習慣術が重要な理由はシンプルです。
「意志の力を使わずに、努力すべきことができる。」
どんなに努力をしようと思っても、高いモチベーションがあっても、続けることは難しい。
・健康に良い食事をしたい
・腹筋を割りたい
・資格試験の勉強をしたい
・読書時間を増やしたい
そう思っても、継続するのは難しいですよね?意志の力に頼っていては、結果を出すことはできません。
だからこそ、習慣化の力を活かす必要があります。
習慣の力は車で言えば自動運転です。運転テクニックが無くても、経験が少なくても結果を出すことができます。
なりたい自分という目的に連れて行ってくれるのが、習慣化という自動運転です。
その習慣化として、最も簡単だと思う「習慣+習慣」という習慣化の技術をご紹介します。
読書についても、もちろん習慣化のテクニックが使えます。
習慣に習慣を加える。とは
まずは、定義です。
習慣に習慣を重ねる。とは、すでに形成されている習慣に対して、新しく作りたい習慣を重ねることです。
例えば
・朝の歯磨きをしたら、読書を10分する
・電車に椅子に座ったら、乗車中読書する
・散歩に行ったら、オーディオブックを聞く
このような形で形成します。
これは「if then プランニング」に近い方法のため、習慣化術の中では最も効果が高い方法です。※目標達成率300%です。
つまり、今回の方法は「If Then プランニングの活用法」とも言えます。
習慣化に習慣化を加える3つのメリット
すでに習慣が確率していることに、新しい習慣を加えることのメリットはシンプルです。
・習慣を忘れにくい
・習慣形成がカンタン
・選択肢が豊富
このあと詳細をご説明します。
習慣を忘れにくい
まずは、習慣化をすること自体を忘れにくいこと。
「習慣化したいのに、それを忘れてしまう。」
「習慣化が根付かない」
それは、そもそも習慣化をすること自体を忘れてしまうからです。
忘れる。ということの対策は非常に難しい。
それは、忘れてしまった事自体を思い出すのが難しいからです。だからこそ、忘れにくい習慣化テクニックに価値があります。
習慣形成がカンタン
習慣化を作るときに、If Then プランニングでは、トリガーを作る必要があります。
・朝起きて、水を一杯飲んだら本を読む。
この「朝起きて、水をいっぱい飲んだら」を決めるのが難しいです。
今から3分以内に、新しいIf Thenプランニングを5個考えることができますか?それが出来ない人には、習慣に習慣を加える方が難易度は低いです。
つまり、すでに習慣化されていることであれば、カンタンに習慣化ができます。
普段通りの生活に、新しい習慣を追加するだけだからです。
既存のものを活用するだけなので、新しくアイデアは要りません。
選択肢が豊富
人の行動の90%は習慣で出来ている。とも言われます。
他の研究は1/3~1/2とも呼ばれているので、何を習慣と位置付けるか。によるとは思います。※呼吸やスマホの操作法まで含めれば、ほとんどの行動は習慣です。
生活習慣のほとんどが習慣で出来ていると仮定すると、習慣に習慣を重ねること。は選べる選択肢が非常に多いです。
・歯磨き
・身支度
・食後
・電車の移動
・帰宅後すぐ
などなど、豊富な選択肢から、新しい習慣を作ることが可能です。
「歯磨きをしたら10分読書をする」
「身支度を整えたら、10分読書をする」
こういった習慣を積み重ねることで、読書時間を増やすことができます。
どんな習慣に読書を追加すれば良いか
では、どんな習慣に習慣を足せばよいのでしょうか?
それは、こららのポイントを抑えた習慣です。
・毎日行っていること
・時間が決まっていること
・忙しくない時間に行っていること
こういった要素満たす、既存の習慣に、読書を加えてみましょう。
いきなり最適な習慣を選ぶのは難しいので、何個か試していただいて、あなたに合う習慣を探してください。
読書時間を増やしたいのであれば、2,3個習慣を見つけられるとベストです。
また、習慣化の難易度や時間の密度を考えると「朝の習慣」が最強です。理由はこちらから。
読書量は大切。だからこそ短い時間で本を読む
本をたくさん読むのに必要なのは「集中力と時間」です。
どちらも重要で、どちらか一方が欠けてしまうと読書量の確保は難しくなります。
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