人間関係の教科書として最適です。

 

今年読んだ本で、最もためになった。と思った本です。

 

この本がおすすめな理由は2つです。

 

①誰も教えてくれない人間関係を作る方法を学べる
②社交的で無い人でも使える知識が満載

 

人間関係が重要なことは全ての人が理解しています。にもかかわらず、誰も教えてくれません。

 

この本は、そんな「知りたいけど、どうしたら学べるか」がわからない人間関係について、学べる本です。

 

また、社交的じゃない人でも活用できる点も魅力です。

 

人間関係の本を読むと「この人は、社交性が高いな」「人と関わることのストレスが少なそうだな」と思う人が多いです。

 

しかし、この本の作者は人間関係を作るのが苦手な人でした。だからこそ、統計的な手法や、実験を使い、人間関係術を構築してきました。

 

・始めて会う人とまともに会話できない
・友人を作るのが苦手
・社交の場に行くのが怖い

 

そんな人におすすめの本です。

 

結局人間関係も科学です。ある程度正しい方法や、法則が存在します。

10ファスト&スロー

こちらも「予想どおりに不合理」と同じく、行動経済学の名著です。

 

少し内容は難しいかもしれません。それでも、行動経済学をちゃんと勉強したいなら、この本がベストです。

 

ファスト&スローを読めば、行動経済学の大切なことのほとんどはカバーできます

 

人には、大きく2つの思考があります。

①早い思考
②遅い思考

 

このうち、最もよく使われる便利な思考は①早い思考です。しかし、この思考のせいで、認知がゆがんだり、正しくない判断をすることがあります。

 

その理由や、対処法、具体例についてたっぷり知れるのがこの本です。 

11決め方の経済学

多数決には2つの種類があります。「ある程度平等か」「不平等か」があります。

 

多数決について知らないせいで損をする場面があります。

 

例えば、タワーマンション(35階)で、エレベータの増築工事をすることになったとします。

 

その時の投票案が、こんなものだったらどうでしょうか?

・1Fの人が全て支払う
・全員で分割する

 

この選択肢で、正しい方は、全員で分割です。しかし、結果は1Fの人が全て支払う。になる可能性が高いです。

 

他にも、こんな例があります。(こちらの方が使いやすい)

 

ランチのメニューでこちらの候補なら、どれが選ばれやすいでしょうか。

 

・中華料理屋
台湾料理
・中華ファミレス
日本食

 

もちろん、日本食です。こちらは極端な例ですが、選択肢が何か。によって、多数決の結果は変わります。

 

中華料理を食べたい人がたくさんいても、候補が多ければ分散します。一方、日本食を食べたい人が少なくても、候補が1つなので集中します。

 

結果的に、日本食が圧倒的に有利な条件での多数決になってしまいます。

 

多数決の罠を知らないと、思わぬところで「みんなが望んでいない結果」になる可能性があります。

 

子供のころから使ってる多数決ですが、意外にも正しい使い方を知らないものです。

 

深く、広く決め方を知るなら、決め方の経済学がベストです。

12投資で一番大切な20の教え

投資で「一番大切な教え」が「20個」ある不思議な本です。

 

投資の世界で、本当に勝ち続けている人の書いた本です。

 

「投資に興味がある」
「投資の世界を知りたい」

 

そんな人におすすめです。もし、投資をしなくても、投資とはこんな世界なんだな。と知れるだけでメリットがあると思います。 


13影響力の武器

心理学に関心がある人のほとんどが、この本を読んでいると思います。

 

影響力を武器とする方法。影響力の武器に支配されない方法。

 

どちらも知ることができる本です。

 

・返報性の法則
・一貫性の法則
・社会的証明
・権威への信頼

 

この辺を知っているだけで、人の心理について、違った見方ができると思います。

 

教養としても、知っていて損の無い知識です。今年読んだ、心理学の本ではナンバーワンです。

14統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である。そんな風に言えるのは根拠があります。

 

それは、あらゆる学問は「統計的な手法によって」証明されてきたからです。

 

統計学とは、インターネットです。どんなに優秀なデバイスがあっても、インターネットが無くては使えません。

 

統計学を知らずに、新しい知識を得ることは難しいです。なぜなら、使える情報か、使えない情報か判断が出来ないからです。

 

人生において、一度は統計学について勉強しておきたいものです。

 

勉強法と同じくらい、統計学の知識は広く使えるはずです

 

【健康関係】

あまり健康関係については、紹介したくないのですが。(万能な方法が存在しないから)

 

それでも、これは面白いな。と思った本をご紹介します。

 

健康に関することなので、細かいことは「あえて」ご紹介しませんが、2冊とも非常におすすめです。

 

生活習慣が変わること、間違いなしです。


15腸科学

腸内細菌に関する本です。腸内細菌が与える影響は、非常に大きいことが確認されつつあります。

 

除菌ブームの今こそ、腸の健康について考えてみるきっかけにしてください

 

野菜と乳酸菌を取ることの大切さが身に沁みます。

16最高の体調(☆)

数多くの論文から導き出された、統計的な体調の正解について学べます。

 

内容が細分化されているので、本を読むのが苦手な人でもさらっと読める点も魅力です。

【買って良かった小説】

本を読む女性

元々本を好きになった経緯は「小説が好きだったから」です。

 

映画を見る時間があれば、小説を読みたいと思うタイプです。

 

誰かに決められたキャラクターや描写よりも、自分の頭で思い描く景色の方が好きだから、小説が好きです。

 

比較的「読みやすく」「面白かった本」を選びました。

 

小説は先入観少なく読んだ方が良いと思うので、細かい描写は特に避けています。

 

17仮面山荘殺人事件

推理小説が好きになったきっかけの本です。

 

クローズドサークル物で、隔離された場面で起こる殺人事件についての本です。

 

今や、クローズドサークルは現実味が減ってきています。(スマホやインターネットの普及により)

 

それでも、推理小説の一番面白いカテゴリーの一つだと思います。

18塩の街

3部作ですが、こちらが一番面白いと思っています。

 

人が塩になる病気の流行った世界が舞台です。奇抜な世界で描かれる人間の本質や愛に触れることができます。

19旅猫レポート(☆)

心が温まる、猫好き必読の小説です。

 

猫と一緒に旅をする青年の物語で、猫の可愛さや憎たらしさ。旅と人との関わり。

 

やっぱり猫は可愛いな。そんな風に思う小説です。


20君の膵臓を食べたい

君の膵臓を食べたい。この衝撃的なタイトルは、ただキャッチーなだけではありません。

 

途中から、一気に引き込まれ、いつの間にか読み終えていた本です。

 

 【2020年】買って読んで良かった本【20個まとめ】

 今回は、本だけに絞って20冊おすすめの本をご紹介しました。

 

実は21冊になっているのは、内緒です。

 

本の面白さを知らずに、「私は本が好きでない」そんな風に思っている人が居ると思います。

 

もし、今回ご紹介した本で、「本って面白いかも」と思ってもらえたらうれしいです。 

 

これからも、読書術やおすすめ本をご紹介していくので、よろしくお願いします。

 

読書量を増やすためには、電子書籍があると便利です。紙の本と違ってセールで本を買うことができます。

 

私は、すでに、セール分で端末代を取り返しています。詳しくはこちらから 。お風呂で本を読むと、誰でも手軽に読書量を増やせます。

 

お題「#買って良かった2020