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「エッセンシャル思考」本当の断捨離がわかる「書評・レビュー」

今回は、エッセンシャル思考の書評・読書レビューです。

 

この本のテーマは、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の対比によって、理論が展開されています。

 

「人の頼みごとを断れない」
「いつも忙しい」
「時間に追われていることが多い」
「優先順位をつけるのが苦手」

 

そんな人におすすめの本になっています。

 

断捨離とは「捨てること」では無く、「絞ること」。そんな風に思えた本です。

 

あらゆる選択肢があり、「より多く」が求められる現代で、「より少なく、より良く」を求める、エッセンシャル思考は人生の道しるべになると思います。

 

詳しくは、この後ご紹介していきます。

 

 

エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考とはなにか

 

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まずは、この本で語られている「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」について、ご紹介します。

 

エッセンシャル思考とは、本当に大切なものにだけ集中することです。なんでもかんでもチャレンジするのではなく、人生に大切なことだけにフォーカスします。

 

ここで、問題です。

 

1+1=?

 

もちろん、「2」です。しかし、非エッセンシャル思考では、1+1=1と1です。

 

一つのことに注力するエッセンシャル思考なら、1+1=2です。リンゴ1個+リンゴ1個が2個になるのと同じです。

 

仕事への努力+仕事への努力なら、足し算するほど成果が出ます。

 

しかし、リンゴ+ミカンでは、1個のリンゴと1個のミカンです。

 

仕事への努力+人付き合いなら、足し算をしても成果は変わりません。

 

そのため、一つのことに注力していない、非エッセンシャル思考では、頑張っているのに結果がでるまで時間がかかります。

 

人より多く勉強しても、科目が多ければ偏差値は上がりにくいです。

 

英語だけに絞る人と、7科目勉強する人では英語の成長速度に差が出ます。

 

この考え方を、自分の人生に当てはめるのがエッセンシャル思考です。

 

一方、多くの科目にいきなり取り組んで、なかなか成果が出ないのが「非」エッセンシャル思考です。

大切なのは「絞ること」※捨てることはではない

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エッセンシャル思考では、目標とするゴールまで最短距離で進む道を示しています。

 

エッセンシャル思考に必要なのは「絞ること」です。

 

一般的に、一つのことに注力することを「他のことを投げ捨てて」と表現することがあります。

 

しかし、エッセンシャル思考では、どちらかというと「絞る」に近いと感じています。

 

この考え方は断捨離にも当てはまると思います。断捨離に必要なのは「捨てること」では無く、「何が大切か」を考え、必要な物だけ「残す」ことです。

 

一見して、プロセスは同じように見えますが、捨てると残すでは、発想のスタートが異なります。

 

何かを犠牲する。と考えるよりも、「大切なものだけに集中する」のが、エッセンシャル思考です。

 

だからこそ、選び抜かれたものが大きな影響力を持ちます。

 

なぜ、エッセンシャル思考が必要なのか

エッセンシャル思考が必要なのには、理由があります。それは「選択肢が多すぎるから」です。

 

多くの著名人がシンプルな選択や、シンプルなルールを決めていることが多いです。有名なのは、スティーブ・ジョブズのファッションかもしれません。

 

これは、選択疲れを無くすための行動とも取れますが、大切なものだけに注力することでもあります。

 

現代人には、多くの選択肢があるのに、原始時代と変わらないものがあります

 

・時間
・体力
・能力
・お金

 

あらゆる点で、人には制約条件があります。どんなにお金があっても、一度にステーキとお寿司を口に入れることは出来ません。

 

たとえ、無理やり口に入れたとしても胃袋の制約があります。

 

選択肢が無限に広がりつつある、豊かな時代だからこそ「より多く」よりも「より少なく」の魅力が相対的に上がっています

 

だからこそ、エッセンシャル思考により「大切なことだけに注力すること」の必要性が増しています。

 

エッセンシャル思考で得られる3つのメリット

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そんな、必要性の高いエッセンシャル思考の3つのメリットはこちらです。

 

・最短距離を歩める
・人生のテーマを実現しやすい
・消耗しない

 

これまで、ご紹介したように、エッセンシャル思考では「最短距離」で進むことができます。

 

