今のところ、宣言通りに年間200冊ペース(ギリギリ)を守れています。
楽天ROOMに投稿している読書記録が、ちょうど100冊でした。(執筆時点では104冊)
今回は、そんな2021年上半期(1月~6月)に読んだ本で「面白い」「ためになった」という本を21冊厳選しました。
100冊しっかり読んで通過率が約20%なので、良い本だけを抽出したつもりです。
なるべく短めにまとめたので、本探しの参考になれば幸いです。(紹介している本は、目次で確認してください。)
2021年上半期に100冊読んだ。の注意点
個人的「ちょっと盛って人を騙す」というのに抵抗があるので、2021年の上半期100冊に対して、注釈をつけておきます。
「そんなのどうでも良いよ」
という人は、読み飛ばし推奨です。
2021年上半期に100冊読んだ。備考
・小説を含みます。(6冊くらい)
・漫画は含んでいません。
・100冊の中には、読み飛ばしした本が10冊くらい含まれています。
・100冊に含まれていない本もあります。(投稿モレやハマらなかった本など)
2021年に上半期100冊。考え方によっては、多少の誤差はあると思いますので、一応そこはお伝えしておきます。
だいたい100冊読んだ人の紹介記事。という認識をしてもらえると嬉しいです。
2021年上半期に読んでおすすめできる21冊の本
ここからは、具体的に上半期に読んでよかった本をご紹介しています。
・書評を書いた本
・関連する内容を書いた本
については、下段にリンクを張っています。より詳しく知りたい人は、クリックしてみてくださいね。
1.エッセンシャル思考
「本当に大切なモノはなにか。それを大切にするにはどうしたらいいか」
そんなことを考えることの出来る本。
・考え方を断捨離する
・より少なく、より良くを求める
有限な時間と能力を持つ私たちこそ、読むべき本です。
・自分のために生きれていない
・なぜか、生活が忙しい
・家族や自分のことを考える時間が無い
そんな人におすすめ。
「エッセンシャル思考」本当の断捨離がわかる「書評・レビュー」 - ようの読書記録
2.天才を殺す凡人
天才の定義はたくさんありますが、この本では「創造力のある人」を天才と呼んでいます。
天才という、創造性を他の人(凡人)は理解できません。
なぜなら、新しいアイデアは、過去のデータが無いので検証が出来ないからです。
創造力の力と脆さについて知れます。
・創造力の強さと弱さを知りたい
・自分の思考タイプを知りたい
そんな人におすすめ。
「天才を殺す凡人」90分で過去最高の自分に出会う「書評・レビュー」 - ようの読書記録
3.RANGE
知識に幅があるメリットを、これでもか。と知れます。
専門的なスキルや経験も大切ですが、幅広い知識は創造性のガソリンです。
・知識を集めるのが好き
そんな人に、モチベーションと、知識の使い方について考えさせてくれる本
・幅広い知識の意味を知りたい
・創造力のある人になりたい
そんな人におすすめ。
4.知覚力を磨く
「知覚力」と聞いて、聞きなじみの無い言葉だな。と思う人もいるかもしれません。
知覚力とは「情報を入れる瞬間」の力です。
・ニュースを見る時
・知識を得る時
・何かを鑑賞する時
そんな時、誰しも知覚力を発揮しています。
知覚とは、情報の一番最初の入り口です。つまり、大切。
実際のアートを見ながら、いかに知覚力を磨くか。センスを本を鍛えれるレアな本。
・難しい問題を解決できるようになりたい
・物事を認識する力を強めたい
そんな人におすすめ。
「知覚力を磨く 書評」10年後の常識を今学ぶ魅力「本レビュー」 - ようの読書記録
5.LEAN IN
フェイスブックの女性COOが書いた本で、同作者の「オプションB」もおすすめです。(むしろ、そちらの方がもっと好き。)
LEAN INとは「前に踏み出す力」です。
男性が読んでも価値がありますが、仕事や育児に悩む女性が読むともっと価値を感じれると思います。
・働いている女性
・働く女性と過ごすことのある男性
こんな人におすすめ。
6.歯のメンテナンス大全
歯科衛生は本当に大切だな。と思っています。
なぜなら、体のほとんどは生活習慣の改善や治療によって治る可能性があるのに、歯は一度失ったら元に戻らないからです。
