"塵も積もれば山となる"
何事もやればやるほど成長するものです。
年間200冊の読書をして思ったこと。「読書法がわかってきた!」ということ。
もちろん、読書術に関する本も一通り読み終えています。
今回は、そんな読書好きな私が本を読む時に必要なことを整理します。
読書はインプットの作業です。
・効率良く良い本を探す
・本を読む力を育成する
・読書が進む環境を整える
・本を読むモチベーションを維持する
こういった、地道な努力こそ、どんな時でも私たちに力を与えてくれます。
ご紹介するのは、大きく4つの読書知識です。
1.読書家になるマインドとは
2.読書効率を上げる方法
3.読書量を増やす方法
4.本の探し方
目次をクリックすると、ジャンプできます。
- 自己紹介:こんなきっかけが読書を好きにした
- 読書が苦手な人は「思い込み」の可能性を疑うべき「バイアス」
- 読書が自己成長に最適な理由
- 読書って、どんな能力が身に付くの?
- 読書の種類は2つある
- 1.読書の心得え【読書マインド】
- 2.効率良く本を読むための方法【読書効率】
- 3.読書量を上げる方法
- 本は繰り返し読む【検索学習】
- 小説だって、読み返すメリットがある。
- 4.良い本の見極め方
- 紙の本と電子書籍について
- 格安で読書をする
- 書店も大変
- 読書術を徹底解説。効率良くたくさんの本を読む方と本の探し方まとめ
自己紹介:こんなきっかけが読書を好きにした
私は年間200冊以上の読書を続けています。たくさん本を読んだら、人生が変わるか。というチャレンジをしているからです。
このブログも、読書で得た発見や気づきを整理しています。
そもそも、私が本を好きになったきっかけは「ゲームの攻略本」です。
「本には貴重な情報が書かれている。」
「読書によって、問題が解決する。」
あくまで、ゲーム上の話ですが、読書に対してのポジティブなマインドセットが作られたのがこの時期。
塾をサボって、図書館で本を読んでいたこともあるくらい、読書が好きでした。
決して褒められることでは無いですが、結果年間200冊の読書につながっている。と思うのと、何事も良い面と悪い面があるなあ。と思います。
結論。読書で一番大切な才能は「好き」です。
好きは、あらゆる課題やハードルを飛び越える脚力を与えてくれます。
年間200冊の読書でこんな変化がありました。
年間200冊の読書をして起きたのは、良い変化だけではありませんでした。
もちろん、知識が増えたり、言語化できる感情が増えたりして、メリットの方が大きかったです。
いろんな行動に「こんな意味があるからやる。やらない。」という判断基準もできました。
自分の感情を言葉に変換できるようになり、メンタルも強くなったと感じています。
ですが、こんなデメリットも感じています。※知識の呪い。
・語彙が伝わらない
・あるあるが人とずれる
・説明が理解されにくい
何事もトレードオフ。そんなことを学んだのも読書体験です。
読書が苦手な人は「思い込み」の可能性を疑うべき「バイアス」
私は本を読むのが好きなので
「この本面白いよ。」
「たまには読書をしてみたら?」
などと言うことがあります。ですが、多くの場合の回答は
「本を読むのが苦手だから難しい。」です。
ですが、それは思い込みの可能性があります。
・自分はこれが苦手
・この人はこんな人
・インフレは悪いモノ
と思うと、それに合う情報だけを探します。結果、その考えを変えることができません。
つまり、都合の良いことだけを目にするようにします。(確証バイアス)まずは、自分の読書が苦手だ。という思いこみから無くしていきましょう。
「本を読むのが苦手。」
そう思っているあなたも、すんなり楽しく読めた本があるかもしれません。もしくは、集中して読めたブログがあるかもしれません。
活字を楽しむ経験は、探せばだれにでもあります。それが見つかれば、読書の苦手意識は減ります。
読書の成功体験を積み上げましょう。
読書が自己成長に最適な理由
読書(知識)を持っている人が最強な理由は「巨人の肩の上に乗ることができる。」からです。
巨人の肩に乗る。とは、このような意味です。
巨人:先人たちの知恵
肩に乗る:知恵を前提に、新しく思考する
例えば、車輪が出来た時は、当然人力でした。
馬車:車輪+馬
自動車:車輪+エンジン
EV:車輪+モーター+バッテリー
多くの発明は既存品の新しい組み合わせ。つまり、読書によって、知識を得ることは新しい発明への最短ルートです。
読書って、どんな能力が身に付くの?
