読書力と聞いて何を思い浮かべますか?
・理解力
・速読力
・頭の良さ
・記憶力
様々な要素が必要だと思います。しかし、そんな読書力ですが、最も大切な能力は3つしかありません。
今回は、そんな読書力について。また、読書力を最も高める「粘り強さ」についてご紹介していきます。
私が思う、読書力に必要な3つの能力はこちらです。
・文字を読む早さ
・本を好きな気持ち
・継続力(グリット)
なぜ、読書力が必要なのか【3つの理由】
読書力が必要な理由はこちらの3つです。本を読むことの価値はたくさんありますが、特に重要な点は3点です。
・本から学ぶべき情報をインプットできる
・考え方や物の見方が変わる
・知識からアイデアが生まれる
読書をすることによって、本からしか得られない情報や知識を得ることができます。
また、人の考え方や新しい視点を手に入れることができるので、場合によっては人生観が変わることもあります。
さらに、蓄えた多くの知識から、アイデアが生まれます。アイデアは既存の知識をいかに組み合わせるか。が重要です。
有益な情報を、様々な視点から検討することで素晴らしいアイデアが生まれます。
そんな魅力のある読書を「より充実したもの」にする3つの力について、これからご紹介していきます。
読書力①文字を読み早さ
まずは、想像通りと言ったところでしょうか。
本を読める量は「文字を読む早さ×読書時間」です。つまり、早く文字を読み込める人の方が有利です。
とはいえ、字を読む早さは遺伝的なモノが大きいです。もちろん、練習によって多少早くなりますが限界があります。
・1日20冊の読書
・10分で1冊の読書
これらは不可能です。もし、目が文字を追えたとしても理解することは出来ません。
走行中の新幹線の乗客を目で追うことができないように。10秒で5個の英単語が覚えれないように。速読は不可能です。
そんなに早く情報をインプットしても、脳が処理しきれません。
とはいえ、本を早く読む方法は、文字を早く認識するだけではありません。
適切な読み飛ばしで、重複した情報や、情報の価値が低い場所を飛ばすことで、読書の質は高まります。詳しくはこちらから
読書力②本を好きな気持ち
続いて大切なのは、本が好きな気持ちです。
「好きこそものの上手なれ」
ことわざの通り、好きなものは努力を苦とせずに続けることができます。
長く続けること、集中すること、改善すること。これらは好きだからこそ、楽に続けることができます。
「別に読書は好きじゃない」
そんな風に思う人もいると思います。その理由は国語の授業かもしれません。詳しくは、こちらから。
本を好きになる方法はカンタンです。「読んだ本から良い情報を学ぶ」「読んでいて面白い本を読む」
たったこれだけです。このブログでは、面白かった本もまとめていくので、是非ご覧ください。
もし、知識を身につけるための読書でも、楽しむ気持ちは忘れないでください。どうせ読むなら、楽しく読む方が得です。
読書力③継続力(グリット)
最後に最も大切な能力をご紹介します。それは継続力(グリット)です。
やり抜く力は、成功のために最も重要な能力の一つです。人生のあらゆることに対して、粘り強く続ける力は必要です。
もちろん、読書においても同様です。どんなに理解力があって、文字を読むのが早くても続けることができなければ、意味がありません。
センスや才能が無くても大丈夫です。大切なのは、続けることです。
「どうやったら、やる抜く力が手に入るかわからない」
そう思う人は、こちらの2冊がおすすめです。
他にも、習慣化を活用することもおすすめです。最も手軽に、継続力が身につきます。
・努力
・根性
・気合
これらでやっと実現できるようなことが、習慣化を使えばもっと簡単にできるようになります。
習慣化には、たくさんの種類があります。あらゆる習慣に使える7つの方法。詳しくはこちらから。
読書を習慣化するために大切なのは「時間」「場所」を固定することです。気が向いたら本を読む。では、習慣化は難しいです。
本を読んで知識を身につける3つの能力「まとめ」
今回は、読書をして知識を身に付けるために必要な、3つの能力についてご紹介しました。
①文字を読む早さ
②本を好きな気持ち
③つづける力
繰り返しになりますが、大切なのは継続力です。
1日5分でも構いません。1日長く続けることは、一生を左右する習慣作りに寄与します。