寿命が伸びれば伸びるほど、重要になるのは「歯の健康」です。
日本は比較的、歯科衛生のリテラシーが低い(予防よりも治療を優先している)のですが、歯科衛生先進国のスウェーデンの研究をベースにしている点に好印象。
※80歳時点の歯の本数
・日本:13本
・スウェーデン:21本
私が政治家なら、この本を義務教育の一環として組み込みたいです。日本の医療費が減るので。
・歯の生えている人
そんな人におすすめ。
7.SINGLE TASK
優秀な人は、マルチタスクが出来る。
そんな神話にピリオドを打った本。
もはや神秘ともいえるほど、謎に包まれ、無限のポテンシャルを持つ「脳みそ」ですが、マルチタスクによって力を奪われています。
・人は脳みその10%しか使っていない
これは、間違った認識です。しかし、マルチタスクによって、100%の力を発揮できていない。というのは事実だと思います。
・仕事の効率が悪い
・いつも忙しい
そんな人におすすめ。
「シングルタスク書評」無駄に集中力を消耗しない方法「本レビュー」 - ようの読書記録
8.嫌われる勇気
心理学の本で一番有名な本かもしれません。
嫌われる勇気は、自分らしく生きるための必要条件です。
誰かに嫌われることは、自分らしく生きている証拠です。誰しも、世界中の人から好かれることは出来ません。
頭でわかっていても、なかなかそうは思えない?なら、嫌われる勇気がおすすめです。
・自分の人生を生きたい
・自分らしく、生活したい
そんな人におすすめ。
「嫌われる勇気書評」自分の人生を生きる扉の鍵が見つかる「本レビュー」 - ようの読書記録
9.面白くて眠れなくなる植物学
植物学って、専門的で自分に関係ない。
そう思いませんか?
しかし、実際は身の回りに植物は生えていますし、人は植物と共に生きてきました。
身近にある物事について知っていることは、日々知識の恩恵を受けることと同じです。
植物学に触れたことの無い人こそ、読むべき本。読み物として面白いです。
10.化学で透明人間になれますか?
化学の力と未来について、楽しく知ることができます。
・空飛ぶ自動車
・どこでもドア
・宇宙飛行
など、誰しも科学の力に憧れたことはあると思います。
・化学の楽しさを知りたい
・子供に科学に興味を持ってもらいたい
そんな人におすすめ。
11.清華大学が見た最先端社会、中国のリアル
IT関連でいえば、アメリカと中国が双璧です。
日本に住んでいると、ITと言えば、アメリカ。と思うことが多いです。
GAFAやマイクロソフト、ウーバーなどはアメリカの企業だからです。
しかし、お隣の中国もIT関連には国を挙げて力を入れています。10年後には、日本人のほとんどが、中国企業のITサービスを今以上に利用しているでしょう。
アメリカから学ぶことが多かった日本人。中国からも学ぶべきことはたくさんあります。
「中国は、経済力はあるけどまだまだ発展途上国。」
そう思っている人こそ、読んでもらいたい本。
12.世界一効率がいい最高の運動
・時間が無い
・努力したくない
・運動量は稼ぎたい
そんなわがままを叶えてくれるのが、世界一効率の良い運動である「HIIT」です。
1日4分、最大心拍数になるべく近い量の運動をすることが、最も手軽に、良い運動ができます。(それをHIITと呼びます。)
筋トレ本には珍しく、科学的な知識と一緒に紹介されている点に好印象。
・ダイエットしたい
・筋トレしたい
・アンチエイジングに関心がある
そんな人におすすめ。
「世界一効率の良い最高の運動 書評」バランスの取れた健康本「本レビュー」 - ようの読書記録
13.人生100年時代の経済
LIFE SHIFTで「人生100年に備える」という考え方はメジャーになりました。
そんな人生100年時代の「高齢者」について考えることの出来る本です。
日本では、どう考えても今後のボリュームゾーンになるのは、高齢者。そして、誰でもいつかは高齢者になります。
そんな高齢者の現実や未来。そんなことを知れます。
「人生100年時代の経済 書評」将来老いる人は読むべき「本レビュー」 - ようの読書記録
14.フェアトレードのおかしな事実
フェアトレードのロゴがついていると、売り上げが増える。
ご存じでしたか?
