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「最強の人間関係術 書評」人間関係が変わる名著【本レビュー】

ほとんどの人が人間関係に悩みがあると思います。にも関わらず、その対処法を知っている人はまれです。

 

今回は、そんな誰しもが悩みを抱えやすい「人間関係」におすすめの本。「CAPTIVATE 最強の人間関係術」の書評です。

 

この本がおすすめできる最大の魅力は「エビデンスベースであること」です。

脳科学
・心理学
社会学

 

あらゆる科学の知識を複合的に加味して、人間関係を良くする方法を紹介しています。今回は、特に感銘を受けた5つの場所をご紹介します。

 

「みんな、どうやって人間関係を作っているの?」
「ふと、会話が苦手だと感じる瞬間がある」

 

そんな人は必読です。 

最強の人間関係術で対応できる範囲

交渉

まずは、この本を読むことで、人間関係が楽になる範囲をご紹介します。

・ビジネス
・商談
・近所づきあい
・恋愛
・パーティー
・選挙
・初対面
・友人作り

 

人間関係のほとんどの部分を、この本では網羅しています。また、人間関係術は普遍的です。

 

そのため、基本的には一つの方法が、どの場面でも活用できます。初対面でも、旧来の友人でも、必要な方法は同じです。

 

最強の人間関係術で感銘を受けた場所①「場所を決める」

人間関係術と場所が関係ある事をこの本を読んで知りました。人間関係と場所は、こんな場面で関係性があります。

 

・自分が外向的になれる場所
・自分が内向的になる場所
・パーティーで人と関わりやすい場所
・パーティーで人と会話してはいけない場所

 

あなたにも、こんなことは無いでしょうか?

「喫茶店でゆっくり話すのは得意」
「2分程度の立ち話が苦手」
「大人数のパーティーで孤立する」
「フォーマルな場所での立ち振る舞いが苦手」

 

これは、今あなたがいる場所で、あなたの社交力が変わることを示しています。自分の得意な場所と苦手な場所を明確にしておくことが必要です。

 

仲良くなりたい人とは、「何をするか」と同じくらい「どこで過ごすか」を考える必要があるからです。

最強の人間関係術で感銘を受けた場所②「共通点探し」

人間関係を左右するのは「外見」「学歴(職業)」「共通点」と言われます。

 

確かに、今までほとんど会話したことが無い職場の人が、同じ町で生まれていれば親近感がわくと思います。

 

実際に、最強の人間関係術では「3つの共通点」を探せば、好感度が上がるようです。

 

人は「服装が似ているだけ」で親近感を持ち、困ってる時に助ける確率が上がるようです。

 

ライブやスポーツで同じ服を着るのも、こういった効果があるからかもしれません。

 

仲良くなりたければ「ファッションのテイストを揃える」のも効果的な方法です。

 

最強の人間関係術で感銘を受けた場所③「性格分析と対処法」

どんな人にも、性格の差はありますが、それを心理学的に5つに整理しています。(ビックファイブ)

 

・外向性
・誠実性
・開放性(好奇心)
・協調性
神経症的傾向(メンタルの強さ)

 

これらを分析する方法を知り、適切な対応を取れば相手の懐に入りやすくなります。

 

外向性の高い人

・周りがどう考えているか気にしている。突然のミーティングでも嫌がらない
外向性の低い人

・突然の質問を嫌がり、考える時間を求める。

 

外向性の低い人なら、「今度遊びにいこう。行きたい場所をLINEしてもらえる?」といったアプローチが有効なようです。

 

人に合わせた人間関係術を知れば、どんな人に会っても落ち着いて対応が出来そうです。

 

最強の人間関係術で感銘を受けた場所④「弱みをさらけ出す」

弱みをさらけ出すのは怖いです。しかし、誰しも弱みを持っていますし、それを打ち明け合うと関係性が良くなるようです。

 

それは、お互いの関係に安心感が生まれるから。のようです。

 

弱みや秘密の特徴

・あって当然
・人に打ち明けたい
・人を引き付ける
・関係性を良くする

 

もちろん、注意点は必要ですが、お互いに安心感のある関係に、秘密の共有は効果的だと思いました。

 

また、「お願いごと」も弱みになります。人に頼む=自分が出来ないと打ち明けること。になります。

 

比較的リスクも少ないですし、人間関係を良くする秘訣にもなるので積極的に使いたい方法です。

最強の人間関係術で感銘を受けた場所⑤「有害な人の断り方」

最後に感銘を受けたのは「有害な人の断り方」です。

 

人間関係術と言うと「人とつながる方法」ばかりが注目されます。しかし、この本では「有害な人と関わらない方法」までしれます。

 

一定の割合で、自分にとって有害な人はいます。その人との関係性を上手に薄くすることができれば、その先のリスクを減らせます。

 

最強の人間関係術では3つの方法が紹介されています。(応用編もあります)

 

1.謙虚になる
2.はっきり伝える
3.言い訳をしない

 

ついつい、断る時は「無理にきつく伝える」「あいまいに断る」「言い訳をする」をいう対応を取りますが、これは逆効果なようです。

 

自分を消耗しない人間関係において、有害な人との距離感は非常に重要だと思いました。

 

最強の人間関係術の書評とレビュー「まとめ」

人間関係は難しくて、つかみどころのない場所だと思っていました。

 

しかし、実際にこの本を読んで感じたのは「ためになる」以上に「面白い」でした。

 

いままで全く全容の見えなかった人間関係ですが、科学的に裏付けされた(ある程度正解)があることに安心しました。

 

もちろん、統計学では全ての人の行動を説明できず、傾向がある。ことしかわかりません。

 

それでも、普遍的な方法を知っているだけで、多くの課題を避けることができます。

 

今回ご紹介した場所以外にも

・会話が盛り上がる話題
・会話が盛り下がる話題
・的を射た感謝をする方法
・やっかいな人を味方にする方法
・人気者になる方法
・有効なボディタッチ

 

などなど、盛りだくさんです。何度も何度も繰り返して読みたくなる名著でした。