推理小説は好きですか?
本好きの人にもたくさんの種類がいます。
・ビジネス書好き
・小説好き
・ミステリー好き
・エッセー好き
・漫画好き
などなど、一言で読書好きと言ってもたくさんのタイプがあります。
そんな中「推理小説やミステリーだけは好きじゃない。」という人もいるでしょう。
確かに、推理小説は内容が難しく感じたり、残虐な描写があったりします。
ですが、推理小説ならではの魅力はたくさんあります。
推理小説を楽しめる4つの方法をご紹介するので、もう一度チャレンジしてはいかがでしょうか?
最後におすすめ本もご紹介します。
推理小説が苦手。という人の気持ちはよくわかる。
正直、推理小説が苦手な人の気持ちはよくわかります。
「この本を読むには、根気が必要だ。」
「読後感が良くないかもしれない。」
「頭を使うのがめんどうだなあ。」
私もそんな風に思うことがあるからです。
実際、読むのに非常に頭を使う本もたくさんあります。
悲しい物語で、心が痛む時もあります。
ですが、推理小説というジャンルは今でも人気です。それは、推理小説ならではの魅力があるからです。
推理小説の魅力とは
本題とは外れるので簡単にご紹介しますが、推理小説にはこんな魅力があります。
・どんでん返しが楽しめる
・楽しんで騙されることができる
・なんとなく賢くなった気持ちになる
・伏線が回収される気持ちよさがある
・謎。という本をめくるエンジンがある
もはや、推理小説で「どんでん返し」は当たり前となっています。
また、謎が深まれば深まるほど「その先を知りたい。」と思い、本を読むペースが上がります。
人生を生きていても、楽しんで騙されることは少ない。しかし、推理小説ならそれが可能です。
ここからは、そんな推理小説を楽しむ4つのポイントをご紹介します。
推理小説を楽むためにおすすめな4つのこと
推理小説を楽しむにはどうしたら良いでしょうか?
今、推理小説が楽しい。ミステリーを読むのが趣味だ。と思っている人は、今のスタイルで読み続ければ良いでしょう。
しかし、推理小説になかなか手が伸びない人は、これらのことを意識してください。
1.騙されるのは良い事。と思って読む
まず、推理小説は作者と読書の勝負ではありません。(それが楽しい人はそのままで良いです。)
私は、推理小説を読む時は良い観客(読者)でいようと思っています。
例えば、マジックを見る時に一生懸命タネや仕掛けを探すより、は気持ちよく騙される方が楽しめたりします。
これと同じで、推理小説もしっかり騙される方が楽しめます。(私は)
そのため「絶対に探偵よりも先にトリックを暴かないといけない。」と思わずに、気楽に読んでみましょう。
2.内容がわからない時は、書評や解説を見る
推理小説を読んでいて私が一番困るのは「結局何が謎で、どんなふうに伏線がつながっていたのだろうか。」とわからなくなることです。
そんな時は、ネットで検索してみましょう。
世の中には賢い人や情熱をもって読書をしている人がたくさんいます。
そんな人たちが、推理小説の謎をわかりやすく解き明かしてくれています。
「内容がわからなかった。」
そう思ったら、素直に検索してみましょう。
そのあとに、もう一度読み直すと気づけていない伏線を発見できて面白いですよ。
↑ミステリーに関わらず、読み返すのはおすすめというエントリーです。
3.推理小説の読み方に正解は無いと知る
推理小説はたくさんの人に愛され続けています。
ある意味では論理的な構造を持つのが推理小説です。
例えば、こんなものがあります。
・叙述トリック
・「」以外の文章で嘘をつくのはダメ
・種明かし前の情報で、謎が解けるようになっている
だからこそ、マニアの人からは「推理小説はこう読むべき。」みたいな意見があったりします。
しかし、読書はあくまで個人の活動です。
どんな読み方をしても人に迷惑をかけることはありません。
先に結末を知ってから読んでも大丈夫です。
推理小説も他の本と同様、好きなように読みましょう。
4.平和なミステリーも存在する
「推理小説は残虐な描写があって嫌だ。」
そんな人は、日常系の推理小説を読みましょう。
推理小説の魅力は「謎解き」です。まずは、内容が重くない推理小説を読んで、ミステリーの楽しさを味わってみてください。
「名作」おすすめの推理小説「4冊」
最後におすすめの推理小説をご紹介します。
もし、興味がある本があれば試してください。(有名本です。)
1.どんでん返しと言ったら。「medium 霊媒探偵城塚翡翠」
ドラマ化したことで、さらに有名になったこの本。
ちゃんとどんでん返しをしてくれてるので、読んでいて気持ち良いと思います。
内容的にも難しすぎないので、気楽に読めます。
2.クローズドサークルと言えば「そして誰もいなくなった」
説明不要の名作。
アガサ・クリスティーの"そして誰もいなくなった"も読んで後悔無いでしょう。
クローズドサークル(外界からの人の侵入が無く、閉じられた関係者だけが犯人)の面白さが詰まっています。
3.理系ミステリーといえば「全てがFになる」
理系ミステリーといえば東野圭吾さんか、森博嗣さんかと思います。
ここでは、森博嗣さんの代表作をご紹介します。
こちらはシリーズモノです。楽しく読めた人は続編もあります。
4.日常系と言えば「ビブリア古書堂の事件手帖」
最後は日常系の推理小説です。
推理小説の堅苦しい感じが苦手。という人おすすめです。
推理小説が苦手な人におすすめしたい4つのこと「まとめ」
今回は、推理小説が苦手な人におすすめしたいことをご紹介しました。
推理小説は非常に奥が深い世界です。
その奥深さを味わうもよし、数多くの名作をつまみ食いするもよし。
あなたが楽しいと思えるように読んでみてください。
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