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【雑記】伸びるゴムの靴紐を買ったらデメリットしか見つからなかった話「100均」

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「伸びる靴紐をご存じですか?」

 

スニーカーや革靴の靴紐が伸びて、靴ベラ無しで簡単に脱ぎ履き出来る靴ひもです。

 

私は、ネットサーフィン中に

 

「伸びる靴ひもは、脱いだり履いたりが便利。」
「靴ベラが無い状況でも簡単に靴が履ける。」

 

という情報を見つけて、さっそく100円均一で購入しました。その結果は、失敗でした。

 

たしかに、靴を履くたび、靴紐を結ぶのは面倒に感じます。また、靴ベラを使うのもめんどうに感じます。

 

だからといって、むやみに伸びる靴紐を買うのはおすすめできません。

 

「伸びる靴紐の着用感。」
「実際に使ってみた感想。」
「なぜ、伸びる靴紐をおすすめできないか。」

 

これらについてカンタンにご紹介していきます。

 

とはいえ、もっと高級な伸びる靴紐を買えば、メリットも見つかるかもしれない。ということだけは最初にお伝えしていきます。

伸びる靴紐のメリット【脱ぎ履きが楽】

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伸びる靴紐は面白いアイデア商品で、こんなメリットがあります。

 

・靴紐をほどかずに履ける
・スニーカーを脱ぐのがカンタン
・靴ベラを使う必要が無い

 

つまり、靴を履いたり、脱いだりするときに靴紐が伸びるので簡単に脱ぎ履きができる。ということがメリットです。

 

革靴にも似たような事例があります。それは、モンクストラップです。これは、ストラップ部分にゴムがあり、脱ぎ履きが楽になります。

 

ストラップ部分が伸びるので、履きやすく・脱ぎやすいのです。

 

ですが、私は伸びる靴紐でメリットを感じることができませんでした。スニーカーの靴紐が伸びても、あまり便利では無いかもしれません。(理由は後述)

 

唯一の長所としては、脱ぐのが比較的楽。ということくらいでしょうか。

伸びる靴紐に変えたスニーカーに起きる変化

伸びる靴紐をつけたスニーカー

靴紐をきつくする必要があります。

伸びる靴紐を付ける場合、普通のスニーカーと同じような靴紐のテンション(張り具合)では、靴がブカブカです。

 

ゴムが伸びるため、実際に靴を履いて、紐が伸びた状態でちょうどいい張り具合にする必要があります。

 

普段通りの靴紐のテンションにすると、実際にスニーカーを履いた時にガバガバです。

伸びる靴紐3つのデメリット

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では、そんな伸びる靴紐のデメリットとはなんでしょうか?

 

大きいところで、3つ理由があります。

 

・履きにくい(靴ベラが使いづらい)
・脱げやすい
・靴にダメージがある

1.伸びる靴紐は履きにくい

まずは、靴が履きにくいことです。

 

靴を長持ちさせる基本は、靴ベラを使うこと。

 

ですが、伸びる靴紐の場合は、紐のテンションが高いので、足を入れにくいです。

 

つま先を靴に入れて、靴ベラで履くことができません。(足の先が入るスペースが無い)

 

結果、伸びる靴紐を使っている場合は、座って、靴紐を伸ばした状態で履く必要があります。

 

つまり、伸びる靴紐では毎回座る必要があるので、非常に履きづらくなります。

 

それなら、立ったまま靴ベラを使って履いた方が楽に感じました。

2.伸びる靴紐は脱げやすく、安定しない

伸びる靴紐は、歩いている時も紐が伸びます。

 

結果的に、靴が脱げやすく、歩きにくいです。特に、走ることは難しいです。

 

歩くたびに、伸びる靴紐によって緩く感じるスニーカー。走る場合は、靴紐が伸びすぎるので、靴が脱げそうになります。

 

つまり、伸びる靴紐を使うとワンサイズ大きい靴を履いている時と同じような状態になります。

3.靴にダメージがある

スニーカー

履いた時にちょうどいいテンションにする必要があります。

最後に、靴にダメージがある事です。

 

靴紐をきつめにセッティングする必要のある、伸びる靴紐。

 

そのため、普段は靴紐を通す部分が縮こまるくらいキツくする必要があります。

 

履いていない時はずっと、靴に負担がかかることになるので、靴へのダメージが気になります。

 

靴にシワが入ったり、生地が傷むことが心配です。

なぜ、伸びる靴紐のメリットが活かせないのか

モンクストラップと異なり、伸びる靴紐でメリットが出ないのは「ゴムの部分が多い事」だと思います。

 

スニーカーでは、紐を通す穴が6-7個くらいあるものが多く、足の甲のほとんどの部分が伸びるようになります。

 

一方、モンクストラップでは、足の甲の一部分しか伸びません。甲の先の方が伸びないので、安定して歩けるのだと思います。

 

また、靴紐が伸びる場合は、靴の形状が変わってしまうので、その点もスニーカーと、伸びる靴紐の相性が悪い理由だと思います。

 

つまり、靴紐の穴が少ない(靴紐が短いもの)ようなモデルのスニーカーでは、伸びる靴紐のメリットが活かせるかもしれません。

 

万能な物は無いので、適材適所という所だと思います。

足が不自由な人には、伸びる靴紐はおすすめかもしれない

車いすで生活している場合は、伸びる靴紐は便利かもしれません。

 

歩く時のデメリット(靴紐が伸びて歩きにくい)ということも無いですし、座ったまま履くには、靴紐が伸びると便利です。

 

脱ぐ・履くに関しては、利便性が向上する伸びる靴紐。

 

座ったまま生活するけど、靴を履きたい。そんな場合は試す価値があるかもしれませんね。

 

ただ、歩いたり走ったりするなら、普通の靴紐で充分だと思います。

やっぱり、靴紐は普通が一番

靴紐

結論としては、やはり普通の靴紐が一番だと感じました。

 

靴紐自体が、多少伸び縮みするように織られているので、それで充分です。

 

伸びる靴紐を買うよりは、使いやすい靴ベラを使うのが一番かもしれません。

 

外出中は、どこにでも靴ベラがある訳では無いので、携帯版の靴ベラを持ち歩いています。

携帯靴ベラ

 靴ベラ渋滞の時も便利ですし、靴ベラが無いお店でも焦る必要がありません。特に、革靴を履くビジネスマンなら、持っていて損しないと思います。

 

私は、こちらを買いました。革靴の紐も同じメーカーで販売しています。

 

靴紐が伸びる。ということ自体は面白いと思いますが、思いのほか実用性を感じなかった。という話です。

 

もし、もう少し高級な伸びる靴紐で使いやすいと感じている人が居れば、是非教えてもらいたいです。

 

靴紐が伸びる。って面白くないですか?

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