シンプルな暮らしを行うために絶対必要な、最初のステップについて整理します。
シンプルな暮らしを実現するのは、非常に難しいと思います。
・シンプルな暮らしをする方法
・断捨離の方法
・物欲コントロール術
など、このブログでもご紹介しましたが、肝心の「問題解決フローが難しいこと」について、触れていなかったのでご紹介します。
問題解決方法は2つあります。
①どんな問題があるか明確になっているモノ
②どんな問題があるか不明確なモノ
難しいのは、②のパターンです。
①トイレの水が少しずつ漏れている
②水道代が先月の倍になった
問題解決がカンタンなのは、①で、②が難しいのは、そういうことです。
シンプルな暮らしを実現することは②に該当します。そのため、シンプルな暮らしをしよう。と思った時には「問題を見つけること」から始める必要があります。
だからこそ、シンプルな暮らしは非常に難しいです。その理由と対策についてご紹介します。
シンプルな暮らしのために必要な「解決すべき問題」の設定方法
ここからは、シンプルな暮らしに必要な問題設定方法をご紹介します。
正直「どんな問題があるか。」が具体的に決まっていれば、解決すること自体は簡単だと思います。
そのため、まずはシンプルな暮らしを邪魔している要因を探します。つまり、問題探しが今回の主題です。
シンプルな暮らしに必要な、3つの問題設定方法をご紹介します。
インプットとアウトプットの観点から問題を設定する
まずは、シンプルな暮らしを邪魔しているのが、「買い物」なのか「捨てられないこと」なのかを整理しましょう。
・ついつい衝動買いをしてしまう
・セール品があると飛びつくクセがある
・人に勧められると断れない
そんな人は、インプット(買い物)に問題があるかもしれません。解決法はこちらです。
・収集癖がある
・捨てる前にもったいない。と思う
・思い出を大切にしたい
・ゴミが見つからない(捨てるものを決められない)
そんな人はアウトプット(捨て方)に問題があります。解決方法はこちらです。
場所の観点から問題を設定する
続いて、部屋の見た目をシンプルにするために、自宅で最も散らかっている場所を探します。
・食器棚
・本棚
・寝室
・リビング
・クローゼット
あなたの家では、どの部屋、もしくはどの部分が最も散らかっているでしょうか。
パッと思いつく場所が、最初に問題設定をして、整理すべき場所です。まずは、そこから整える方法を検討しましょう。
着眼点さえ決まれば、その後の対応はスムーズに進みます。
行動の観点から問題を設定する
最後に、行動の観点でどれに手間がかかっているか、思考が支配されているか。を考えてみましょう。
普段、あなたが取る行動はどんなことが多いでしょうか。
また、どんなことを主に考えて生活しているでしょうか。
・仕事
・人間関係
・スマホ
・テレビ
・読書
・運動
どんなことを普段考えて、行っているか。を考えてみてください。
良く行動したり、考えていることは「重要なこと」である可能性もあります。しかし、もしかしたら「無駄なこと」かもしれません。
人生の優先順位を考えて、上位にランクインしないものは、なるべく減らしていきましょう。
24時間しか無い1日でも、驚異的な行動力のある人や、いろいろな経験をしている人がいます。
そんな人は、徹底的に無駄を省き、やるべきことに集中しています。
24時間が30時間になればいいな。と思うより、24時間の密度を高める方がメリットは大きいです。
問題設定後の対応【シンプルな暮らし第二ステップ】
では、3つの観点から問題設定が出来たらどうしたらいいでしょうか。
今回はシンプルな暮らしのための方法です。
そのため、買い物をしたり、考えたり、行動することを減らします。
単に減らすだけではあまり効果が無いので、優先順位の高いあなたにとって生産的な行動を取りましょう。
必要なのは「重要なことにフォーカスすること」です。詳細は、こちらが参考になるかもしれません。
大切なのは、捨てることではなく「絞ること」です。
他には、時間割やTodoリストを作ると1日の生産性が上がります。
特に、だらだらしがちな休日こと価値があります。詳細はこちらから。
一度、基本のパターンを作れば、簡単に習慣化できると思います。
シンプルな暮らしが難しい理由は最初に絶対つまづくから「まとめ」
今回は、シンプルな暮らしが難しい理由「問題がなんだかわからない」についてご紹介しました。
あなたの生活がシンプルで無いのは、何が理由でしょうか。
まずは、その問題探しから取り組むことをおすすめします。
これまでよりも、シンプルで豊かな生活のきっかけになれば幸いです。