ただの思い出話。
むかし、一度だけ経験した「滑走式リフト」の思い出について書きます。
スキーやスノーボードではリフトに乗ります。
リフトは、椅子のようなものに座って山の上まで移動できる便利な乗り物です。
・乗り降りで転ぶ
・乗るタイミングがつかめない
・景色がキレイすぎる
などのリフトあるあるがあります。
そんなリフト、今では婚活にも使われることもあるようです。面白いですよね。
ですが、リフトは「座る」以外の利用方法もあります。
それは「つかまる」です。
それが滑走式リフトです。紐がゲレンデの上に巻き上げられていて、それに捕まるだけのリフトに乗ったことがあります。
- むかし、スノーボードをしていたころに滑走式リフトにのった。
- 今思えば、あの失敗体験が私がスノーボードを辞めた理由かもしれません。
- 多分、多くのことは失敗から立ち直る力が必要。
- 失敗しないことよりも、立ち直る力の方が大切
むかし、スノーボードをしていたころに滑走式リフトにのった。
数年前に、あるゲレンデに行きました。
そこは古くからあるゲレンデで、リフト券が安い。という理由だけで、滑りに行きました。
学生の時だったので、お金は無いけど時間はたくさんあったからです。
そのゲレンデには、滑走式リフトがありました。
初めての経験でドキドキしていると、目の前に親子がいました。
その親子が
「先に上手な人に行ってもらった後にしようね。」
といって、私たちを先に行かせてくれました。(私は上手くないが、断る勇気もありませんでした。)
不安を感じながらリフトに乗る(紐に捕まる)と、不慣れなこともあり、一瞬で転びます。
「めちゃくちゃダサいなあ。」と思いながら何度かチャレンジして、何とか上まで行くことができました。
ちなみに、その親子は転ばずに上まで行けていました。
今思えば、あの失敗体験が私がスノーボードを辞めた理由かもしれません。
それから、何度かゲレンデに行くことがありました。
特に上手なわけでは無いので、ゲレンデの失敗体験はたくさんあります。
・人にぶつかる
・派手に転ぶ
・リフトに乗れない
などなど、失敗も多かったのですが、雪山は景色が良くて好きでした。
しかし、滑走式リフトでの失敗体験は、なんとなくトラウマになり「スノーボードが苦手。」と思うことが増えました。
結果、私はスノーボードを辞めました。
多分、多くのことは失敗から立ち直る力が必要。
私は、バイクに乗ります。(自転車にも乗ります。)
バイクも教習所で何度も転びましたし、公道での立ちごけも経験しています。
さらに、山道で大量の落ち葉を踏んで、転倒したこともあります。
ですが、私が今でもバイクに乗るのは、教習所で言われた
「バイクに乗る人はだいたい転んでいる。」
「転んだ後でも走れる人は、バイクに乗り続ける。」
「だから、バイクに乗っていた転んだ時が、バイクに乗り続けられるかどうかの分かれ道。」
という言葉があったから。
自転車競技でも「転んだ数だけ早くなる。」と言われているらしいです。
どんな人でも最初は初心者。よく言われる言葉です。
確かに、誰しも同じような失敗をします。
だからこそ、新しいチャレンジをする時は「失敗した時にやり直せる力が大切だ。」と思って続けていきたいなあ。と思います。
失敗しないことよりも、立ち直る力の方が大切
失敗をしたい人はいません。
・失敗しない方法
・損をしない方法
・上手にやる方法
こういった方法は人気のコンテンツ。
しかし、本当に大切なのは「失敗から立ち直る方法」だと思います。
人生はランダム性に満ち溢れているので、成功も失敗もかなりの部分がランダム性に支配されています。
ならば、運頼みになってしまう「失敗しない」よりは、自力で何とかできる「失敗から立ち直る方法」の方が大切です。
ということで、失敗しても再び立ち上げることができる「レジリエンス」の本を紹介して、結びとします。