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グリットの長所と短所を学べるおすすめ本【やり抜く力は万能じゃない】

今回は、グリット(やり抜く力)の短所と長所について整理します。

 

・石の上にも三年
・継続は力なり
・千里の道も一歩より

 

など、継続の価値を教えてくれる「ことわざ」はたくさんあります。実際に、継続の力=成長と考えても良いくらい、継続力には魅力があります

 

とはいえ、そんなグリット(継続力)も長所ばかりではありません。

 

実際には、グリットと同じくらい大切な「マッチング」という考え方があります。※自分と合う仕事や活動を探すこと。

 

残念ながら、身長が平均身長くらいの人で、超一流バスケットボール選手になることは非常に難しいです。

 

しかし、グリットが強すぎると、平均身長なのにバスケットボールに専念しすぎて、他の才能を活かせない可能性があります。

 

それこそ、グリットの欠点です。

 

グリットについて学ぼうと思うと、こちらの2冊が有名ですが、それだけでは片手落ちになります。

 

 

継続力の勉強と一緒にすべきなのは「自分の適性を見極める練習」です。

 

今回は、そんなグリットの魅力と欠点についてご紹介をしていきます。

 

グリットの特徴と長所【やり抜く力】

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グリットとは、先ほどからご紹介しているように、継続力です。

 

グリットのある人は、こんな逸話があるような人です。

 

・30年間続けた研究で大きな賞を取る
・下積み20年で、人気芸人になる
・大きなケガをしたら、リハビリを続けてプロに復帰する

 

一万時間の法則に代表されるように、長時間の良く練られた練習をする人は、一流への道を歩みます。

 

※単純な反復作業では一流になれません。毎日会話しているのに、芸人さんのようにしゃべれないのは、それが理由です。

 

例えば、アメリカの非常に厳しい軍隊の訓練で、脱退しないで訓練を終える人を事前に調査するために、グリットのスコア計測は効果的だったりします。

 

※実際は、「高い能力」「深い知識」のある人のため、統計の取り方としては偏っています。能力が低くて、グリットが高い場合のパターンがわからないからです。

 

そのため、グリットは成功に必要な力の一つと言われます。

グリットの短所

では、そんな誰しもが認めている「継続の力」の短所についてご紹介します。

 

グリットが高すぎる場合の欠点はこちらの2つです。

 

・レンジのある知識が得られない
・自分に合わないことを続けてしまう

 

つまり、専門特化しすぎてしまい、変化の多い社会で生き抜くための、知識を身に付けることが難しくなることです。(この辺の内容については、こちらで解説しています。)

 

また、自分の特徴や長所とマッチしないことを続けてしまい、他の優秀な才能を活かせない可能性があります。

 

平均身長の人は、確かにバスケットボールには不利ですが、他のスポーツや、芸術、ビジネスで大きな才能があるかもしれません。

 

あらゆる選択は、トレードオフです。一つを選べば、他のことを捨てることと同じです。

 

そのため、グリットが強すぎると、もっと適した環境で、能力を発揮する機会を逃す可能性があります。

 

グリットを鍛えつつ、自分とのマッチングを考えるのが最適解

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では、グリットはグリットで鍛えつつ、自分とのマッチングを考えるにはどうしたら良いでしょうか。

 

いつまでも、自分に合わないことに努力をするのはもったいないです。しかし、いつまでも「自分の理想」を追い求めているだけでも、大成は難しいです。

 

結論は知識と経験の幅を広げることです。

 

例えば、バスケットボール選手を目指す、平均身長の人であれば、バスケを続けながら、こんなことにも取り組みます。

 

・勉強
陸上競技
・絵や歌

 

幅広い経験を積めば「どれが自分にあっているか」を判断することが可能です。

 

一点特化にカッコよさを感じる人もいると思います。(私はそのタイプです。)しかし、幅広い経験をしてから、一点特化をする方が賢い選択です。

 

「そんなことをしたらスタートが遅くなる」

 

そう思うかもしれせんが、意外にも幅広い経験をしている人の方が、専門特化の人よりも、高いパフォーマンスを発揮する例は無数にあります。

 

目標に向けた努力は素敵です。もっと良くするには、目標に向けた努力+マッチングの探求が必要です。

 

グリットの長所と短所を学べるおすすめ本「まとめ」

今回は、グリットの長所と短所を整理しました。

 

自分に合った仕事や、能力を探すのは難しい作業です。それでも、やみくもに専門特化をするよりは、大きな収穫を得られる可能性があります。

 

今、熱心に取り組んでいることがあるなら、少しの時間でも良いので「幅を広げる」活動に取り組まれてはいかがでしょうか。

 

幅広い知識や経験の魅力については、こちらの本が最適です。