読書で身に付く代表的な能力は10個あります。
1.言葉遣い
2.語彙
3.文体の型
4.知識や情報
5.文章理解力
6.考え方・思考法
7.共感力
8.モチベーション
10.偏見
知識や情報を得る手段だけでは無く「共感力」や「思考法」を身に付けることができるのが読書。
文字を読み、それを自分の頭で理解する作業が必要だからこそ、他の情報媒体よりも得られることは多いです。
仕事の悩みだって、読書で解決できる
仕事の悩みも、読書でほとんどが解決できます。
「いやいや、私の仕事は特殊だから。」
「特殊な作業をしているから、マネできない。」
そう思うかもしれませんが、それは間違い。
もちろん、参考書の模範解答のような、そのまんまの解決方法は無いでしょう。
ですが
・コミュニケーション術
・戦略の立て方
・アイデアの出し方
・ゲーム理論
・モチベーションの高めかた
など、様々な知識を組み合わせることによって、仕事も問題のほとんどは解決します。
なぜなら、仕事とは、問題解決だからです。
問題解決の手法やそれに類似する情報は、読み切れないくらい出版されています。
「もしかしたら、ヒントになる本があるかも。」
そのフィルターで本探しをしてみましょう。
コミュニケーションも読書で伸ばせる
コミュニケーション能力も読書で成長します。
それは、いわゆる「コミュニケーションのテクニック」だけではありません。
もちろん、コミュニケーション技術を学ぶこともできますが、人間関係を上手に送るために必要な「共感力」も身に付きます。
主に、小説をよむことで、こんなことを知れます。
・感情の種類
・感情が動くロジック
・人の心の動き方
カナダのトロント大学で「フィクション小説を読むことで、共感力が鍛えられる可能性がある。」という研究結果が出ています。
読書って、実は創造性が高まる活動。【創作家必見】
そもそも、読書は「インプット」だけではありません。
読書はクリエイティブな作業です。
なぜなら
1.作者の思いをくみ取る
2.行間を感じる
3.世界観を脳内で構築する
こういった作業が必要になるからです。勉強のように「知識をくみこむだけ」の読み方では、頭でっかちになります。
ですが、目的を持ちながら、クリティカルシンキングを使い読書をすることで、創造的な読書法を身に付けることができます。
つまり、本を読むだけで創造性が高まります。
読書の種類は2つある
読書には、大きく2つの読み方があります。
1.知識を入れるための読書
2.考えるための読書
知識を入れるための読書については、ご想像の通りです。
考えるための読書とは「本を触媒にして、思考する読書」です。
つまり、本から得た情報や、文章表現。描かれている世界を基に、思考を広げていくことです。
「この本の情報からすると、仕事のやり方を工夫できるかも。」
「日常生活の悩みも、この考え方をすればいい事に見えるかも。」
このように、読書によって、新しく思考をするきっかけを作ることもできます。
1.読書の心得え【読書マインド】
読書で出来ること、得られることをご紹介してきました。
読書をライフワークにして、日々成長するためには「心構え」が必要です。
その1:一つでも学びがあればいい。
読書に、あまりに多くを求めてしまうと、期待値との差分が生まれます。結果、継続がが出来ません。
一万時間の努力で、人は一流になるとも言われています。(傾向値。)
読書も2,3冊読んだだけでは、大きな成果は得られません。とにかく、読書を辞めないために大切なのは「読書に期待しすぎないこと。」です。
その2:難しすぎると思った本は切り捨てる
真面目な人ほど、陥りやすいのが「難しすぎる」と思っているのに、読み切ろうとしてしまうこと。
多くの場合は、読書は自発的に行われるものです。つまり、読み切る必要はありません。
一冊の本に苦戦して、読書が嫌いになるよりは、さっさと切り捨てる方が良いでしょう。
他にも有益で面白い本は無数にあります。※日本では、1日200冊出版されています。
2.効率良く本を読むための方法【読書効率】
本を効率良く読むためには、どんな方法があるでしょうか?
