ようの読書記録

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【雑記】どうしても雑誌は電子書籍に対応しきれていない気がする3つの理由

たまに、kindleアンリミテッドで雑誌を読むことがあります。

 

その時に、よく思うのが「雑誌って電子書籍に対応しきれていないなあ。」ということ。

 

わざわざ買って読んでいるわけでは無いので(サブスク利用)、偉そうなことは言えませんが、雑誌と電子書籍について、考察をしていこうと思います。

 

個人的に、雑誌が電子書籍の波に乗れていないのは3つの理由があります。

 

1.商品を販売する経路が活かせてない
2.画面で見ることを意識していない
3.価格が高い

 

最近では、ほとんど雑誌を読むことはありませんが、学生の時はいっちょ前にファッション雑誌などを読んで、心躍らせていました。

 

なので、個人的な思い入れもあり、雑誌ももっと読まれるようなビジネス形態になればいいな。と思っています。

 

そして、もっと利益の出る雑誌のつくり方に変われるチャンスもあると思います。

おさらい:電子書籍と紙の本の差

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まずは、大雑把に電子書籍と紙の本の差についてご紹介します。

 

電子書籍は紙の本と異なり、このような特徴があります。

・在庫が要らない
・売り切れにならない
・印刷が要らない
・紙より画面が小さい状態で読まれる
・商品リンクなど、URLで別の情報を紹介できる

 

特に今回のエントリーで肝になるのが「印刷が要らない」「商品URLが貼れる」という違いです。

雑誌が電子書籍に対応しきれていないと感じる3つの理由

ここからは、私が個人的に雑誌が電子書籍化の波に乗れていない。と感じている理由についてご紹介します。

 

雑誌というビジネスモデルから考えると、むしろ小説や実用書よりも、電子書籍との親和性は高いと感じています。

1.雑誌には商品リンクが欲しい

まずは、商品リンクが欲しいなあ。と思います。

 

例えば、ブログなら服でも、インテリアでも本でも、商品リンクにすぐに飛ぶことができます。

 

こんな感じで

 

結果、欲しいモノがあったら、そのスペックや価格について簡単に調べて、購入ができます。

 

しかし、電子書籍の雑誌の場合は「紙の雑誌を作った時のデータ」をそのまま使っている場合が多く、商品の詳細を調べるのが大変です。

 

人は誰しもめんどくさがり屋なので、いちいち商品名を覚えてECサイトで検索するのはハードルが高い。

 

他にも、旅行雑誌なら

・航空券の手配
・宿泊先の予約
・お土産の商品サイト
・時刻表などのリンク
・観光地のURL

 

などがあると便利です。宿泊先などは、旅行プラン直接にリンクできれば売り上げに貢献します。

 

自社のサイト(旅行サイトを経由しない)場合は、マージンも取られないので、取り組みしやすいと感じています。

 

さらに、旅行雑誌を読む人は、ほとんどの人がその地域に旅行に行きます。(当然ですが)結果、見込み顧客として、かなり貴重なターゲットになります

 

※ブログで「旅行 カップル」と調べている人よりも、圧倒的にその地域に泊まる確率が高い。

 

ですが、現時点ではその見込み顧客をみすみす逃しているように感じます。

商品リンクがあれば、雑誌も商品もwin-win

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商品リンクを掲載することで、広告費用を手にすることができます。

 

・雑誌:販売に応じて広告費用を手にする
・商品:販売数が増え、売り上げが増える

 

「商品リンクを踏むと、販売者は不利じゃないの?」

 

という考え方もありますが、あくまで広告費の支払い先が、どこになるか。というだけなので(雑誌なのか、インターネットなのか、テレビなのか)問題はありません。

2.電子端末で画面が見にくい

どうしても、紙の雑誌を作る時のデータをそのまま流用しているので、画面で見ると見にくいです。

 

大きめのタブレットでも、雑誌と同じくらいの大きさのものはありません。結果、画像や文字が小さすぎてみるのが大変です。

 

電子デバイスなら拡大もできますが、全てのページを拡大してみる人は居ないでしょう。

 

さらに、見開きページ(右と左のページで一つの情報)のつくりが、紙の雑誌では多いので、電子端末だと非常に見にくい。

 

つまり、電子端末専用に最適化されていないので、電子書籍として読むと非常に見にくいです。

3.価格が高い

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最後は価格が高い事。

 

雑誌自体はカラー印刷がほとんどなので、非常に原価が高いです。それを広告費などで賄っています。

 

ですが、電子書籍化して

・広告リンクによるアフリエイト報酬
・通常の広告掲載による広告費

 

などがあれば、収入も確保できますし、原価は下がります。(印刷や輸送、在庫管理の費用が全く発生しないため)

 

よって、電子書籍専用雑誌として、価格を今の半分くらいにすることは、出来る気がします。

 

とはいえ、広告費については、電子書籍の方が読み飛ばしされやすいので、広告単価は下がるリスクがあります。

結論:紙の雑誌とは別の思想で電子書籍を作るべきだと思う

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今回の結論です。

 

「紙の雑誌と電子書籍の雑誌は別の思想で作るべき」だと、私は思います。

 

先ほども触れたように「読者から物を売る」というシステムについては、今でも雑誌はかなりの力を持っています。

 

だからこそ、広告費が入り、これまでも雑誌という文化が生き残ってきました。

 

ですが、消費できる情報量が増え、電子化が進んでいる現在では「電子専用雑誌」のニーズを取りこぼさないことが大切だと思います。

 

紙の雑誌という商品形態では、一部のコアなファンが集まるものしか生き残れません。

 

小説を読んでいても、作者のHPのリンクや、同一作者の本の紹介が、すでに行われています。

 

ですが、小説や実用書以上に、雑誌は電子書籍ならでは「リンク」を活用した儲け方があると思います。

 

単純に読者も「この服欲しい」「このオブジェ欲しい」と思った時に、すぐに購入できるのは便利ですし、是非こうした動きがもっと進めばいいな。と思います。

 

以上、個人的に雑誌と電子書籍化について思うことでした。