どんなものでも、絞ることによって勢いが良くなります。ホースの口を絞れば遠くまで水が飛ぶのと同じです。

 

絞ることによって、あなたの人生はより遠くまで夢を描くことが可能です。

 

そのため、人生のテーマを実現しやすくなります。

 

・家族関係
・仕事
・友人関係
・健康

 

どれか2つくらいに絞れる人が、大きな成功を収める可能性が高いです。エッセンシャル思考の難しさは、絞ることです。

 

あれも、これも、手に入れることが難しいことに気づく必要があります。

 

最後のエッセンシャル思考のメリットは「消耗しないこと」です。

 

行きたくない飲み会に行ったり、関係性を求めていない人とのLINE。仕事の成果につながりにくい雑用などに追われていると、消耗します。

 

NOと伝えることは非常に難しいですが、断る勇気があれば、得られるメリットは大きいです。

 

行きたくない飲み会に参加すれば2,3時間損します。断れば、数分嫌な気持ちになるだけです。

 

エッセンシャル思考があれば、もっと自分にとって大切なことにフォーカスすることが可能です。

 

エッセンシャル思考で特に感銘を受けたこと5つまとめ

最後に、簡単いエッセンシャル思考を読んで特に感銘を受けた点をまとめます。

 

①世の中のたいていはノイズ
②優先順位が無ければ人の言いなりになる
③ほとんどのことは不要
④Yesと言い切れないなら、NO
⑤何かを選べば、何かを捨てることになる

 

世の中のほとんどはノイズ

読ん中に存在することのほとんどは「ノイズ」。確かに、自分に本当に必要な情報は少ないです。

 

・近所の人の近況
・有名人のスキャンダル
・面白い動画

これらは、人生のテーマが決まっている人にとっては「ノイズ」かもしれません。

 

仙人のように浮世離れする必要はありませんが、気概としては、仙人に近づくくらいの心が必要かもしれません。

優先順位が無いと人の言いなりになる

知らず知らずのうちに「人のいいなり」になっている人は多いです。

 

「自分で決めるのが苦手」
「誰かについていきたい」
「頼まれたら断れない」

 

そんな時は、人の言いなりになっている可能性があります。他の誰のものでもない、自分の人生を、簡単に人に譲ることは出来ません。

 

悩んだら「これは自分の人生だ」と思い、行動をしていきたいと感じました。

ほとんどのことは不要

ほとんどは「ノイズ」と同じような内容ですが、この考え方が好きなので再度取り上げます。

 

手に入るものをなんでもかんでも、ありがたがるのは間違っているかもしれません。

 

「もったいない」

 

日本人が大切にしている言葉ですが、これは「モノ」や「機会」だけでは無く「自分の時間」や「自分の能力」にも当てはまります。

 

もっと、自分自身に対してもったいない。と思えるエッセンシャル思考が必要だと感じました。

Yesと言い切れないなら、NO

エッセンシャル思考を行うための判断基準として、非常に優秀です。

 

「悩んだら断る」

 

この発想があれば、もっと自分自身のために時間を使えるようになるかもしれません。

 

やりたいことがあるなら「断る練習」も必要なソフトスキルかもだと思います。

何かを選べば、何かを捨てることになる

トレードオフの考え方は、これまでも大切にしてきました。

 

一度に全てのものを手に入れることは出来ません。だからこそ、「選択」には大きな責任が伴います。

 

「なんとなくやる」
「とりあえずOKする」
「やみくもに取り組む」

 

こんな考えかたは「非エッセンシャル思考」です。

 

何かを選ぶということは、他の全ての選択肢に「NO」と言うことです。それを意識して、人生の選択をしていきたいと感じました。

 

エッセンシャル思考の書評・レビュー「まとめ」

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今回は、エッセンシャル思考を読んで、書評・レビューをしました。

 

有名な本なので、すでに読まれた方も多いと思います。エッセンシャル思考を読んだ人に、次におすすめの本はこちら。

 

 

この本に書かれていることは「羅針盤」です。

 

私自身も、何度も繰り返し読むことで、時間と共にずれていく心の羅針盤を調整したいと思いました。

 

どんな時でも、エッセンシャル思考ができる人を目指しましょう。お人よしほど、読むべき本です。