効率良く本を読む。とはこれら3つのことです。
・記憶の定着を上げる。
・集中力を高める。
・読書環境を万全にする。
私が日常的に使ってる方法をまとめてご紹介します。
音読で集中力と記憶量を向上させる
「何度読んでも理解できないんだよなあ。」
そんな時は、音読がおすすめです。
使う五感が増えるので、記憶の定着にも効果があるんじゃないか。とも言われています。
さらに、しゃべることで眠気対策にも効果的。文章を読むリズムも目で読む時とは変わり、見え方も変わります。
ちなみに、読む速度を変えながら読むとさらに効果大。
読書記録で読んだ本の管理とアウトプットの練習をする
せっかく本を読んでいるなら、読書記録をつけましょう。
100文字以上で読書記録をとることで、インプット⇒アウトプット。ができます。
結果、記憶の定着に有利です。できれば、本を見ながらでは無く、記憶だけで書いた方が、検索記憶も使えて便利です。
・何冊本を読んでいるか。
・どんな本を読んだか。
そういったことも記憶できて便利です。私は、楽天ROOMで読書記録をしています。
楽天ROOMの場合は、紹介した商品が売れるとお金がもらえます。私は、それで年間数冊の本を買っています。
休憩の取り方が読書の質を変える
休憩時間何をしていますか?
ほとんどの人はスマホを見ているかもしれません。
ですが、理想的な休憩は「目を閉じてじっとする。」です。
なぜなら、記憶の定着率が上がるからです。
他にも
・散歩する
・筋トレする
・家事をする
・瞑想をする
などもおすすめの休憩方法です。上手に休めば、上手に頑張れる。
あなたは、休憩したつもりになっていませんか?
時には、読み飛ばすことも大切
読書効率を上げたいなら、読む情報を適切に絞ることも大切です。
このブログも、おそらく飛ばし飛ばし読んでいるかと思います。この「飛ばし飛ばし」のやり方次第で、読書の質を上げることができます。
速読は不可能です。なぜなら、文字を追う速度のほとんどは遺伝で決まるから。
もちろん、読書量が増えれば、ある程度読む速度は上がります。ですが、いわゆる速読(数分で一冊)などは不可能。
ならば、単純に読む文章量を減らす「読み飛ばし」の方が理にかなっています。
読書環境を整える
ぬかるんだ地面では、早く走れません。
それと同じように、読書環境も整っていないと、最大効率の読書は不可能です。
スタンディングデスクは脳みそに良さそう。
「本は座って読むもの。」
そんな時代は少しずつ変わっていくかもしれません。
今や、スタンディングミーティングはある程度世間に広まってきました。
座ってばかりの生活では、運動量も減りますし、体に負担がかかります。
立ちながら本を読むことで
・体の負担が減る
・消費カロリーが増える
・眠気対策になる
・読書の集中力が増える
などもメリットがあります。ちなみに、このブログもスタンディングデスクで書いています。
慣れれば座って書くよりも疲れません。
読書の邪魔になるモノを排除する。
どんなに走りが早くても、飛ぶべきハードルが増えれば早く走れません。
本を読む時、あなたのまわりで邪魔をしている物がたくさんあります。
例えば、こんな邪魔はありませんか?
・現在バイアス(今を過剰評価する)
・音
・乱れた部屋
・心配事
そんな読書の邪魔が何かを知り、対策をすることで、読書効率は上がります。
基本の戦略は「邪魔者から距離を取る。」です。
読書中に、他の事が気になることもありますよね?
「そういえば、ご飯炊きたい。」
「明日の仕事の資料、まだ終わってないや。」
そんな時はどうしていますか?
おすすめの対処法は2つあります。
1.諦めて他のことを先に終わらせてしまう。
2.気になりやすい対象物を物理的に離す
机の上にスマホを置いておくだけで、仕事の集中力が下がります。それだけ、コミュニケーションは、人の心を引き付ける。
他のことが気にならないように、距離を置きましょう。それでも抗えない興味は先に終わらせてしまう。
これが、読書の邪魔対策としては無難な方法です。
読書姿勢は大切
本を読む時の姿勢は、読書効率に大きな影響を与えます。
本を読む姿勢は大きく
・座る
・寝転ぶ
・立つ
の3つがあります。私のおすすめは「立つ」です。ですが、ずっと立ちながら読書をするのは大変です。
もちろん、私も座りながら本を読むことも多いです。
おすすめは「座る⇒立つ⇒座る」をループする方法。
本を読む時に、じっと読んでいるのはもったいない。読書は動きながら読むものです。※歩きながら読むのもおすすめ。
何を飲むかもちょっとだけ大切
読書中の飲み物にも、たまには気遣ってみませんか?
