人を説得する時。「これを採用すべき理由は「○○個」の理由があります。」
という表現をすることはたくさんありますよね?
今回はそんな理由を説明する時に「3つ」がおすすめな「3つの理由」をご紹介します。
・プレゼンをする時がある
・人を説得したい
・ブログを書いている
そんな人におすすめの内容になっています。
「人に何かをおすすめしたい。」
「ブログで良い商品を伝えたい。」
そんな時は、情熱だけではなく、広く効果のあるテクニックも活用しましょう。
私は手あかで真っ黒になるくらい、このテクニックをブログで使っています。
なぜ、説得をする時に3つの理由があると良いのか
ここからは、説得をする時に「3つの理由」を挙げるべき理由を3つご紹介します。
理由の数に気を付けるだけで、説得力が増します。
1.網羅性がある「信頼性」
まずは、網羅性です。ブログの記事でも「網羅性が大切」と言われますよね?
おすすめの理由が一つだけだと、信憑性が低いです。
一方、理由が3つあると、きちんと検証されているような印象を与えることができます。
「この人は、ちゃんと検証したうえで、おすすめしているな。」
このように思われます。
2.ワーキングメモリ的にちょうどいい「脳機能」
人が一度に記憶できる量をワーキングメモリ(作業記憶)と呼びます。
これは、短期記憶よりもさらに短い記憶です。
文字を読む時も、ワーキングメモリは稼働しています。そうしないと、文字のつながりを理解できないからです。
例えば、これらみてください。
・リンゴ
・コオロギ
・アイスコーヒー
覚えられていますか?きっと、覚えているはずです。
では、こちらは覚えていられますか?少し難しく感じたはずです。
つまり、理由をたくさん挙げすぎると、覚えて置けないので、逆に説得力が下がります。
3.伝えたい魅力の抜け漏れが無い「伝えやすさ」
「この本、とてもいいからおすすめしたい」
そんな時、理由が2つ以下だと魅力を伝えきれません。
・内容が面白い事
・切り口が斬新なこと
・まとめの章があるので、読み直しやすい
3つ理由を挙げることで、おすすめしたいことのほとんどを、漏らすことなく伝えることができます。
つまり、伝える側である、私たちに有利です。
ぶっちゃけ3つにこだわる必要は無いけども
とはいえ、無理に3つにこだわる必要はありません。
基本的なおすすめ理由の数は3つで良いと思います。
しかし、提案する内容によっては、3~5くらいの幅で説明すれば大丈夫です。
「あえて、理由を100個挙げる」みたいなことも、面白いとは思います。
オマケ:私のこと好きな理由30個言って。というと嫌われる
ラブラブなカップルは「ねえ、私のどこが好き?」みたいな質問をする時があります。
この時、たくさんの理由を求めると失敗します。
「あれ、意外と好きな理由が10個くらいしか出てこない。」
「もしかして、あまり好きじゃないのかも。」
こう思われるからです。好きなことが思いつかない=好きじゃない。と勘違いされる場合があります。
もちろん、販売の時もそうで「この車の良い点は30個ありますよ。」というセールストークをすると、お客さんが
「うーん。他の車と比較して5個くらいしか出ない。」
「魅力的な車じゃないのかも」
そう、関違いされる可能性もあります。
相手に、良い点を思い浮かべてもらう時は、少ない理由。にしてもらうのがおすすめです。
3という数字が持つ力
説明する時、3つの理由がおすすめなのは「3」という数字の持つ力です。
こちらも理由を3つご説明します。
ことわざ
まずは、ことわざに良く使われているので、なじみ深いことです。もしかしたら、日本人は昔から「3」を一つの分岐点にしているかもしれませんね。
・石の上にも三年
・仏の顔も三度撫でれば腹立てる
・三度目の正直
など、「3以前か、3以降か。」という概念は、昔から使われています。
コールドリーディングでも「3」は使われている
コールドリーディングとは、占い師が良く使う「技」です。
「あなた、今日失恋したね。」
「仕事で失敗続きなんでしょう。」
こんな風に、会ってすぐに言い当てて、この人(占い師)凄い。と思わせるのが、コールドリーディングです。
ちなみに、占いに行く人=悩みがある。と仮定すると、人の悩みはだいたい7つのジャンルに絞られます。「THE SCAM」
T:travel 旅行や環境について(自身の環境について)
H:health 健康
E:education 教育や勉強
S:sex 恋愛
C:career 仕事
A:ambitious 夢
M:money お金
これを知っていれば、相手の服装や時間帯などから、ある程度言い当てることができるようです。(トレーニングも必要ですが。)※ブログネタにもおすすめ。
コールドリーディングでは、こんな方法も使います。
「あなたの幼少期に、赤に関連する大きな出来事があったね。」
「18歳の時、悲しい経験をしたね。」
「3に関する人生を変える出来事があったね。」
これらも、考えれば何かしら思いつくようなことをいって「この人凄い」と思わせる方法です。※事前に、私のヒントに協力して何かひらめいてください。という流れを作る必要はあります。
人の心を動かす職業の人も「3」という数字を使っています。
「今日、このブログを読んでいるあなたも3に関連する何かがあるかもしれませんね。」
※コールドリーディングについては、この本がおすすめ。(本物が書いている本。)
3以降が複数と思われる
最後に、3以降の数字を複数に感じる。ということもあります。
1や2は、複数という印象を感じません。
しかし、3や4だと複数のイメージがありませんか?
例えば「釣銭機からお金がじゃらじゃら出てきた」と言われたら、硬貨は何枚でしょうか?
少なくとも、3枚以上だと思いますよね?つまり、そういうことです。
説明する時は3つの理由が大切な「3つの」理由【まとめ】
説明をする時、おすすめの理由を3つにするだけ。
こんなにシンプルな方法ですが、これまでご紹介してきたように、人の心に働きかける強さがあります。
「3」
この数字には、なにかの魔力があるのかもしれません。
・プレゼンをする時
・ブログを書く時
ぜひ、使ってみてください。