この一年の変化と言えば、人間関係だと思います。2020年で、これまで以上に大切になったのは、家族関係だと思います。
・テレワーク
・飲み会、旅行の自粛
・外出の自粛
などなど、これまでの常識が大きく変わってきています。そんな一年間で、私が実感をしているのが、人間関係が変わったことです。
これまで、人間関係の豊かさを示すパラメータはこちらでした。
・友達が多い事
・飲み会が多い事
・いろんな場所に旅をすること
しかし、2020年からは「家族関係が良好なこと」が最も重要なパラメータになったと思います。
その理由は3つあります。
①新しい人間関係を作りにくくなった
②家にいる時間が増えた
③どんな時でも切り離せない関係が家族だと再認識した
今回は、そんな、家族関係が一番大切だな。と思った理由について3つご紹介したいと思います。
最後に、家族関係をより良くするためのアイデアについてもご紹介します。
毎日を少し楽しく過ごせる2つの心得がけと5つの本はこちらから。
家族関係以外だけが充実している人が大変な時代
人間関係に正解はありません。
そのため、全ての人が家族と仲良くすべきとは思いません。
それでも、家族関係以外だけが充実している人には、厳しい時代になりました。
会いたくても会えない。だからこそ、会いたいと思わなくても会える。そんな、家族との時間が大切です。
家族関係が一番大切だと思う3つの理由
ここからは、具体的に家族関係が大切になった理由について、掘り下げていきます。
既に、誰しもが実感していることだと思います。
①新しい人間関係を作りにくくなった
外出の自粛により、人と合う機会が減りました。
人間関係においては、仕事でもプライベートでも「直接会うこと」は大切です。特に、はじめましての人間関係ではなおさらです。
そのため、新しい人と出会ったり、これまでの関係性が強固でない人とは、仲良くなりにくくなりました。
「人脈を増やす」
「友達を増やす」
そんな風に思っていた人も、2020年は思うように行動が出来なかったと思います。
結果的に、すでに強固な関係が築けている「家族」との関係性が重要になってきたと思います。
②家にいる時間が増えた
テレワークや、業務時間の減少。休日のイベントや旅行が減ったため、自宅にいる時間が増えました。
・ステイホーム
・お家時間
これらの活動が推奨されることにより、家族と過ごす時間が増えています。
また、実際に、厚生労働省の調査でも、今年のサラリーマンの残業時間が減っていることが確認されています。
一部の業種の人を除けば、仕事の時間も、外出の時間も減り、家族と過ごす時間が大幅に増えたと思います。
家にいる時間で何をするか。も重要ですが、「どんな関係性の人と過ごすか」の方が大切です。
家族関係が良い人は、豊かな気持ちで過ごしていると思いますし、逆もまたしかりです。
③どんな時でも切り離せない関係が家族だと再認識した
今、気楽会って会話できるのは、家族くらいです。
もちろん、家族間でも体調管理や、感染対策は必要です。それでも、自宅という安心できる巣で、心置きなく過ごせるのは、家族くらいです。
どんなに人間関係が希薄になるような時代が来ても、家族だけは一緒に居てくれます。
だからこそ、家族のありがたみが理解できたと思います。
家族関係をより良くする3つのアイデア
家族関係が大切なことは、誰しも理解していることかと思います。
しかし、一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、逆に喧嘩をしたり、関係性が悪くなる可能性もあります。
そんな家族関係を、より良くするためのアイデアを3つご紹介します。
返報性の法則を活用する
まずは、心理学の基本の基本です。
返報性の法則とは、人に何かをしてもらったら、お返しをしたくなる心理です。
・お歳暮
・年賀状
・結婚祝い
などなど、返報性の法則により行われる行動はたくさんあります。(詳細はこちらの本がおすすめです。)
家族関係に返報性の法則を活用するには、こんなことをしてください。
・積極的に家事をする
・お礼をしっかりする
・たまにプレゼントをする
まずは、自分から与える必要があります。もし、「最近家族と上手くいっていないな」と思うなら、これらの行動をしてください。
個人的に、プレゼントはお花がおすすめです。
・家の雰囲気が良くなる
・植物はメンタルに良い影響を与える
・手軽に、喜んでもらいやすい
「花を送るのは恥ずかしい」
そんな人は、宅配のお花がおすすめです。花瓶無しでも飾れるお花もあるので、準備不要です。
もちろん、お店に行かなくてもいい点も魅力の一つです。(特に男性は)
プライバシーを確保する
家族で過ごす時間が増えると、必然的に「自分の時間」が減る感じがします。
いつでも家族と一緒にいるのは、嬉しい時も、メンドクサイ時もあります。
もし、部屋がいくつかあるなら「今日の午前中は読書するから」といって、自室にこもるのもおすすめです。
おすすめ本はこちらにまとめています。
・おすすめの「シリーズモノ小説」11選
・2020年に読んでよかった本20冊
また、自宅に家族全員がいると自分の部屋が無い。という人は、散歩がおすすめです。
事前準備も不要で、手軽に自分の時間が作れます。
心理的柔軟性を高める
最後に、家族関係を良くするためにおすすめのアイデアは「心理的柔軟性を高めること」です。
こちらに関しては、一朝一夕では難しいですが、長期的に良い家族関係を作れる最強の方法です。
心理的柔軟性を持つ人の特徴はこちら
・広い視野を持っている
・いい事、悪いことを柔軟に受け止めることができる
・「今」に集中することができる
・思考と、自分の距離感が適切
つまり、辛い状況になった時でも、その事実をオープンに受け止めます。また、「今ここ」に集中できるので、家族との時間に集中できます
さらに、思考との距離感が適切なため、いい事や悪いことがあった時に、その事実に囚われすぎません。
心理的柔軟性を持つのは少し手間がかかりますが、2つの方法をご紹介します。
・広い視野を持つ⇒幅広い知識を得る
・今ここに集中する⇒瞑想をする
この2つの活動がおすすめです。
幅広い知識の重要性についてはこちらから。
瞑想については、ゆっくりを呼吸をして「鼻から入る冷たい空気」と「鼻から出る温かい空気」を感じるだけです。
あらゆる瞑想の方法はありますが、現時点効果に大差は無さそうです。ゆっくりと、呼吸に集中するのが、手軽でおすすめです。「今ここ」ができるようになります。
目標は8週間程度続けてください。
2020年は人間関係の変化「まとめ」
今回は、2020年に起きた、人間関係の変化についてご紹介しました。
「やっぱり家族関係は大切だな」
と思った人は、ご紹介した3つの方法をためしてみてください。
仕事の関係などで、家族に会いにくい人もいます。(私がそうです)
そんな人は、たまには電話やテレビ電話をしてみましょう。もちろん、LINEを送るだけでも、家族は喜んでくれると思います。
大変なことが多い今。だからこそ、家族関係をより良く保ち、この苦難を乗り越えたいと思います。
お題「#この1年の変化 」