ようの読書記録

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内発的動機づけのやる気で読書量の自己ベストを目指す【読書量UP】

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あらゆるモチベーションは2つに分類できます。

 

①外発的動機づけ
②内発的動機づけ

 

読書において意識すべきは「内発的動機づけ」の方です

 

むしろ、あらゆる自己実現のために必要なのが、内発的動機づけと言っても良いでしょう。

 

私は内発的動機づけが上手くいったので、年間200冊の読書の達成ができるようになりました。

www.yoblog.org

 

今回ご紹介することはこちら。

・内発的動機づけと外発的動機づけの違い
・内発的動機づけのメリット
・どうやったら、内発的動機づけが出来るか

 

内発的動機づけを身に付けることができたら、読書だけでは無く、あらゆることのやる気を一気に向上させることができます。

外発的動機づけとは

働くサラリーマン

外発的動機づけとは、これらの「外から与えられる報酬」によって起きるモチベーションです。

 

・賃金
・名誉
・地位
・優遇

 

これらの「与えてもらう」ことがモチベーションになることです。

 

子供の教育でも、テストで100点取ったら、ゲームを買ってあげる。などのご褒美は良く使われますが、あまりおすすめの方法ではありません。

 

なぜなら、外発的動機づけは「持続性が少ないから」です。

 

テストで100点を取ったら、次のテストの間までは努力のモチベーションが湧きません。

 

さらに、報酬がコンスタントに与えられることは少なく、成果の評価は何年も後に与えられる可能性もあります。

 

以上の点から、外発的動機づけは「自分でコントロールできない」「モチベーションが続かない」という理由でおすすめできません。

内発的動機づけとは

一方、内発的動機づけとは「自分の内側から」発生するモチベーションです。これらの特徴があります。

 

・金銭などの報酬が関係ない
・長期間のモチベーション維持につながる
・想像力が高まる
・自己成長を目的にできる

 

つまり、「努力したら、自分はどうなっているんだろう」そのように考えて、行動することで、モチベーションが起きます。

 

もしくは、なりたい自分の姿でいようと考えることです。

 

それによって、誰に褒められなくても、長期間のモチベーション維持ができます。

 

人から認めてもらえることの少なく「読書」などの学習においては、非常に重要なスキルです。

 

もちろん、仕事や副業のモチベーションも向上します。

内発的動機づけを得るためにに必要な3つのこと

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そんな内発的動機づけに必要なのは3つの要素です。

 

1.自立性を持つ
2.有能感を高める
3.つながりを感じる

 

これら3つの要素を身に付けることが出来れば、内発的動機づけを目指す土壌が生まれます。

 

しかし、ただ単に「自分の未来に期待」するだけでは、内発的動機づけの維持は難しいです。

 

不安点な机に物を積み重ねると崩れるのと同じで、動機についても、安定した土壌の上に積み重ねる必要があります。

 

その土壌づくりの方法を次の章でご紹介します。

内発的動機づけを身に付ける5つの方法

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ここからは、具体的に内発的動機づけを身に付けるための5つの方法をご紹介します。

 

全てをまんべん無くなる必要はありません。あなたに不足していると思うところから、取り組んでください。

 

・自分で目標を決める
・自分で自分を管理する
・成功体験を積みかさねる
マインドセットをしなやかにする
・社会とのつながりを感じる

1.自分で目標を決める

まずは、目標設定を自分で行いましょう。自立性の維持に必要です。

 

読書量の目標として、このブログでは「月4冊」をおすすめしておりますが、4冊にこだわる必要はありません。

 

「今まで全く読んでいないからまずは毎月1冊」
「外出時間が減って余裕があるから今年は月6冊」

 

など、あなたの環境に合わせて自分の頭で目標設定をしましょう。

 

月4冊がおすすめな理由はこちらから。(目標設定の参考にしてください。)

www.yoblog.org

2.自分で自分を管理する

また、自己管理も重要です。(こちらも自立性を育みます)

 

管理をするには、記録が必要です。読書なら、読書記録を付けることをおすすめします。

 

なんとなく本を読んでいるよりは、たとえ2,3行でも記録を残すことで、管理レベルが大幅に上がります。

 

