読書における才能で最も大切なのは「好き」と感じるかどうか。です。
あらゆるスポーツ、資格、仕事でも、同様です。
「最短距離で成長したい」
「無駄な努力をしたく無い」
そんな風に思い、あれこれとノウハウを整理したくなる気持ちはわかります。
どちらかと言えば、私もそのタイプです。とはいえ、やはり、読書における最強の才能は「好きと感じる力」だと思います。
今回は、その理由を3つご紹介します。
①辞めずに続けられる
②習慣化しやすい
③苦難を楽しく乗り越えられる
もちろん「好き」という感情も、固定されているモノではありません。
「苦手だったピーマンが好きになった」
「ビールが美味しく感じるようになった」
など、好きという感情は、案外不安定です。現時点で、読書が好きじゃない人でも、読書好きになる方法も最後にご紹介します。
読書で一番大切な才能が「好き」だと思う3つの理由
まずは、先ほどご紹介した3つの理由についてご紹介します。
「好きこそものの上手なれ」は、あらゆる事象で使える心理法則です。
・最短距離で○○する方法
・絶対にうまくいく○○
これらの方法は、つい気になってしまいます。しかし、たとえ最短距離でも、ゴールまで走り切れなければ意味がありません。
大切なのは、最後まで走り抜けることです。最短距離を歩むことでも、回り道をしないことでもありません。
①辞めずに読書を続けられる
一時的に夢中になったのに、最後まで続けられなかったこと。あなたにはありますか?
・ギター
・スポーツ
・資格勉強
・手芸
・筋トレ
などなど、一度は取り組んでみたものの、途中で挫折したことのある人はたくさんいます。
例えば、ゴルフを初めてみよう。と思った人は、まずはこんなことをします。
・おしゃれなウェアを買う
・ゴルフクラブを買う
・YOUTUBEで動画を見る
・知り合いに教えてもらう
・レッスンプロに習う
これだけのことをしても「今はやっていない」人はたくさんいます。
彼らは、最短ルートで、集中的に努力をしたのに「ゴルフを楽しく続けること」は出来ませんでした。
読書も同様です。いかに、読書グッツを買いそろえようと、いかに、速読法を身に付けようと、続けられなければ意味がありません。
その、最も大切な「続けること」を継続することを、読書好きなら全く苦労せずに行えます。
たとえ、時間が空いたとしても、読書好きの才能があれば、再び読書家になることも簡単にできます。
②読書好きの才能があれば習慣化できる
好き。という感情だけでも、人は継続することができます。だからこそ、才能と言えます。
とはいえ、習慣化のテクニックがあるとさらに、読書を継続しやすくなります。
・帰ってきたら、手洗いうがいをする
・トイレに行ったら、水を流す
・起きたらまずは、スマホを見る
これらの行動に、「やるぞ」と気合を入れる人はいません。それは、習慣化しているからです。
習慣とは、意志の力をほとんど消費せずに行動ができる、強力なライフハックです。
そんな、読書習慣を作るには、週4回を8週間程度続けるのが、おすすめです。※読書を習慣化する7つの方法はこちらから。
読書が嫌いな人なら、8週間は高いハードルです。頑張って8週間続けても、そこで本を読むのを辞めるかもしれません。
しかし、読書好きの才能があれば、8週間の継続は簡単です。つまり、読書が好きなら、なにも考えずに、習慣を取り入れることができます。
③苦難を楽しく乗り越えられる
読書含め、どんなことでも苦難に直面することがあります。
・飽きる
・疲れる
・思うように進まない
・スランプ
などの苦難に直面することがあります。
しかし、読書が好きなら「飽き対策」や「疲れ対策」に前むきに対応できます。
読書に飽きたら、「読む本を変える」「読む場所を変える」などの方法がありますし、読書に疲れるなら、立って読む方法もあります。
※読書の飽き対策については、こちらでご紹介してます。
また、読書中の肩こり、腰痛は「立って本を読むこと」がおすすめです。具体的には、スタンディングデスクを使うのが、手っ取り早いです。
読書好きの才能を手に入れる3つの方法
最後に、読書好きになれる3つの方法について、ご紹介します。
もちろん、方法に正解はありません。あなたが読書好きの才能を手にできるなら、どんな方法でも大丈夫です。
最初の2つは心理学の法則を活用する方法です。
①本を買ってみる(保有効果)
まずは、保有効果です。
保有効果とは、持っている物を「実際より価値があるモノ」と認識する、バイアス(思い込み)のことです。
つまり、本を買ってしまえば、本来の価値よりも高く、自然に評価します。
買った本の方が、前向きに読めるのはそれが理由です。(こちらに関して、詳しくはこちらから)
②本を定期的に読んでみる(単純接触効果)
また、習慣化以外にも、定期的に本を読むことにはメリットがあります。
それは、単純接触効果です。
単純接触効果とは、繰り返し接しているモノに、好意や愛着を感じることです。
つまり、定期的に本を読むことで、活字への愛着がわく可能性があります。
「定期的に読書が出来ないから困っている」
そんな人は、見える位置に本を置いておくだけで、効果が期待できるかもしれません。
③面白い本に出会う
最後におすすめなのは、やはり「面白い本に出会うこと」です。
本については、好みがあるので本を紹介しているブログを見て、お気に入りのブログから本を探すのがおすすめです。
私のブログでも、本の書評やおすすめ本の整理をしているので、宜しければご覧ください。
読書で一番大切な才能は「好き」な3つの理由
今回は、読書で一番大切な才能が好きである3つの理由。読書好きの才能を手に入れるための方法を3つ。ご紹介しました。
既に、読書が好きな人は、あまり細かいことを考えず(覚えられない・集中しきれないなど)読書を楽しんでください。
また、今読書好きの才能が無い。と感じる人は、自分が取り組みやすい方法を1つ見つけて、読書を少しでも楽しんでください。
お気づきの人もいるかもしれませんが、面白いの本を買って、手元に置いておくのが最強です。
一石三鳥なので、是非、トライしてください。