ようの読書記録

読書家が考えるシンプルな暮らし

【雑記】会社の福利厚生が充実しているメリットとデメリット【無駄な福利厚生もある】

仕事選びの際に、福利厚生を重視する人は多いと聞きます。

 

しかし、私は「福利厚生って、そこまで大切じゃないよね?」と思っています。

 

福利厚生には、大きく3つの種類があります。

1.あると助かる福利厚生
2.あっても良い福利厚生
3.無くても良い福利厚生

 

基本的に、企業の福利厚生は給料の一部とも考えることができます。つまり、お財布は一つで、どこに分配するか。です。

 

今回は、そんな企業の福利厚生のメリットとデメリットについて、考察します。

福利厚生とは

f:id:koyoux:20210615174024j:plain

まずは、簡単におさらいです。

 

福利厚生とは、企業が給料以外に支給する報酬のことです。

 

会計上の福利厚生など、厳密な定義についてはここでは語りません。

 

「企業が社員に与える、あらゆる給料以外の報酬」

 

これを、今回のテーマをして考察をしていきます。

そもそも、福利厚生が充実しているより給料が欲しい

最適なプレゼント選び。のエントリーでも触れましたが、最も万人が喜ぶプレゼントは現金です。

 

プレゼントとして、商品に変えた時点で、貰い手の感情的な評価額は80%程度になる傾向があります。

 

福利厚生では、80%以下になるような気がします。

www.yoblog.org

当たり前ですが、自分が欲しいものは、自分が一番良くわかっています。

 

福利厚生として、企業からのプレゼント(社員旅行や、ノベルティ)をもらうよりは、その費用を現金でもらった方がありがたいはずです。

福利厚生は分配に問題がある

f:id:koyoux:20210607060816j:plain

福利厚生が充実していると聞くと、良い会社の印象がありますよね?

 

・社員用のジム
・社員旅行
・送迎バス
・移動式美容室
・会社借り上げの旅行施設

 

など、あればあるほどうれしいと感じる人もいます。

 

しかし、使わない人からすると不平等になります。

 

例えば、給料が50万円の2人の人がいるとします。

Aさん:給料50万円
Bさん:給料50万円+社員用ジム(2万)+送迎バス(1万)+社員旅行(3万)

 

こう考えると、不平等が生じます。これらの福利厚生分を給料として支給し、ベースアップ(賃金のベースラインを上げる)をすれば、不平等は減ります。

 

さらに、使いたいものに、現金を使うことができます。

1.あると助かる福利厚生

f:id:koyoux:20210715174929j:plain

基本的に、福利厚生は充実してなくても良いと思っている私ですが、もちろんあると助かる福利厚生もあります。

 

・社員食堂とそのクオリティ
ウォーターサーバーや安い自動販売
・キレイなトイレと紙
・キレイで広い会社
・座り心地の良い椅子
・企業専用の保育所など

 

など、こういった仕事で使うものや、生活に必要なもの。については、充実している方がありがたいです。

 

最低でも、1日8時間×20日間。160時間/月を過ごす社内での生活に必要なところは、大切です。

 

一説によると、自分の席から窓(外)が見える人は

・仕事のストレスが低い
・仕事への満足感が高い
・仕事の成果が高い

 

などのメリットがあり、Appleなどの企業が取り入れているようです。

 

また、その会社専用の保育施設などがあれば、子供がいる人の働きやすさが大幅に改善します。

 

通勤と、保育施設への送迎が一緒になれば、時間も浮きますし、安心ですよね?

2.あっても良い福利厚生

f:id:koyoux:20210503184851j:plain

あっても良い福利厚生には3つの条件のうち、どれかを満たす必要があります。

1.減税の対象になる福利厚生

まずは、減税対象になる福利厚生です。つまり、1,000万円福利厚生に使えば、そのいくらかが課税対象外となり、節税が出来る福利厚生です。

 

なぜなら、費用対効果が高いからです。

 

プレゼントの価値が基本的には80%になる。と考えると、それよりも節税効果があれば、メリットの方が多いと思います。

 

つまり、プレゼントによる価値低下額<節税効果。

 

こういったケースは、福利厚生があっても良いと思います。

2.マスメリットが活かせる福利厚生

節税以外にも、マスメリット(取り扱い量が多いから、個人よりも安く買えるようなもの)が活かせる福利厚生はあっても良いでしょう。

 

・備品
・人間ドックやストレスチェック
・ジムやエステなどの法人契約による利用券発行

 

など、従業員数が多いからこそ生み出せるマスメリットを活かす、福利厚生は導入しても良いと思います。

3.社員の人生の質が上がる福利厚生

f:id:koyoux:20210331175723j:plain

 3つ目のあっても良い福利厚生は、社員の人生の質が向上する福利厚生です。

 

例としてはこちらです。

・健康増進につながるもの
・人生の満足感が上がるもの

 

具体的には

・スポーツジムやスポーツクラブへのサポート
・睡眠やストレスに関する研修
・健康的な食事の出る社員食堂

 

これらは、自ら進んでお金を払うことが少ないわりに、人生の質が向上します。

 

身銭を切って、ジムに行かない人はたくさんいます。でも、会社負担ならたまには通う気になりますよね?

 

さらに、健康な食生活やメンタルトレーニング。運動は仕事の質を高める可能性もあります。

 

会社が、福利厚生というインセンティブを与えることで、人の行動が良い方向に変わるなら、あってもよい福利厚生と言えるでしょう。

3.無くても良い福利厚生

f:id:koyoux:20210318181944j:plain

ここからは、無くても良い福利厚生です。

 

それは、参加者(利用者)が限られる福利厚生(※1)です。 

※1:出産や育児に関することなど、対象人数が少なくても重要性が高い福利厚生は除きます。

 

社員旅行や宴会などの福利厚生は、参加者が限られるため、不平等(分配が偏る)といった特徴があります。

 

また、ノベルティもいらないかな。と思います。私はカタログギフトをもらう方がうれしいです。

 

もちろん、社風にもよりますが、特定の人にしか価値が無い福利厚生は無くても良いと考えます。

福利厚生についての、私の見解「結論」

f:id:koyoux:20210313170646j:plain

今回は、福利厚生のメリットとデメリットについて整理しました。

 

ここまで書いていて、当初は「福利厚生は不要」と思っていましたが、案外あってもよい福利厚生の方が多いかも?と思ってきています。

 

もともと、給料の少ない時代に服を貸与するために生まれたとも言われる、作業服など、福利厚生は企業から社員への思いやりです。

 

さらに

・使用目的を選べる
・会社の収支に合わせて変動させやすい

 

などのメリットもあります。

 

何事もバランスが大切です。時代の変化(人の好みや文化の変化)に合わせて、適時改訂していくのが、福利厚生の正しい運用方法かもしれない。

 

そんな風に思いました。