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料理が上手い人は頭が良いと思う5つの理由「美味しさは賢さのパロメーター」

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「あなたは料理が上手ですか?」

 

あなたがこのエントリーを見ている時点で、料理への関心が高いと思うので、国民平均で料理上手な可能性があります。

 

おめでとうございます。

 

料理上手な人は頭が良いです。

 

頭が良いというのは、勉強が出来る。ということでは無く「地頭が良い。」という定義になります。

 

何をするにしても、人の行動は「頭(脳)」による指令で動くため、頭が良いということは、最強の能力です。

 

もしかしたら、あなたは

 

「料理が得意だけど勉強は苦手だった。」
「料理が得意なだけで、賢いとは思えない。」
「料理上手が頭が良い。というのは怪しい。」

 

こんな風に思うかもしれません。

 

ですが、料理という作業や工程を整理していくと、頭がいい人でないと美味しい料理は出来ない。ということがわかります。

 

そんな、料理上手が頭が良いと言える5つの理由について、ご紹介していきます。

料理上手だと頭が良いと言える5つの理由

ここからは、料理上手だと頭が良い。と言える5つの理由についてご紹介していきます。

 

料理には、様々な工程があります。これら全てを高い次元でこなせる人が、料理上手です。

 

  • レシピを決める
  • 食材を選ぶ
  • 複数の料理を作る
  • 片付ける

 

もちろん、人によって得意なことは異なります。

 

繊細な作業が得意な人も、じっくり時間をかける料理が得意な人もいます。

 

頭の良さの種類は異なりますが、どんな料理上手も頭が良いと思っていいでしょう。

1.サイエンス思考がある「味が安定する」

統計学は最強の学問である。という本があるように、全ての学問では統計が必要です。

 

あらゆる学問は、データ(統計)があって始めて成立します。

 

統計学的な思考とは、サイエンス思考です。

 

サイエンス思考が無い人は、料理の味の再現性が低い傾向にあります。

 

一方、サイエンス思考がある人は、こんな風に料理をします。

 

・材料を適切に測る
・時間の経過と食材の変化を感じ取る
・分量や材料を的確に使う

 

得た情報を適切に活用できる力が、料理では必要でそれにはサイエンス思考が必要です。

 

サイエンス思考が出来る人が得意な料理はお菓子作りです。(材料を適切に測り、正確な時間混ぜたり加熱する必要があるから。)

2.アート思考がある「レシピを超える創造性」

レシピ通りに作れる能力がサイエンス思考だとすると、創造的な料理はアート思考がある。と言えます。

 

サイエンスで出来ることは、誰かと同じこと。です。

 

つまり、サイエンスを突き詰めていっても、限界があります。

 

一方、アート思考があればレシピを超える味わいを作ることができます。

 

また、レシピに書かれている食材が揃わない時。レシピの分量に合わない食材がある時に、アート思考が活かされます。

 

「このレシピには、鶏むね肉200gと書かれているけど、自宅にあるのは312gだ。」
「大根が無いからカブで代用してみよう。」
「肉の臭みを減らすために、唐辛子を入れてみよう。」

 

こんな時に、アート思考がある人は、レシピから外れても美味しい料理を作ることができます。

 

当然ながら、アート思考がある人は賢い人です。創造性とは知性です。

 

アート思考に優れた人は、冷蔵庫にある食材で美味しく料理が出来る人です。

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3.トライ&エラーが出来る「継続は力なり」

サイエンス思考とアート思考を持っている人が料理すれば、毎回美味しい料理が出来る。

 

そんな風に思うかもしれません。

 

しかし、創造性を発揮する。というトライをすると、失敗をすることもあります。

 

その失敗にめげずに試行錯誤することができる。

 

これが、料理に必要な能力です。

 

何かを学んだり、習熟するにはトライ&エラーは絶対に必要な能力です。

 

全ての料理で、トライ&エラーの能力は必要です。

4.開放性が高い「新しい知識をインプットできる」

開放性とは、心理学で使われる5つの性格のうちの一つです。

 

開放性は、知的好奇心や新しい事への関心を示す特徴です。

 

料理の世界では、たくさんのレシピが新たに作られていきます。

 

その情報を学ぶには、開放性が必要です。

 

もちろん、誰しも料理の最初は初心者。料理を学ぶ人は、開放性が高いと言えます。

 

開放性の高さは頭の良さと関連があります。

 

開放性の高い人は、外国の料理や話題の料理を作るのが得意です。

5.全体を俯瞰する力がある「段取り上手」

同じ工程で料理を作っていても、段取りが悪い人と良い人がいます。

 

料理と一言でいっても、様々な工程があります。

 

また、一つの料理だけを作ることは少なく、いくつかの料理を平行で作ったりします。

 

その時に必要なのは段取り力です。

 

・食材を準備する
・待ち時間で片づけをする
・料理にかかる時間を加味する

 

料理の段取り力には、全体を俯瞰する力が必要です。

 

複数のことを効率良くこなすには、頭の良さが必要です。

 

たくさんの品目を同時に作ったり、料理後のシンクがきれいな人は、段取り力がある人です。

料理が上手い人は頭が良いと思う5つの理由「まとめ」

今回ご紹介した、料理上手5つの特徴。

 

・サイエンス思考
・アート思考
・トライ&エラー
・開放性
・段取り力

 

これらは、頭の良さがあってはじめて成立します。

 

勉強が出来るかどうか。は頭の良さだけでは無く、勉強する時間にも大きく影響を受けます。

 

偏差値は、センス×努力時間で決まるため、頭の良さの証明としては弱い部分があります。

 

高学歴でも仕事が苦手な人がいるように、学歴だけで賢さを測ることができません。

 

そう考えると、出身高校や大学よりは、料理の上手さや手際を見た方が、頭の良さがわかるかもしれませんね。

 

1つ気を付けて欲しいのは料理が上手になっても、頭の良さは鍛えられない。ということ。

 

頭の良さを鍛えるのに、最も手っ取り早いのは仮説思考と推測力です。

 

これらを学ぶのに最適な方法は「フェルミ推定」です。

 

地頭力を調査するために、グーグルやマイクロソフトなどが取り入れたテストとして、フェルミ推定という方法があります。

 

フェルミ推定とは、ざっくりと予測と仮説で見通し立てをする方法です。

 

例えば、こういった数値を予測する力がフェルミ推定です。

・日本にある電柱の数
・練馬区にいるピアノ調律師の人数
・日本で生産されているコメの量

 

それを鍛えることができる本を最後にご紹介します。

 

「地頭力を鍛える。」

 

賢くなれば、料理だけでは無く、仕事も恋愛も車の値引き交渉もこれまでよりスムーズにできるようになります。

 

超汎用的スキルであるフェルミ推定で地頭のトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?

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