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【特徴】知識がある人になるたった一つの方法【触れる情報の違い】

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「同じように生活をしているのに、あの人知識があるな」
「なんで、あんなにいろいろ知っているんだろう」

 

そう思う人は、あなたのまわりにいませんか?

 

それは、知識がある人が確実に触れている情報に特徴があるからです。そして、その情報に触れる頻度が低いからです。

 

・集中力
・無駄な時間を過ごさない
・睡眠時間
・仕事時間
・家族の有無

 

など、様々な理由があります。しかし、今回はその最大の理由についてご紹介したいと思います。

 

それは「ストック型の情報に触れているかどうか」です。

 

今回は、そんな同じように勉強していても(生活していても)知識量に差がつくたった一つの理由についてご説明します。

 

集中力について知りたい人は、こちらの本がおすすめです。細かい変化はあっても、大枠は100年以上通じる内容が書かれています。

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知識は2つに分類できる

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まずは、情報を2つに分けてご紹介します。

 

①ストック型の情報
②フロー型の情報

 

どちらの情報に触れるかで、同じインプット量でも知識に差が生まれます。

ストック型の情報の特徴【知識人の情報】

ストック型の情報とは、その名の通り「保管して、活用できる情報」です。

 

つまり、今情報を仕入れても、10年後、20年後にも使える情報です。

 

例えばこんな知識です。

・化学
・物理
・地理
・数学
・歴史
・名作の物語
・運動や音楽

 

これらの情報には2つの特徴があります。

①時間が経っても、使う場面がある
②情報が変化しにくい

 

100年後でも、掛け算は確実に使われます。さらに、掛け算の法則は変わりません。2×4は、100年後も8です。

 

これらの情報に触れることで、知識がある人になれます。

フロー型の情報の特徴【無駄な情報】

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一方、フロー型の情報とは「その場限りの情報」です。

 

つまり、一時的にしか使えない情報で1年後にはほとんどの人が忘れていたり、情報が変化するようなものです。

 

具体例はこちら

・ゴシップ
・天気
・関連性の低いニュース
・芸能
・名作で無い物語
SNS
・雑談内容

 

これらの情報は2つの特徴があります。

①時間が経つと、使う場面が無くなる
②情報が変化しやすい

 

芸能人のスキャンダルを何十年後も話題にあげることはほとんどありません。また、ニュースについても同様です。

 

「情報の鮮度が大切」と言われるようなものは、ためておくことができない情報の可能性があります

ストック型かフロー型の情報かは人によっても異なる

ここまでは、わかりやすくするためにざっくりと具体例を挙げました。

 

とはいえ、人によって情報がフロー型になるか、ストック型になるかは異なります。

 

例えば、芸能人なら「過去のスキャンダルなどの情報」を覚えていることで、自分の働き方を変えたり、話題にして笑いを取れるかもしれません。

 

他にも、たとえ「フロー型」の情報でも、入手する必要がある場合もあります。報道関係の仕事であれば、ニュースを知らないと仕事が出来ません。

 

そのため、「フロー型は悪。ストック型は正義」とは言いきれません。

ストック型の情報で知識量の差が生まれる

向日葵畑の分かれ道

あくまで傾向として、ストック型の情報を得る機会を増やすことには価値があります。

 

先ほどもお伝えしたように、何でも間でも簡単に割り切ることは出来ません。子供の成長記録は、自分しか興味が無いかもしれませんが、何よりも大切な情報です。

 

とはいえ、知識量を増やしたいなら、なるべく「ストック型の情報」を手に入れることをおすすめします。

 

ダラダラをネットニュースを見ている時間で、本を読むだけで知識量には大きな差がつきます。

 

他にも、名作の漫画や小説、映画もおすすめです。

 

こういった「仕事や生活に不要だけど、みんながなんとなく知っていること」への知識がある人は、教養がある人に思われます。

 

さらに、話題も豊富になるので人間関係にも効果的です。

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なぜ、知識を蓄える方がいいのか【知識のメリット】

「知識人になる考え方はわかったけど、教養があっても意味が無いよね」

 

そう思うかもしれません。

 

しかし、知識量には大きく3つのメリットがあります。

 

・セレンデピティが生まれる
・創造性が高まる
・変化に対応できるようになる

 

セレンデピティとは、ふとしたひらめきのことです。貼ってもすぐにはがれてしまう糊を「ポストイット」として使うようなことです。

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情報量があれば、想像力も高まります。発明とは「既存の知識の新しい組み合わせ」と言われています。

 

既存の知識量の幅があれば、想像性は大いに高まることが期待できます。

 

最後に、変化への対応力がつきます。タイピストや電子の切符を切る仕事が無くなったように、これからも必要となる仕事は大きく変化します。

 

もちろん、必要な技能も変化します。そんな時に知識の幅が無いと、柔軟に変化に対応することができなくなります。

 

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これらの理由により、「無駄に思える知識」でも、蓄えておくことをおすすめします。

知識がある人になる方法たった一つの理由【まとめ】

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今回は、知識がある人になる方法として「触れる情報の差」についてご紹介しました。

 

もちろん、知識量だけにこだわる必要はありません。時間はトレードオフです。

 

好きなことや自分が楽しめることに割く時間も重要です。

 

ですが、もし何気なく過ごしている時間に仕入れる情報を、ストックできる情報に変えれば、知識人になることができるかもしれません。

 

たとえ10分でも、新しい、蓄えることができる情報に触れてみてはいかがでしょうか。