親切なことを週に一度行うと、心が穏やかになりそうだ。
ということを以前ご紹介しましたが、それ以外にも効用がありそうなので、ご紹介します。
親切な人と親切でない人、良いことが起きるのはどちらでしょうか?
あらゆる出来事はランダムなので、良いことが起きる確率は全く同じですよね。日頃の行いと運には関係がありません。
ですが、それでも親切な人にはいい事が起きます。それは、思考が違うから。
今回は、そんな親切な人になる、ちょっとしたメリットについてご紹介します。
【ご紹介すること】
・親切な人と不親切な人の思考の違い
・なぜ、親切な人はいいことが増えるのか
・とにかく、思考が大切な理由
親切な人と不親切な人の思考の違い
親切な人と、不親切な人、思考の違いはシンプルです。
・親切な人:相手を思いやることが前提にある
・不親切な人:相手を思いやるよりは、不幸を願う
ある程度、大げさに表現してはいますが、ある程度この傾向が認められます。
例えば、高速道路を走っていて、飛ばしている車を見た時に
・親切な人:危ないから、事故にならないで欲しい
・不親切な人:警察に捕まったら、おもしろいなあ
このように考えます。もちろん、人の感情は不安定なので、ケースバイケースではあります。
とはいえ、大きな方向性としては、このような思考の違いがあります。
親切な人にいい事が起きる理由
では、親切な人にいいことが起きるのは、なぜでしょうか?
先ほども触れたように、スピリチュアルな話ではありません。確率でいえば発生する事象そのものは同じです。
しかし、認知に差が生まれます。
例えば、エレベーターに乗った時、先に乗った人が、自分の行く階のボタンだけ押した場合を想定しましょう。
・親切な人:自分がボタンを押しやすいように、どいてくれたと思う。
・不親切な人:ボタンを押してくれなかった。と思う。
このように、同じ出来事でも認知が変わります。親切な人は、相手を思うのが基本の思考回路なので、良い方向に考えることができます。
自分に悪意が無い分、相手の行動を親切な行為として捉えることができます。
たぶん、いろんなところで思考は影響を与える
つまるところ、思考は認知に影響を与えます。
同じような出来事でも、普段の思考によって、感じ方は変わります。
前向きな思考が基準になっていれば、信号が赤になった時に
「周りの景色を見る時間が出来た」
「ここで渡っていたら、事故に遭っていたかも」
などと、考えることができます。
どうせ、何が起きるか。は自分でコントロールできません。ならば、どのように感じるか。を自己調整した方が気持ちよく過ごせます。
普段親切な人でも、相手の悪意に敏感になり過ぎてしまう時があります。(私も悪意に敏感過ぎるタイプ)
ですが、考え方一つで、いろんな出来事を「良い経験」に変換することができます。
親切な人にいい事が起きるのは真理だと思う。【まとめ】
今回は、親切な人(他人は親切だと思うこと)による、認知の違いについてご紹介しました。
また、普段親切にしていれば、相手の行動が変わることも想定できます。
特に、長く生きていく場合は、親切の貯金が少しずつ溜まっていきます。
たとえ、一度きりしか会わない人でも、親切な行動をすることによって、あなたの感じ方が変わります。
最強の人間関係戦術である、しっぺ返し戦略でも、最初の一手は「親切」です。
一緒に、小さな親切をさがしてみませんか?以上、雑記でした。