・本の名前
・読んだ日
・一言の感想(習慣化の重要性を知った)

 

この3つは少なくとも記録をすることをおすすめします。

 

読書記録について、詳しく知りたい人はこちらから。(5つのおすすめ方法)

www.yoblog.org

3.成功体験を積みかさねる

続いて、成功体験です。これは有能感に効果ありです。

 

どうしても、自信を持てない人は「成功体験」が少ない可能性があります。

 

もちろん、大会で優勝したり、資格を取ることができればベストですが、他にも成功体験を得る方法はあります。

 

・友人、家族に褒めてもらう
・自分で設定した目標を達成する
・小さなチャレンジをクリアする

 

家族に今月何冊読むかを宣言して、読み切ることができたら褒めてもらったり、自分の読書量の目標を記録し、達成しているかを確認する。

 

これらの活動だけでも、成功体験を作ることは出来ます。

4.マインドセットをしなやかにする

マインドセット(考え方)が硬直していると、努力するのが苦手になります。

 

・音楽や絵はセンスがほとんど
・自分は数学のスキルが無い
・勉強しても、記憶が苦手

 

このように考える人は、マインドセットが硬直している可能性があります。

 

マインドセットがしなやかになると、努力すれば成長する。という当たり前のことを当たり前に行うことができます。

 

どんなことでも、確実に進歩することができます。自分の成長に期待できない人は、自分の未来を変えることは出来ません。

 

おすすめ本はこちら「マインドセット」科学が証明した、やればできる。の理論を学ぶことができます。

5.社会とのつながりを感じる

また、社会とのつながりを感じることも大切です。

 

人の欲求は5つあります。

 

①生理的欲求(食べる・飲む・出す)
②安全欲求(安全が確保されている)
③社会的欲求(なにかに属している)
④承認欲求(自分を認めてもらいたい)
自己実現欲求(なりたい自分でいたい)

 

この中で、つながりを感じるのは③~⑤。これらが内発的動機づけにもなります。

 

読書が好きな友人を見つけたり、誰かに褒めてもらう経験を増やしたり、目標達成を続けることが大切です。

内発的動機づけを得る最も重要なこと

最後に大切なのは、あなたの成長した姿にワクワクすることです。

 

先ほどもお伝えしたように、土壌づくりは大切です。しかし、それ以上に重要なのは「どんな種をまくか」です。

 

良質な土でも、種を植えなければ雑草しか育ちません。あなたの内発的動機づけを意識して、考えてみましょう。

 

・これだけ本を読んだらどんな考え方になるんだろう
・この資格の勉強をしたら、どんな未来になるんだろう

 

このように、未来に思いを馳せながら、モチベーション維持をしてみましょう。

 

内発的動機付けを自分で設定できれば、読書量は思うままになります。

それでも、ご褒美が欲しい時は?

「内発的動機の重要性はわかったけど、ご褒美が欲しい」

 

そんな時におすすめなのは、小さなご褒美です。

 

意外にも、大きなご褒美よりは、小さなご褒美の方が恩恵が大きい可能性があります。

 

なぜなら、大きすぎるご褒美では「達成感がありすぎる」ので、継続力が無くなります。

 

本を年間100冊読めたから、ロレックスを買った。では、達成感がありすぎます。

 

内発的動機づけと外発的動機づけでは、モチベーションの大黒柱は「内発的動機づけ」です。

 

大黒柱には向かない、外発的動機づけも、無いよりはあった方が良いです

 

そのため、ご褒美が欲しい時は小さなご褒美を自分にあげましょう。

 

具体的にはこんなものがおすすめです。

・ラーメンのトッピングをつける
・チョコを2個食べていい
・好きな炭酸水を飲んでいい

 

このような小さなご褒美を与えるのがおすすめです。

内発的動機づけのやる気で読書量の自己ベストを目指す【まとめ】

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今回は、内発的動機付けによるやる気UPで、読書量の自己ベストを目指す方法をご紹介しました。

 

結局、自分の行動を決めるのは「感情」です。

 

テクニックやライフハックはその補助輪にしかなりません。

 

どんな自分でいたいか。どんな未来を目指したいか。

 

その目標設定さえできれば、どんな未来でも切り拓けると思います。