発売してすぐの新刊本をあなたは買いますか?
私はこれまで「様子見派」でした。しかし、これからは積極的にチャレンジしてみたい。と思っています。
それは、先行者利益として、最新の情報を手にすることができるからです。
もちろん、新刊で本を買うことにはいくつかのデメリットもあります。それでも、メリットの方が大きいと思います。
【今回ご紹介すること】
・新刊本を買うメリットとデメリット
・新刊本はどの頻度で買えば良いか
・どんな本を新刊で買うべきか
あなたの本の買い方のスタンス決めに活用してください。
新刊の本を買うメリット
まずはメリットから。
新刊本を発売すぐに買うことには3つのメリットがあります。
1.誰よりも早く情報を仕入れることができる
2.時間を買うことができる
3.トレンドを先読みできる
1.誰よりも早く情報を仕入れることができる
まずは、情報の鮮度です。
良い本とは、多くの人が目にします。結果的に、多くの人が同じ情報を手にすることになります。
ですが、発売後すぐに買うことができれば、数か月~1年ほど、先に情報を得られます。
2.時間を買うことができる
人より先に情報を手に入れる。ということは、タイムワープしているようなものです。
1年後に多くの人が知っていることを「今」知っている。
それこそが、発売後すぐの本を読むことのメリットです。
誤解を恐れずに言えば、文庫化した本を買っても「人より先を行く」という意味では価値がありません。
3.トレンドを先読みできる
「人生100年時代」
というタイトルの本や情報が増えたのは「LIFE SHIFT」が理由だと思っています。
つまり、良い本は新しい流行やマインドセットを作ります。
もちろん、ネット情報やテレビも大きな流行を作りますが、時代を大きく変えるような変化は、本から起こる場合も多いです。
トレンドを先に知っていれば、人の行動が予想できます。これは大きなメリットです。
新刊の本を買うデメリット
魅力的なメリットのある、新刊本の購入。残念ながらデメリットもあります。
つまるところ、トレードオフです。
・良い本かどうかの判断が難しい
・安く手に入れる手段がない
良い本かどうかの判断が難しい
そもそも、良い本かどうか。の判断が難しいです。
・レビューが見えない
・売れ行きで判断できない
本のレビューはたいてい賛否両論ですが、良い評価と悪い評価の比率で良い本かどうか。を判断する助けになります。
また、増版されている本はそれだけ売れている証拠です。多くの人が良いと思っている=いい本。の可能性があります。
よって、発売後すぐに出ている本は、自分自身の目利きだけで判断しなくてはなりません。
安く手に入れる手段がない
・電子書籍のセール
・サブスク配信
・中古本
・文庫化
・図書館
など、ある程度出回っている本なら、安く手に入れたり、無料で読むことができます。
しかし、新刊の場合は別です。定価で買う以外の選択肢はありません。
本を最も高い状態で買う必要があります。
4回に1回。新刊チャレンジをしよう
新刊で本を買うことには、ユニークなメリットもあります。とはいえ、当然リスクはつきものです。※お金もかかります。
毎回毎回、新刊を買って、合わなければ読まない。という選択肢もあります。
しかし、それでは時間とお金が足りなくなるかと思います。
よって、たまにで良いので、新刊チャレンジをしてみてください。
目安は月に1冊で良いと思います。このブログでは、月4冊の読書が目標です。
つまり、読む本の25%は新刊にする。というのを一つの目安にしましょう。もちろん、それ以上の読書量の人は「月一冊以上」で良いと思います。
書店で購入するのがベストアンサー
新刊を買うデメリットでもお伝えした通り、発売後すぐの本は「目利き」が必要です。
それには、実際に書店に行って立ち読みをするのが良いでしょう。
・本の表紙
・まえがき
・目次
・作者の来歴
・参考データ
これらを参照すればある程度良い本かどうか。は判断できます。
他にも、9つの本選びが上手くいく方法があるので、ぜひ参考にしてください。
新刊の本を買うメリットとデメリット【まとめ】
今回は、発売したての新刊本を買うメリットとデメリットについて整理しました。
【新刊本を買うメリット】
1.誰よりも早く情報を仕入れることができる
2.時間を買うことができる
3.トレンドを先読みできる
【新刊本を買うデメリット】
・良い本かどうかの判断が難しい
・安く手に入れる手段がない
なんでもかんでも、新刊を買えば良い。ということはありません。
特に、あなたが「詳しくないジャンル」については、文庫化している本の方がおすすめです。
文庫化している本は「情報が古い」ですが「多くの人に評価されている本」だからです。入門にピッタリです。
一方、あなたが詳しいジャンルだったり、情報の鮮度が求められる内容の場合は、新刊がおすすめです。