"SEO"
ブログを書いている人なら、一度は意識をしたくなる言葉ですよね?
ご存じの通りSeaech Engine Opitimization。検索エンジン(グーグルやbing)に評価される文書を書くことです。※実は調べたのは内緒です。
「SEOライティングならこれ」
「正解のSEOはこの方法」
「秘密のSEOライティング技術」
などなど、ブログを書いていると、ついつい心惹かれる文章を目にします。
とはいえ、個人的には「SEOは幽霊」と思っています。
もちろん、SEO自体は存在するのですが、世に出回っているSEO技術は全て幽霊(曖昧模糊)です。
なぜなら、誰もSEOライティングの正解を知らないからです。
【今回ご紹介すること】
・なぜ、SEOテクニックは幽霊だと思うのか
・SEOの限界
・SEOの曖昧さ
・稼ぐブログとは
・SEOよりも大切だと思う3つのこと
この4つを、超弱小ブロガーが書いていきます。つまり、雑記です。
なぜ、SEOライティングは幽霊だと思うのか
まずは、私がSEOのテクニックをあまり信じていない理由です。
・SEOの正解は誰も知らない
・正しいSEOもいつかは時代遅れ
・SEOライティング以外も大切
そもそも、SEOの正解は検索エンジン側しか知りません。世に出回っているSEOは「グーグルのアナウンス」や「体験談」です。
つまり、勘違いや思い込みが発生しているはずです。
また、SEOの正解は定期的に変わります。経験則で、ある程度はSEOの正解が見えます。そうすると、多くのブログが同じようなブログになります。
さらに、どうしても完璧なSEO=完璧な文章。にはならないので、検索エンジン側も絶えず更新が必要です。
アルゴリズムを放置すると、SEOに最適化されたけど、中身が無い文章が検索エンジン上位になってしまうからです。
最後に、SEOライティング以外の要素も検索エンジンには評価されています。(この辺は後述します。)
統計的な手法で検証することが難しい
SEOテクニックの曖昧さでいえば、「統計的な比較」が難しい点です。
全ての条件を一致させて、比較して検証することは出来ません。
・同じドメイン
・同じ文章
・同じデザイン
こういったことは非常に難しいですし、なにが理由で検索エンジンに評価されたか。は結果を見て想像するしかないです。
「タイトルの表現を変えたら、検索上位になった」
もちろん、正しい可能性もあります。でも、被リンクだったり、ドメインエイジだったり、アルゴリズム変更だったり、と他の要因である可能性も充分にあります。
可能性が高そうな要素を「予想」は出来ます。でも、その予想の精度は100%ではありません。
でも、SEOで良い結果を出した人が検索で見つかる?
「そうは言っても、検索するとSEOで良い結果を出した人がたくさんいるよ。」
わかります。
でも、これにはトリックがあります。
それは、SEOに取り組んでも結果が出なかった人は、そもそも検索に乗らないので、情報が手に入らないこと。です。
検索の奥の奥まで行ければ
"SEOに取り組んだけど検索エンジンに乗らない3つの理由"
"徹底的にSEOに取り組んで毎日10PVの現実"
などのエントリーがあるはずです。このエントリーも無数にあるエントリーの中に埋もれていきます。
SEOの世界では、上手くいった人しか検索に乗りません。それが検索エンジンだからです。
つまり、SEOについては、勝者のコメントしか聞けず、勝者の何千倍もいる敗者のコメントは聞けません。
とはいえ、SEOも最低限度の正解はあると思う
SEOライティングは幽霊だ。と言いながら、さっそく手のひら返しですが、ある程度の正解はあると思います。
そもそもの構造として「タイトル」や「文章量」が必須だからです。
特に、タイトルについては、検索エンジンが、クエリと呼ばれる「検索に使われる言葉との相関性」で判断している間は重要でしょう。
いずれ、アルゴリズムでパーソナライズされると思います。
検索エンジンの未来は、このようになるでしょう。
・人の嗜好によってパーソナライズ
・SEOでは無く、検索者の反応で評価
・リンク先のクリックや、閲覧時間が優先
つまりSEOとは、デートでいえば、身だしなみや言葉遣いのようなものです。全く意識していないと、ダメですが、多少意識すればそれ以外の要素の方が大切です。