つまり、フェアトレードは、企業からすると「社会貢献」と「マーケティング」両方のメリットがあります。
そんなフェアトレードの残念な事実。本当のフェアトレードを目指す人や企業について知れます。
・フェアトレードの事実を知りたい
・発展途上国を支援する方法を知りたい
そんな人におすすめ。
「フェアトレードのおかしな事実 書評」ウィグル問題の今だからこそ考えたいこと - ようの読書記録
15.オンラインでの「伝え方」ここが違います。
コロナ禍で加速したことと言えば、在宅ワークとweb会議ですよね?
そして、この変化で、人間関係力には変化が起きています。
オンラインは、直接会うオフラインコミュニケーションと大きな違いがあります。
その方法を理解しないで、これまで通りの方法を使っていると、時代の変化に取り残される可能性があります。その対策を知れます。
・在宅ワークをする
・web会議を行う時がある
そんな人におすすめ。
オンライン会議が苦手な人でも伝え方が上手になる3つの方法【書籍紹介】 - ようの読書記録
16.2040年の未来予測
未来予想本が人気ですね。これには理由があって「未来に安心できるから」です。※たとえ間違っていても、それっぽい情報を知りたいのが人の性。
将来に起こる出来事を予想することができる人は居ません。しかし、ある程度の確度で予想できる人はいます。
この本では
という4つのジャンルの未来予測について知ることができます。
2040年以降の生きている人は、読んで損しないでしょう。
「2040年の未来予測 書評」残酷な未来を知る勇気はあるか「本レビュー」 - ようの読書記録
17.海洋プラスチック汚染
海洋プラスチック問題は、かつてのオゾン層の破壊と同じように、全人類が対処すべき問題となっています。
とはいえ、メディアの報道では「わかりやすさ」ばかりが求められるので、本当に正しい情報がわからないことがあります。
そんな時におすすめできるのがこの本です。
・海洋プラスチック問題がどれだけインパクトがあるか
・どうやったら海洋プラスチック問題を解決できるか
それを考えることができます。
【徹底解説】海洋プラスチック問題の原因と対策【日本人は何をすべきか】 - ようの読書記録
18.いつも時間がないあなたに
欠乏の科学。という珍しいジャンルの本。
ひとは、欠乏感を感じると、超集中モードになります。それは、それ以外の全てに関心を持たないことにつながります。
欠乏感は時に、私たちに力を与えてくれます。
しかし、慢性的な欠乏感はデメリットしかありません。
だれしも、どこかに欠乏感を抱えています。しかし、その対処法を知っている人は少ないと思います。
「いつも時間がないあなたに 書評」欠乏感は人を馬鹿にする「本レビュー」 - ようの読書記録
19.ヤバい経済学
経済学の面白いところだけを集めた本。
・経済学的なアプローチ
・数学
これらを活用して、社会の事実を知ることができます。
他にも
・インセンティブの魔力
・情報の非対称性の力
・世論と現実
あらゆる事実に近いことについて、知るきっかけになります。経済学の知識不要で読める、数少ない経済学本。
「ヤバい経済学 書評」インセンティブの魔力を痛感出来る「本レビュー」 - ようの読書記録
20.DIE WITH ZERO
「若い時の貯蓄なんでばかげている」
そういわれたら、あなたはどう思いますか?
「何を馬鹿なことを、人は100歳まで生きることができる時代だぞ。」
そう思うのが普通です。しかし、この本ではそんな常識に一石を投じる本。
若い時と年を取った時。基本的には、収入は年を取るごとに増えます。
その場合は、若くて貧しい時に、稼げるようになった自分に貯金をしているのと同じです。
しかし、若い時の方がお金の使い道はたくさんあります。(90歳になって、ロッククライミングは難しい)
お金という資産以上に大切な「若さという資産」について、今一度振り返ることができます。
「DIE WITH ZERO 書評」未来志向へのアンチテーゼ「本レビュー」 - ようの読書記録
21.探偵は絵にならない
当然?浜松市の本屋さんが最も売り上げを伸ばしている小説です。
小説関係のレビューは苦手なので、気になる人はリンク先から概要を見てください。
続編も出ています。(もちろん読みました。)
2021年上半期に読んだ100冊から、一押しを21冊紹介します【まとめ】
今回は、2021年1月~6月までに読んだ本から、おすすめ本を21冊ご紹介しました。
本探しの参考になれば幸いです。
その他、本を紹介しているエントリーはこちらです。