今回は、本を読むのにおすすめの場所のご紹介と、メリットとデメリットについて解説します。
読書をする場所と言えば、どこが思いつくでしょうか。私は読書と言えば、こんな場所が思いつきます。
・家
・カフェ
・電車
・旅行先
・図書館
では、どんな場所で本を読むのが良いのでしょうか?今回は、それぞれの場所のメリットとデメリットの観点から、整理していきます。
あらゆる場所で、良いところ・悪いところがあります。全ての選択はトレードオフなので、その時々に合わせた最適を探してください。
ちなみに、最もおすすめな読書場所は「旅行先」です。試せばわかります。
家で読書をする
まずは、家でする読書です。最も定番の読書場所ですよね。
ほとんどの人は家でしか本を読まないかもしれません。しかし、意外なデメリットもあります。
家で本を読むメリット
家で読書をするメリットはこちらです。
・誰かに邪魔されにくい
・人目が気にならない
・休憩やトイレが自由に行ける
・好きな環境に整備できる
・あらゆるものが身の回りにある
家族がいる場合は別として、誰かに邪魔をされることが少ないです。
また、他人の目を気にせず、好きなように、好きな恰好で本を読むことができます。私は立ちながら本を読むことが多いので、非常に気楽です。
※立ちながら本を読むのが、おそらくベストです。立つ・座るのバランスも含めて、こちらで詳しくご紹介しています。
また、環境整備もカンタンで「無音」「音楽を聴きながら」や、座る椅子・温度・飲み物など、全て自分でコーディネートできます。
加えて、あらゆる生活に必要な物が揃っているので「長時間の読書」においては、自宅がベストです。
家で本を読むデメリット
一方、家で本を読むことにもデメリットがあります。
・家族の邪魔が入る
・自分で自分を律する必要がある
・誘惑が多い
家族と同居の場合は、多少なりとも気を遣うので、読書の邪魔が入ることがあります。子供が泣いている中で、本を読むのは難しいです。
また、「誰の監視も無い状況」のため、サボりたい放題です。テスト勉強も、塾や図書館の方が進んだ人もいると思います。
読書についても、人から見られている気がする場所の方が、集中出来ることもあります。
また、テレビ・スマホ・漫画・掃除、などあらゆる誘惑があります。そのため、少しの休憩のつもりが、一時間以上休憩してしまうこともあります。
自己コントロールが苦手な人、家族がいる人は、自宅で集中して読書をするのが、難しい時もあります。
カフェ(飲食店)で読書をする
飲食店で本を読む人のほとんどは、喫茶店だと思います。
ゆったりとした空気感で読む本は、贅沢ささえ感じる時がありますよね。個人的には、非常に好きな読書場所です。
カフェで本を読むメリット
贅沢な時間を過ごせるカフェ読書のメリットです。
・ゆったりとした気持ちになれる
・おいしい食事・飲み物付き
・人目があるので、集中しやすい
・自宅以上に心地よい場所がある
気持ち的に喫茶店で読書をすると、気持ちがゆったりします。ハードでない小説などを読むのに最適です。
また、食事・飲み物も美味しく、丁寧に入れたコーヒーを飲みながら読む読書は至福です。
さらに、人の目を気にするので集中しやすいです。少し難しくて、普段なら心が折れそうになる本でも、監視の目があれば読み続けることができます。
最後に、スタバなどおしゃれな喫茶店や、昔ながらの喫茶店では、自宅以上に快適な環境で本を読むことができます。
カフェで本を読むデメリット
続いて、カフェ読書のデメリットです。
・お金がかかる
・タイミングによってはうるさい
・長時間滞在しにくい
・環境が思うようにいかない時がある
当たり前ですが、コストがかかります。コーヒー一杯でも400円程度必要になります。月1回の喫茶店も、年間5,000円かかります。
また、他のお客さんを選ぶことができないので「本を読むぞ」と思っても、うるさくて読書に集中できないこともあります。
念のため、イヤホンを持っていくと安心です。
さらに、一杯のコーヒーで2,3時間粘るのは気まずいです。時間制限があります。とはいえ、その時間制限があるからこそ、集中して読書することも可能です。
最後に、環境が自分に合わない時もあります。煙草を吸わないのに、喫煙可能なお店だったり、エアコンが寒かったりします。