正直、そこまでこだわる必要はありません。
ですが
「読書に飽きてきた。」
「気分を変えたい。」
そういう時は、飲み物でリフレッシュするのもアリです。
私は、「コーヒー」「水」「炭酸水」が多いです。
何を聞くかも大切
結論は「無音=ベスト」ですが、周りがうるさかったり、どうしても集中できない時は、音が欲しくなるモノです。
一押しは、ホワイトノイズです。
他にも、自然音や歌の無い曲(ジャズやクラシック)もおすすめです。
歌が入っている音楽は、集中力がそちらに割かれるのでできるだけ控えましょう。
もちろん、音量は控えめで。
ちなみに、創造的な作業中は多少の騒音がある方が、クリエイティビティが増すようです。
読書場所も意識してみる
読書はもっぱら自宅。という人は、場所を変える思考を持つと良いでしょう。
移動という、生産性の低い時間を読書時間にすることもできます。
また、あえて本を読む場所を変えることで、読書効率が上がることも期待できます。
例えば、カフェで本を読むこともおすすめです。
それは、人が見ている前ではいつもよりも「ちゃんとしよう。」と考えるからです。
「この本読みにくいけど、読み切りたい。」
そんな時は、人前で読書をするのもおすすめです。
3.読書量を上げる方法
ここからは、読書量を上げるための方法を整理します。
基本的に、読書量は増えれば増えるほど良い。それは、知識も考え方も増えますし、語彙力や共感力なども鍛えることができるからです。
読書量の目標値は月4冊【目標設定の根拠】
ようブログでおすすめしている、読書量の目標は「月4冊」です。
統計的に、ほとんどの人は月に1冊以下しか読書をしていません。
※文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」を参考にしています。
また、月に4冊以上読んでいる人はほとんどいません。月に4冊読めば、日本人の上位10%に入ることができます。
また、月に4冊なら、忙しい人でも時間を捻出することができます。さらに、知識の量や幅の面でも、充分な量です。
月に4冊。年間50冊を目標に読書をしてみましょう。もちろん、簡単に読書記録を取ることもおすすめです。
読書量を上げるためのモチベーションを管理する
努力をするために必要なことは2つあります。
1.モチベーション
2.習慣化
モチベーションを高めるために必要なのは「内発的動機付け」です。これは、あなた自身から湧き上がるモチベーションです。
「このまま読書をしたら、どんなふうに思考が変わるのか。」
「本を読むことで、成長した自分になりたい。」
こう考えることができれば、読書のモチベーションが上がります。
結局、誰かに与えてもらったモチベーションは長続きしません。モチベーションを自家発電できるのが最強です。
読書量を上げるための習慣化をマスターする。
続いて習慣化です。
習慣化は、モチベーションとは異なり「自動的に続く」というのが最大のメリットです。
・朝起きたら水を飲む
・電車に乗ったら音楽をかける
・会社についてらまずはパソコンを立ち上げる
これらは習慣化されている行動です。つまり、意志の力を必要としないで、自然と起きる行動です。
読書を習慣化することができれば、疲れていたり、時間が無い時でも読書ができます。
読書に割く時間を増やすには、趣味を減らすこと
どんなお金持ちも、天才にも平等に与えられているのは24時間です。
1日25時間本を読むことは出来ません。
時間が限られているなかで、時間配分を決めているのはあなた。
その配分の候補(趣味)がたくさんあると、読書に割ける時間は減ります。
もし「もっと本を読みたい。」と思うなら、趣味を減らしましょう。
少なくとも、なんとなく見ているアプリは削除しておきましょう。確実に使える時間が増えます。
・ゲームアプリ
・漫画アプリ
・ニュースアプリ
削除が理想です。難しい場合は、スマホのメイン画面に表示されないようにするだけで、効果があります。
読書のサブスクで読書量が爆増する
「せっかくお金を払ったんだから。」
そう思う経験はたくさんあります。
・食べ放題にいった時
・つまらない映画を、映画館で見ている時
・サブスクを契約している時
経済学的には「サンクコスト」と呼ばれ、おすすめされていないのが、上記の考え方です。
