「あなたは月に何冊本を読んでいますか?」
「何冊くらい読めるようになりたいですか?」
現在、私は月20冊以上、年間200冊以上は確実に本を読んでいます。しかし、一生この読書量を保つ気は無いです。(仕事と家族と趣味を考えると無理だと思っています)※2022年現在。
もちろん、本を読めば読むほどよいわけではありません。
いかに自分のモノにして行動するか。読書という「一人で楽しめる時間」を楽しめるか。の方が大切です。
「たくさん本を読みたいけど難しい」
「仕事に子育てに忙しい」
「現実的な目標数を知りたい」
そんな人におすすめの内容となっています。繰り返しになりますが、本は読んでいる数が多ければ良い。ということは無いです。
今の暮らしや生活に当てはまる適切な読書量が最適です。
とはいえ「どのくらい読めばいいか目安が知りたい。」という人のためにおすすめの読書量もご紹介します。
まずは、大体の目標値を設定してから読書をしましょう。
では、なぜ私が年間200冊以上の読書をしているか「理由」
「月4冊が目標なのに、なぜ月20冊読んでいるのか」という疑問にまずは答えます。
【個人的な目標】
・ここ数年でたくさんの知識をつけたい
・ブログで紹介する本を蓄えたい
・新しいアイデアや考え方を身に付けたい
・読書によって、自分を変えたい
【個人的な環境】
・単身赴任で一人暮らし
・近くに友達がほとんどいない
・子供がいない
・週3-4日は定時で退社できる
・時間が余っている
上記の状態のため、月20冊の読書が実現できています。もし、家族と一緒に暮らしていたり、友達が近くにいて誘惑があれば、読書量は減ります。
個人的に「人生を変えたい」と思っているので本を読んでいますが、子供が出来たらここまで本を読むのは難しいと思います。
また、仕事がもっと忙しい時期も読書量は減ります。あくまで、今の読書量は一時的な集中期間です。
書いてて悲しくなりましたが、月20冊以上の読書を一生続けるのは、「ほぼ」不可能です。
だからこそ、今後の自分自身のためにも「現実的な目標」を設定します。
月4冊の読書量を目標とする4つの理由と根拠
では、月に4冊の読書を目標とする理由についてご紹介します。
①知識をつけるのに充分な量だから
②実現性のあるリアルな目標だから
③標準偏差で高い位置に行けるから
④16個のジャンルについて一年で詳しくなれるから
1.知識を身に付けるのに充分な読書量だから
一つ目、知識をつけるのには充分な読書量だから。
月に四冊本を読めば「そのジャンルについて知識豊富な著者」が重要だと思っている内容だけを知れます。
本を書く人は、そのジャンルの知識人の可能性が高いです。その人が1冊の本に凝縮した本を月に3冊読めば、知識量としては充分です。
知識は「他の人と比べてあるか」が大切です。つまり、人と比較して知っている量が多いと有利です。※偏差値に近い考え方。
どんなに詳しくても、他の人の方が知っていればあなたの優位性はありません。
2.月の読書量として実現性のある目標値だから
実現性のある目的なので、頑張れば達成できます。
次の章で詳しくご説明しますが、忙しい人でもある程度目標値としておきやすい読書量です。
長期間読み続けるためには、「挫折しない目標設定」が重要です。
継続の最大の敵は挫折です。頑張ればなんとか到達できるレベルの目標設定を心がけましょう。
あなたの生活習慣的に難しければ、2冊でも3冊でも構いません。
最も重要なのは、読書量の目標値を定量的に設定することです。
3.日本全体で見て上位の読書人になれるから
3つ目、日本人の月の読書量は月に1冊です。つまり、日本人全体で見た場合は月に4冊の読書をしてれば「上位層」に入れます。
文化庁:平成30年度「国語に関する世論調査」を参考にしています。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/r1393038_02.pdf
月に2冊以下の大人が日本の85%です。月4冊読めば上位10%以内に入れます。読書が趣味で無い人が目指す場所としては、ちょうどいいと思います。
4.16ジャンルを1年で学び切ることができる読書量だから
最後に、16ジャンルについて一年間で詳しくなれます。
個人的な意見ですが、一つのジャンル(勉強法・発想術・心理学など)に詳しくなるなら、3冊の本を読めば大丈夫です。
1冊の本だけでは、意見や主張が偏る可能性があります。3冊、違う作者の本を読むことで、知識のばらつきが減らせます。
つまり、年間読書量を「4冊×12か月=48冊」とした場合、読めるジャンルは「48冊÷3冊=16ジャンル」となります。
たった一年で16ジャンルについて詳しくなれるなら、目標設定としては適切だと思います。
月4冊の読書が出来るロジック・根拠「読みかた」
続いて、月に4冊の読書が出来ると考える根拠です。月に4冊の読書量が良いとわかっても、実現できなければ意味が無いです。
実現できない目標は、ただの夢です。
1冊の読むのにかかる時間について
あくまで仮ですが、ここでは一冊平均3時間とします。もちろん、本の内容やページ数、読む人によって前後します。
例えば、この本なら一時間程度で読めます。「アイデアの作り方」
この本なら、4,5時間程度かかると思います。「脳を鍛えるには運動しか無い」
とはいえ、平均すると3時間で一冊読めると考えてここからは計算します。
月4冊読むのにかかる時間と時間の作り方をどうするか
一冊3時間で本を読めると仮定すると、月に4冊本を読む場合にかかる時間は「3時間×4冊=12時間」です。
12時間を30日で割ると0.4時間。毎日24分の読書が必要です。この読書時間をライフスタイルによって分けるとこんなイメージです。
【休日に1時間取れる人】
・月8日の休み:8時間の読書
・月22日の平日:12分の読書×22日=4.4時間
休日に一時間の読書時間が取れる人は、平日の5日間で一時間本を読めば、月4冊の読書が可能です。
【休日に読書専用の時間が取れない人】
・毎日:24分の読書が必要
一方、休日に読書専用時間が取れない人は、毎日の習慣で本を読む必要があります。このブログの内容も活用して、読書時間を増やしてください。
【クリックで、ブログ内の記事に飛びます。】
・夜に本を読むタイミング
・朝に本を読む
・本をいろんな場所で読む
具体的には、こんな場所で本を読めると思います。
・通勤の電車:15分
・入浴中:15分
・朝活:10分
・仕事の休憩時間:10分
・寝る前のベット:10分
・待ち合わせ時間の待ち:10分
これらを組み合わせて、1日24分の読書時間を確保します。こう考えると、忙しい人でも実現可能な気がしませんか?
もちろん、超ハードワークの人は難しいかもしれませんが、ほとんどの人は、こういった隙間時間を使えば、月に4冊本を読むことは可能です。
大切なのは、「瞬間」では無く「習慣」
本を読み続けるために大切なのは「一時的に頑張ること」では無く、「習慣として頑張ること」です。
どんなことでも、瞬間最大風速にはあまり価値はありません。日々、積み重ねることでこそ、結果は生まれます。
・月に一回、倒れるまで走る
・毎日20分ランニングする
どちらが良いと思いますか?私は断然「毎日ランニング」です。
地道に継続することは、正直つまらないです。達成感も少ないです。それでも、後で振り返れば、大きな財産が築けていると思います。
月4冊。一生本を読めれば何かが変わると思います。