お金持ちかどうか。という判断は資産額や収支のバランスで判断することができます。
年収一千万円。と言われれば、日本の常識ではお金持ちですよね?
しかし、自己評価は異なります。年収一千万円でも、年収300万円の人以上に、金欠感を感じている可能性はあります。
相対的な評価では無く、絶対評価なので当然です。
そんな、お金への欠乏感。実は、頭が悪くなる原因です。※詳細はこちらから。
今回は、お金への欠乏感を10秒で測定できる方法をご紹介します。
10秒でお金への欠乏感を測定する方法
お金への欠乏感を測定する方法は簡単です。
それは、紙に500円玉サイズの大きさの円を描く。ということです。
500円玉を見ずに、メモ紙に書いてみてください。そして、書いた後、500円玉と比較しみてください。(無い場合は、100円でも可)
比べてみた結果、どうでしたか?
実際の硬貨の大きさよりも、大きく書いてしまう人がほとんどです。
そして、大きく書いてしまえばしまうほど、お金への欠乏感がある。ということになります。
このテストの根拠となる研究
これは「コインの大きさ実験」と呼ばれています。
子供たちに、1セントから50セントまでの硬貨の大きさを「記憶を頼りに」書いてもらいます。
想像で書いた大きさと、実際の硬貨の大きさを比較して「大きく書きすぎた子供」は、比較的貧しい子供の方が多かったようです。
このことから、貧しさ(お金への欠乏感)を測定することができます。
もちろん、あくまで傾向値ではありますが、参考にはなると思います。
他にも「自分は思ったよりも物事を見ていない。」とも考えられます。
お金への欠乏感は、人を馬鹿にする
以前もご紹介しましたが、金欠感というものは非常に恐ろしいものです。
なぜなら、IQが下がるからです。
基本的に、IQは100が普通です。120になると上位10%の知能になります。
・仕事の成果
・カリスマ性
・モテる
などは、IQがある程度高い方が有利なようです。具体的にはIQ120くらいが、ベターなようです。(人より賢く、一般人の気持ちが理解できる範囲だから。)
そんなIQですが、金欠感を感じていると最大で14ポイント低下します。
IQ115の知性があっても、金欠を感じていると普通の人(IQ101)です。
IQは遺伝の要素が非常に大きいです。つまり、IQを向上させるのは非常に難しいです。しかし、下げるのは簡単です。
IQに対しては、成長よりも、予防が大切です。
欠乏感へ対処する方法
そんな金欠という欠乏感ですが、もちろん対処法はあります。
それは、保険としてのお金を用意しておくことです。
「車が欲しいから、貯金しよう。」
これは、貯金とは言えません。なぜなら、使う予定が決まっているお金だからです。
本当の貯金とは「用途の決まっていないお金」です。
この行き先不明のお金が、あなたの保険になります。
「結婚式に毎月招待された」
「車が壊れた」
「家のエコキュートが突然故障した」
そんな時に、「お金がない」という状態にならないようにするのが、正しい貯金です。つまり、余分なお金。
これがある事で、変化や想定外に対しての緩衝材になります。結果、お金への欠乏感が減ります。
お金以上に大切なのは、幸福感だと思う
もちろん、世の中お金が全て。というのは、非常に寂しい考え方です。
お金で買えるものはたくさんあります。しかし、自分を幸せにできるのは自分だけ。
・どんな状況か。
ということだけが、幸福感を決めるわけではありません。大切なのは「幸福を感じれるか。」ということ。
持っている物の数で、幸福を測ることは出来ません。
つまり、あなたの心次第です。
幸福感については、こちらの本がおすすめです。
お金への欠乏感を測定する方法。金欠感への対処法「まとめ」
今回は、お金への欠乏感を測定する方法をご紹介しました。
人は、自分に足りないと思っていることに対して、アンテナが高くなるモノです。
・普段からついつい考えてしまうこと
・人よりも過剰に反応すること
これらは、私たちの欠乏感がなにか。を教えてくれるパロメーター。
欠乏感の無い人生はありません。
「私は、何に欠乏を感じているのだろう」
それが見つかれば、対策を打つことは簡単です。