それ以外は、相手(検索エンジン)や時代によって、正解は変わります。
SEOの限界
そもそも、SEOには限界があります。
など、あらゆる要素で検索エンジンの評価が変わるからです。
「SEOだけできれば大丈夫」
そう思っていると、期待値以上の結果で出ずに落ち込むだけです。
どんなにSEOライティングが出来ても、投稿初日のブログは検索結果には出ません。つまり、そういうことです。
SEOの曖昧さ
先ほどもお伝えしたように
といった理由から、非常にあいまいだと思っています。
本で読んで勉強しても、検索アルゴリズムが変わった場合には意味が無いかもしれません。
細かいテクニックを学んでも、フロー型の情報になるので、使い捨ての情報です。
SEOについて、知っておくべきことはあります。でも、それよりも大切なものがあると思います。
SEOよりも大切だと思う3つのこと
では、このエントリーで言いたいことです。
SEOよりも大切なのは
1.読みやすい文章
2.人に影響を与える文章
3.続けること
こちらの3つです。
1.読みやすい文章が無ければ意味が無い
そもそも、SEOよりも、人が読んで読みやすい文章がベストです。
検索エンジンに評価されても、人に評価されなければ意味がありません。
もちろん、論理的な文章術も大切ですが、その人ならではの「味」がある文章が個人ブログの強みだと思います。
人のブログを拝見していて思うのは「この人の書く文章は味があっていいな。」です。教えてもらいたい。
味のある文章を書くための方法は、意外に世の中に出回っていないので、SEOよりも大切にすべき個性です。
2.検索エンジンよりも人の心に影響を与えるべき
ここから先は、ブログで収益化を考えている人向けの内容です。(短いので、ぜひ読んでください。)
※YOUTUBEなどで「いいね。チャンネル登録お願いします。」と言っているのは、実際にその発言で効果があるからです。みんな考えて行動しているみたいですね。
ブログを収益化する2つの方法
ブログで収益化をするには2つの方法があります。
①アドセンスなど、閲覧数が増えれば収益が増えるタイプ
②アフリエイトなど、紹介した商品をブログ経由で買ってもらうタイプ
大切なのは「②」です。なぜなら、アドセンスタイプの広告には3つのデメリットがあるからです。
1.アドセンスの報酬率による影響が大きい
2.広告ブロックをされる可能性
3.そもそも、クリックされにくい
一番のネックは、収益がアドセンスに依存することです。
・ペナルティ
・報酬率の変動
・サービス廃止
などがあった時に、どんなにPVが稼げてもお金になりません。
一方、アフリエイトで稼げる人=文章で物を売れる人。です。
本当に優秀な営業マンは、何を売っても売れる。と言われます。これはおそらく事実です。
これまで紹介していた商品が売れない状況になっても、他のものを売れるスキルがあることは重要です。
つまり、影響力のある文章を書ける人は強いです。SEOでPVを集めるだけでは片手落ちです。
3.まずは続けようよ
最後にお伝えしたいことは、続けよう。ということです。
真実かどうかわからないSEOよりも、良い文章を書けるように勉強していくことの方が大切です。
継続は力なり。ブログを続けることは難しい。それは、情報に踊らされることや、高すぎる期待値のせいだと思っています。
とにかく続けること。結局できることはそれくらいです。
SEOテクニックって幽霊みたいなものだと思う【まとめ】
今回は、SEOテクニックについて考察しました。
色々と理由を並べ立てましたが、一番の主張は「楽しく書くのがベスト」です。SEOライティングが楽しいなら、そのまま続ければ良いと思います。
おそらく、ほとんどの人はSEOを意識したり、いろいろと研究をしても、成果がでるまで非常に時間がかかります。
ブログで上手くいかない人は
・良い文章が書けない人
ではありません。
・続けられない人
です。
まずは、楽しく、書きたいように書く。その中で、最低限のSEOを理解し、あとは人を引き付ける文章を書けるように勉強するのがおすすめです。
良い文章が書ければ、ブログ以外でも活かせます。