周囲の環境が気になる人に、カフェ読書はあまりおすすめできないかも、しれません。
電車などの移動中に読書する
移動中は本を楽しむ。というよりは、本を読む時間を確保できる。といった方が正しいかもしれません。
ですが、こちらでもご紹介したように、移動中の読書は読書量を増やすことができるので、見逃せないポイントです。(習慣化につながります)
電車で本を読むメリット
電車で読書をするメリットはシンプルです。
・読書時間を稼げる
・移動時間が無駄にならない
「本を楽しむ」というよりは「本が読める」と言うのが正しい表現かもしれません。
移動時間でダラダラとスマホニュースを見るよりも、有意義な時間が過ごせるのが、電車読書のメリットです。
電車で本を読むデメリット
電車で読書をするデメリットはこちらです。
・本を読み止めるタイミングが決められない
・うるさい
・酔う可能性がある
電車は、あくまで移動中なので目的地に着いたら読書終了です。小説を読んでいて、「今が山場」という場所で読み終えるのは寂しいです。
また、電車の音・人の声などうるさく感じる時があります。
さらに、ずっと集中して本を読むと酔ってしまう時があります。あくまで、読書時間を稼ぐことは出来ますが、本を楽しむ場所とは言えないかもしれません。
旅行先で読書をする
旅行先で本を読む人は少ないかもしれません。しかし、旅行中は意外に時間が余る時があります。
そんな時に読書するのも素敵です。また、リゾート地でゆったり読む読書は、他のアクティビティに負けないくらい、贅沢な時間を過ごせると思います。
旅行先で本を読むメリット
旅行中の読書にもメリットがあります。
・ちょっとした、隙間時間の有効活用
・とりあえずテレビを見るよりは、旅行感がある
・非日常で読む本にホッとする
どんなに詰め込んでも、旅行中は隙間時間があります。行列待ち、同行者を待つ時間、やるべきことが終わった後のホテル。
こんな時に本があると、時間が有効に活用できます。
また、旅館やホテルでテレビを見ると、日常に引き戻されてしまいます。しかし、本なら、旅行の気分のままでいられます。
特に海外では、「日本語」を見ることがほとんどありません。海外旅行の時に、日本語で書かれた本があると、心が休まります。
飛行機の移動時間もあるので、是非、海外旅行こそ、本を持っていてください。
旅行先で本を読むデメリット
旅行先で本を読むデメリットはほとんどありません。
・長時間の読書が難しい
・荷物になる
長時間の読書は難しいですが、本を読むために旅行をする人はほとんどいないです。そのため、あまりデメリットには感じないと思います。
また、荷物にもなりますが「新書・文庫」や「電子書籍」なら、ほとんど負担は無いと思います。
旅行に持っていくなら、電子書籍が最適解です。おすすめのkindle端末のレビューはこちらから
図書館で本を読む
図書館もおすすめの読書場所です。環境面については、喫茶店と似た特徴があるので、図書館ならではのメリットだけをご紹介します。
図書館で本を読むメリット
・静かさが約束された場所で本を読める
・膨大な本から、読む本を選べる
・気に入ったら、そのまま借りることができる
図書館でうるさくする人はいません。そのため、非常に静かな場所で本を読めます。もちろん、無料で利用できます。
また、蔵書数が非常に多いので選択肢が豊富です。一度読み始めて「つまらない」と思ったら、すぐに他の本を読めます。
逆に、「面白い」と思った作者の本をすぐに見つけることができます。
さらに、気に入った本を借りて好きな場所で読書ができます。
本を読むための場所としても、非常に優れているのが図書館の魅力です。
読書の幅を広げる面でも、図書館はおすすめです。詳細はこちらから
本を読むおすすめの場所のメリットとデメリット「まとめ」
本を読む場所のメリットとデメリットを整理しました。
特におすすめの場所は「旅行先」です。なかなか旅行が難しい時期ですが、落ち着いたタイミングで、旅のお供に本を持っていてください。
読書量を増やしたい人は、移動中の読書。集中して本を読めない人は、カフェ読書がおすすめです。
たくさんの場所で本を読むということは、たくさんの本を読むことにつながります。是非、いつもと違った場所での読書を楽しんでください。