さて、私の人生で大切にしている考え方シリーズ?第二弾です。
第一弾は「パレートの法則」です。
ちなみに、第三弾は「サンクコスト」の予定です。
トレードオフも、非常にメジャーな考え方ですが、改めてご紹介します。
トレードオフとは、何かを選択した際に、他のものを失う。つまり、交換している。ということです。
「苦手な人と会話していたら、時間が無くなった。」
「作るはずの資料が完成していないのに、会議に出てしまった。」
「お付き合いの時間で、自分の時間が取れない。」
「なんだか、お金がたまらない。」
それは全て、トレードオフを理解していないからです。
今、このブログを見ている時間も、集中力も、電気代も、全てトレードオフです。※でも、短いので最後まで読んでください。
トレードオフとは
トレードオフとは、交換の事です。
当たり前のことですが、意外と見落としがちです。
「あなたは、コンビニでアイスを買う時何を考えていますか?」
・アイスの値段
・アイスの種類
・アイスのカロリー
トレードオフを理解している人は違います。
・アイスのために支払う金額で買える全てのこと
・アイスを食べる時間でできる全てのこと
・アイスを食べることで増える体重のこと
たった一つの選択。ほぼ、習慣化していると何も考えずに選んでしまいますよね?
ですが、その選択は、他の全ての選択肢を「選ばない」という選択をしていることと同じです。
この考え方が、トレードオフです。
トレードオフの具体例
念のため、具体例も簡単にご紹介しておきます。
【具体例】
事例:家を買う
得られること:マイホーム。所有感。土地と建物という資産。庭。
失うこと:他の家を買うための時間やお金。精神的な負担。
あくまで、一例ですが、このように「何かを得る」ということは「何かを失うこと」です。
たとえ、無料のティッシュをもらう場合でも、トレードオフは発生します。
ティッシュをもらうための時間・他のティッシュを使う経験(柔らかいティッシュで鼻をかむ喜び)などを失っています。
トレードオフはどうやって使えば良いのか?
そんなトレードオフですが、使うべき場面は「選択する時」です。
何かを選択する時に、絶えず心がけるべきなのはトレードオフです。
なぜなら、先ほどもお伝えしたように、何かを失うことこそ、何かを得ることになるからです。
・普段の習慣
・選ぶ食事
・選ぶ服
・一緒に遊ぶ友人
・ゲームをする時
全ての判断をする時「この選択で、何が得られて何を失うのだろうか。」
そう考えるだけで、未来志向になることができます。
結果的に、自分にとって大切なモノのために時間や労力を使うことができます。
選ぶということは、他の全てを選ばないということ。【まとめ】
今回は、選ぶということは、他の全てを選ばない。というトレードオフの基本について、ご紹介しました。
何かを選択することは難しいことです。しかし、選択しないという選択は、全てを失うことを選んでいるようなものです。
・間違った選択をするリスク
以上に「選択をしないリスク」の方がリスキーかな。と思っています。
ここで一句。(無理やりなのは、ナイショでお願いします。)
"選んでも 選ばなくても なくしてる"
人生とは、砂時計です。どんな選択をしても、しなくても、時間という砂は毎秒零れ落ちていきます。
どうせ無くすなら、出来るだけ多くのモノを手にできる選択をしたいですね。
今週のお題「575」