ですが、このサンクコスト(お金をはらったから元を取ろう)は、読書量においては重要な考え方です。
つまり、読書のサブスクを契約すれば
「せっかくお金を払っているから利用しよう。」
と思って読書量が増えます。
私も、この方法で確実に読書量が増えました。もちろん、電子書籍のため、選んでから読み始めるまで最速。という便利さも理由の一つです。
Amazon prime会員になるだけで、無料で本を読むことができます。※prime readingが勝手についてくる。
私は、そこからさらに課金して、アンリミテッド契約をしています。※無料で読める本の数が増えるサブスク。
無料体験もできるので、チェックしてみて損しません。※試してすぐに辞めようと思っている場合は、リマインド設定がおすすめ。
お子さんを読書好きに出来るかもしれない方法
お子さんのいる人は「子供に本を読んでもらいたいよな。」と思う時があるかもしれません。
子どもの性格を決めるのは、遺伝と周りの環境が支配的です。とはいえ、読書を好きになってもらう。くらいなら、出来ることはたくさんあります。
※もちろん、教育に親の力が必須なのは前提としています。
最も大切なのは「しなやかなマインドセット」です。
・努力で人は成長できる
・どんなことでも、継続すれば上手くなる
・粘り強く頑張るのは良い事
こう思わせることができれば、最高です。褒める教育は、マインドセットにおいては最高と最低の結果を生みます。
・努力や過程を褒める:最高のマインドセット
・結果や才能を褒める:最低のマインドセット
他にも、お子さんに本を読んでもらえるための方法。お子さんが本を読まなくなる理由を整理しています。詳しくは、こちらのリンクから。
本を読み切る力
「本がなかなか読み切れないよ。」
そういう人は、本選びの失敗を最初に疑うべきです。
つまり、あなたに能力が無い。ということでは無く、本とあなたの相性があっていない。ということです。
・興味のある本を選んでいるか
・難易度は適正化
・読みやすいと感じる本か
こういったポイントを抑えていないと、本を読み切る力は身に付きません。
※こちらも併せてお読みください。
本は繰り返し読む【検索学習】
「本を読んでいるんだけど、身に付いている気がしない。」
わかります。人は忘れる生き物です。
でも、その忘れる。ということを使って勉強できるのが検索学習です。
検索学習では「何も見ずに思い出す。」ということをしてから、振り返りとして答えを見ます。
読書においても、一度本を読んだ後「こんな内容だった。」ということを思い出してから、読み返してみましょう。
復習の質が高まります。
検索学習自体は、どこでもできる。かつ記憶の定着率に有利な方法です。
身に付けておけば、いろんな場面で活用できます。
小説だって、読み返すメリットがある。
意外に思う人もいるかもしれませんが、小説も読み返すメリットがあります。
私もお気に入りの小説は昔から読み返しをしています。
・楽しさが保証されている。
・結末にがっかりしない。
・細かな描写に、一回目より集中できる。
「本を読みたいけど、今読みたい本が無い。」
そう思うなら、好きな小説を読み返しましょう。読書習慣の維持にもつながるのでおすすめです。
4.良い本の見極め方
良い本(面白く有益な本)を探す能力さえあれば、自然と読書量は増えます。
同じテレビでも
・町の航空画像
・好きな俳優のドラマ
だったら、どちらが集中できるかは明らかです。
つまり、あなたが楽しめる本を見つけることができれば、自然と読書の質と量が向上します。
もちろん「面白いだけ」ではダメ。間違った知識は偽物の地図です。どんなに進んでも目的地にたどり着きません。
面白くて、信頼性のある本(情報)を手にする方法も大切です。
・作者の経歴を見る
・注釈がたくさんある本にする
・エビデンスを紹介している本を選ぶ
こういった工夫で、より信頼性のある本を見つけやすくなります。
迷ったら、翻訳本を選ぶという選択肢
大雑把に言ってしまえば、翻訳本には2つのメリットがあります。
1.質の高い本である確率が高い
2.エビデンスベースで語られるケースが多い
そもそも、外国⇒日本。に本を売る場合は翻訳作業が必要です。作者も日本では有名でないケースも多々あります。
それでも、日本で販売されるのは、自国で評価されている本の可能性があります。結果、多くの外国人が認めている本=良い本の確率が上がります。
