最近、以前よりも読書量が減っています。
理由はいくつかあるのですが、大きいところで言えば
・興味のある本を見つけられていない
・少しだけ忙しい
・調べ物が多く、ネットを見ていることが増えた
などがあります。
そんな生活をしていて、最近気づいたことは「目が疲れる。」ということです。
「本を読んでいないのに、目がつかれるのか。」
と思うかもしれません。たしかに、読書は目を使うように感じます。
しかし、実際は普段の生活よりは、読書の方が目に優しいと思っています。
その理由は、相対的に読書は目の運動量と目に入る情報量が少ないからです。
読書が目に優しい。というよりは、他が目に負担をかけすぎる
当然ながら、読書も目を使う作業です。
そのため、読書=目に優しい。という印象を持っていない人もいるでしょう。
たしかに、紙の本ならまだしも、電子書籍ではブルーライトなどの影響も受けます。
しかし、この後ご説明するように、読書以外の活動はより目を酷使します。
読書で目が疲れる。というのは昔の話かもしれない。
もともと、自然に囲まれて暮らしていた時、私たちは細かなモノを見る機会は少なかったです。
・農業
・炊事
・談笑
こういった活動では、細かなところをじっくり見る頻度は少ない。
かつて、読書は相対的に目を使う行動の一つでした。
しかし、今ではそれ以上に目を使うことが増え、読書が相対的に目に優しい行動になっている。と考えることができます。
動画やスマホは目の移動が情報量が多い
定番の時間のつぶし方としては、動画やスマホでしょう。
これらは、読書以上に目を酷使します。
・アニメやドラマを見る
・ネットで調べ物をする
・ECサイトで買い物をする。
これらは、日常生活で無意識に行っています。そして、着実に目を疲れさせています。
動画はとにかく情報量が多い
とにもかくにも、動画は情報量が多いです。
・明るさが変わる
・動きが多い
・色合いが変わる
など、多くの変化が目に飛び込んできます。
バラエティーや情報番組でさえ、場面が定期的に変わるので目に入る情報量は多いでしょう。
さらに、動画は没入しやすいので、体が凝る。というデメリットもあります。
ブラウジングは目の移動が多い「スマホ」
ネットサーフィンや、通販サイトも目の移動が多くなります。
・広告がある
・ピンポイントで価格や送料を確認する
・書かれている内容を読み飛ばす
など、視線の移動が多くなりがちです。
「この商品の送料はいくらだろうか。」
「この商品、黒色はあるかな。」
「サイズ感はどんな感じだろう。」
こんな風に考えて、特定の情報を探すような目の使い方をします。これは、読書以上に目を使う活動です。
最近では、動画の広告などもあり、さらに目に負担をかけています。
読書は焦点の運動量が少なく、規則的。
一方、読書では視線の移動は少なく、規則的です。
本を読んでいる時に、突然画面の色合いが変わったり、明るい色が目に飛び込んでくることはありません。
多少の飛ばし読みをしても、ピンポイントで文章を探すことは少ない。
そのため「目を使う動作」である、読書でも、他の行動よりは目に優しい可能性があります。
最近目が疲れるなあ。と思ったら読書をしてみてはいかがでしょうか。
結論です。
「最近、目が疲れている。」
と感じる時は、読書をしてみてはいかがでしょうか。
理想は紙の本ですが、電子書籍でも「比較的」目に優しいかもしれません。
また、電子書籍でも専用端末ならブルーライトの抑えることができます。
もちろん、理想は外を歩くことでしょう。
ほかにも、瞑想をしたり、ゆっくり湯船につかることも、目の疲れ対策としてはおすすめです。
また、室内にいても、30分に一度くらいは外を見るなど、視線を遠くに置くことをおすすめします。
読書姿勢については、こちらで紹介しています。
まずは、手軽な読書から始めてみてはいかがでしょうか。