今回は、橘玲さんの本でおすすめの本を10冊ご紹介します。
本を探していて、作者に橘玲と書かれていればとりあえず読むようにしていたら、結構な数を読んでいました。
そこで、これまで私が読んだなかで
「これは面白い。」
「発見がある。」
と思った本だけを選んでまとめました。
・現実に則した本を読みたい。
・統計的な根拠のある情報を知りたい
・知識と将来予測の両方を得たい
こんな人におすすめのエントリーです。
もちろん、あらゆる情報に確実な正解は無いですし、研究データも絶えずアップデートされています。
橘玲さんが書く本も同様で、全てのことを真実だ。と思い込むのは控えた方が良いでしょう。(全ての本に言えることですが。)
橘玲さんの本でおすすめ10冊をご紹介「既読本」
さっそく本題です。
ここからは、私が実際に読んで「この本は人におすすめできる。」と強く感じた本だけをピックアップしました。
ジャンルは広めにしているつもりなので、気になる本があれば是非読んでみてください。
一冊目:言ってはいけない
大きな声で言ってはいけない事実がかかれた本。
【ポイント】
・努力は遺伝に勝てるのか、勝てないのかがわかる
・美貌格差の存在と理由(メリットだけでは無い)
・子育てや教育がこどもに与える影響の小ささ
この本では、比較的グレーゾーンというか、あえて多くの人が触れないような真実に焦点を当てているのがポイントです。
二冊目:もっと言ってはいけない
先ほどの"言ってはいけない"の続編です。
ちなみに、さらにその続編も出ています。(まだ読んでない。)
【ポイント】
・遺伝の影響がめちゃくちゃ大きい
・男女の違い
こちらも前作と同様、友達に気軽に話す話題では無いような事実について知れます。
三冊目:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
橘玲さんの本で最も有名な本かと思います。
結論としては「自営業最強」という感じの本です。
お金持ちになるには、稼ぐことだけでは無く、税金をなるべく納めない(節税する)ということが必要です。
そのためには、マイクロ法人を作るのがベスト。という結論を支える理由について知れます。
【ポイント】
・マネーリテラシー全般を学べる
・法人化が最強な訳を知れる
四冊目:日本人というリスク
日本は先進国であり、安全で教育水準も高い国です。
つまり、生まれた時点で世界基準で見れば勝ち組。と考えることができます。
そんな日本ですが、日本人でいることにもリスクがあり、それを知ることができます。
【ポイント】
・マイホームを持つということはどういうことか。
⇒マイホームは購入では無く、投資。
・会社は倒産やリストラリスクがある。転職が難しい日本では、リスクがある。
・日本に投資はハイリスク(そこに住むという投資をしているから)世界に投資しよう。
5冊目:無理ゲー社会
無理ゲー(絶対にクリアできないゲーム)という人生・社会について知れる本。
日本に生まれても「これじゃあ無理ゲーだよ。」と思わずにいられない状況になる人がいます。
では、なぜ無理ゲーな社会になっているのか。その現実はどういった姿なのか。そんなことが知れます。
【ポイント】
・格差社会がなぜ起きるか、そしてなぜそれは是正できないか
・救いは無いことがわかってしまう。
6冊目「読まなくていい本」の読書案内
個人的にとても面白いと感じた本。
本を紹介するメディアはたくさんありますよね。(このエントリーしかり)
ですが、読まなくても良い本を紹介しているメディアは少ない。
この本では、たくさんの本読んでいる知識人の橘玲さんが、読まなくても良い本・読むべき本を紹介してくれています。
知識の最前線にあっと言う間に追いつくための方法がこの本で分かります。
【ポイント】
・時代や科学の進化で読まなくても良い本が増えた
・今ホットな本やジャンルについて知ることができる。
7冊目:臆病者のための株入門
「投資をしよう。」
国がNISAなどで減税もして積極的に投資を後押ししています。
そんな中で、臆病者(リスクを取ることができない人)はどのように投資をすれば良いか。
レバレッジをかけて、海外投資もした作者が得た知見を基に、臆病者向けの投資について学べる本です。
【ポイント】
・なぜ、株式投資が金を稼ぐのがむずかしいのか
・インデックス投資最高
8冊目:臆病者のための裁判入門
エンタメ性が最もあるのが、この本です。(個人の感想)
この本では、知人の交通事故に対して少額裁判を行おうとした作者の経験談です。
普段裁判に触れることが少ない私には非常に新鮮に映りました。
そして、橘玲さんのひたむきさや粘り強さに「この人凄いなあ。」と思わされた本です。
【ポイント】
・少額裁判の体験記
・法律は必ずしも弱者の味方では無い。
9冊目:悪玖夢博士の経済入門
小説で学べる系の本です。
悪玖夢博士という、博識な人の元に相談に来る人達をベースに、経済に関する知識を学ぶことができます。
こちらも、橘玲さんらしく、少しブラックな知識も含まれています。
【ポイント】
・経済学に関する知識を小説形式で学べる
・知識だけの本が苦手な人におすすめ
10冊目:悪玖夢博士のマインドサイエンス入門
続篇です。
こちらは、より小説に近く、知識と未来予測が含まれています。
読んでいると「こんなことは無いだろう。」と思ってしまう部分もありますが、最新科学では"あり得ない"とは言えないくらいの予測らしいです。
【ポイント】
・現在のマインドサイエンスの可能性を感じる
・未来予測が好きな人は楽しめる
橘玲が翻訳した本もおすすめです。「オマケ」
最後に、私が激推ししている本を橘玲さんが翻訳しているのでご紹介します。
その本は残酷すぎる成功法則。という本です。
「時間が無い。」
「とりあえず、有用な知識をたくさん知りたい。」
「何冊も本を読みたくない。」
そんな人は、とりあえずこの本を読んでみましょう。
【ポイント】
・成功法則を統計データで分析
・あらゆる名著のいいところ取り
・一冊で10冊分以上の知識が得られる。
リアルにおすすめです。
橘玲さんの本のおすすめを整理しました。「まとめ」
今回は、橘玲さんの本でおすすめを整理しました。
知識には多様性が必要なので、一人の著者だけの本を読みこむのは知識の偏りが生まれます。
とはいえ
「この人の本は読みやすい。」
「信頼が出来そうだ。」
そう思う人の本は、自分の知識が思考が偏ることに充分に注意して読み続けてみましょう。
本選びに悩んだ時も、著者縛りをすれば時短になるので、選択肢の一つとしておすすめです。