また、日本よりも欧米の方が科学的な考え方が基本になっているので、エビデンスベースの本が多いように感じます。
つまり、信頼性のある本を比較的選びやすくなるのが翻訳本です。
何から読んだらいいかわからない人向けの本
「そうは言っても、何から読んだらいいかわかりません。」
そんな人は、こちらにおすすめ本をまとめているのでご確認ください。本で勉強する時におすすめのジャンルの本を選んでいます。
※もちろん、全ての本は読み切っています。
【紹介している本のジャンル】
・考え方や思考法
・勉強法
・健康
・ビジネス
・マネー
・人間関係
・人生プラン
紙の本と電子書籍について
読書で気になるのは「紙の本」と「電子書籍」のどちらが良いのか。という問題です。
最近では、漫画アプリが増えているので、電子書籍で漫画を読んだことのある人もいるでしょう。
技術進化もしていて、便利な電子書籍です。ですが、まだまだ紙の本にも優位性はあります。
「どんな本を読むか。」
に合わせて、電子書籍にするか、紙の本にするか決めてみましょう。
・じっくり読む。読み返す:紙の本
・小説や、一度だけ読みたい本:電子書籍
この分け方で最初は選択してみましょう。
面白い本の探し方
「そもそも、本をどうやって探したらいいかわからない。」
そんな人のために、ご紹介するのはこちら。
・9つの本選び方法
・本探しは、書店が良い理由
面白い本を見つける9つの方法
「どうせ読むなら、面白くてためになる本が良い。」
誰しもそう思います。そんな時におすすめなのはこちらの9つの方法です。
①売れている本/レビューの高い本
②科学的な根拠に基づく本
③翻訳されている本
④作者の経歴が素晴らしい本
⑤文字が大きめの本
⑥自分が興味のある本
⑦流行りのタイトルがついていない本
⑧本の趣味があう人がおすすめしている本
⑨とりあえず半分くらい読んでみる(裏技)
詳細については、こちらでご確認ください。
キーワードは「みんなの意見を尊重する。」「読みやすい本を探す。」「誰が書いているか意識する。」です。
本探しをするなら、書店がおすすめな理由
「良い本を見つけたい。」
そう思った時に、ネットで検索をすることがあると思います。ブログを書いている私が言うのも難ですが、本探しなら実店舗がおすすめです。
それには、こんな理由があります。
・実際に本を眺めながら選べる
・自分の検索ワードに引っかからない本に出会える
・試し読みがしやすい
もし、お時間があれば本屋さんで買ってみましょう。結果、本屋を守ることにもつながります。
貴重な本との出会いの場は、普段の買い物で支えられています。
格安で読書をする
「たくさん本をよみたい。」
「多読で知識を詰め込みたい。」
そう思っても、毎月難十冊も本を買うことは難しいですよね?
そんな時は、格安や無料で本を読める場所を使いましょう。
おすすめは
・青空文庫(著作権切れ)
・図書館
・Amazon プライムリーディング
私は主に、図書館とプライムリーディングを活用して、多読しています。
書店も大変
本屋さんと言えば、読書好きならなじみのある大好きな場所かと思います。
「本屋さんに行くとワクワクする。」
「時間があると、本屋さんに行ってみる。」
そんな人もいるかと思います。
ですが、本屋さんは、その独特な業務システム上4つの問題を抱えています。
最近、小さな本屋さんが減って大型書店ばかりになっているのも、それが理由です。
このままでは、都会と田舎で本屋格差が拡大するなあ。というのが、私の懸念でもあります。
①再販制度(定価制)
②委託制度(返品自由)
③利益率が低い
④図書館
社会問題の一つとして、一度ご覧ください。
読書術を徹底解説。効率良くたくさんの本を読む方と本の探し方まとめ
今回は大きく
1.読書家になるマインドとは
2.読書効率を上げる方法
3.読書量を増やす方法
4.本の探し方
こちらの4つをテーマにこれまでの整理をしてきました。
「どんな風に本を選べばいいのか。」
「本を読む意義がわからなくなった。」
「面白い本探したい。」
そう思うたび、このエントリーを見てもらいたいと思います。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
読書のサブスク化は、ここから。