今回は、音楽の有料サブスクは必要なのか。
と思ったことをきっかけに、音楽のサブスクの必要性について考察していきたいと思います。
あくまで趣味嗜好の話なので
「音楽は自分の人生だ!」
という人は、そのまま継続しましょう。たくさん音楽を聞く人にとっては、サブスクはメリットの方が大きいです。
とはいえ、個人的には音楽ライトユーザーには「YOUTUBE」と「Amazonプライム」で充分な気もしています。
あなたが契約している音楽のサブスク。本当に費用対効果が得られていますか?
- サブスクはミドルユーザー向けのサービス
- 音楽のサブスクを辞める判断基準は好きかどうか
- 多くの人は、音楽配信無料サービスで満足できる気がする「無駄」
- 音楽サービスは「無料サービス+個別購入」がおすすめです。
サブスクはミドルユーザー向けのサービス
サブスクとは定額で使い放題になるサービスです。
古くからあるサブスクとしては、食べ放題でしょうか。
なにかしら、サブスクを契約している人は多いと思います。比較的低価格で使い放題というサービスは消費者としてありがたい。
どんなに使っても一律料金ということに、喜びを感じます。
とはいえ、サブスクは全ての人にマッチしたサービスではありません。
音楽のサブスクを例に挙げると
ライトユーザーは、毎日音楽を聞かないケースがあります。その場合は、サブスクにお金を使うほどのメリットが無いケースがあります。
※ちなみに、このような利用時間の少ないライトユーザーがサブスクの主な収益源です。
一方、ヘビーユーザーは、曲をダウンロードしたり、アルバムを購入することがあると思います。
音楽好きなら、サブスク以外にも聴きたい曲があるからです。
つまり、音楽ヘビーユーザーにサブスクは向いていない可能性があります。
つまり、サブスクが向いているのは「そこそこ音楽を聞くけど、最新曲に強い志向が無い人。」と考えることができます。
節約目線だとサブスクはコスパ高。だが固定費は削減した方が良い
とはいえ
「アルバムを買ったり、曲をダウンロードするとお金がかかり過ぎるよ。」
という人もいるかもしれません。
確かに、アルバムを買うよりはサブスクの方が節約になる可能性はあります。
しかし、たまに使うお金は変動費ですが、毎月発生するサブスク費用は固定費です。
・音楽を聞く頻度が減った時
・他の趣味に夢中になっている時
・仕事で忙殺されている時
こんな時でも、確実に費用が発生するサブスクは、ライフスタイルの変化がある場合は損をするリスクがあります。
あくまで「この選択が正解。」ということではありません。
しかし、本当に固定費であるサブスク契約をすべきか。は一度再考の余地があると思います。
音楽のサブスクを辞める判断基準は好きかどうか
ここまでご紹介をしていくと
「じゃあ、音楽のサブスクの契約はどうしたらいいの。」と思うかもしれません。
私がおすすめするサブスクを辞める判断基準は「好きかどうか」です。
よく、判断基準として「何曲聞けばお得。」といった表現があります。
お酒の飲み放題でも、このような表現をしますよね?
しかし、大切なのは「満足度が使う費用とマッチしているか。」です。
以前も触れたように、人の満足度は経済学的に限界効用逓減の法則。という言葉で表現されています。
これは、一杯目のラーメンの方が、2杯目のラーメンよりも満足度が高い。ということです。(数が増えれば一単位当たりの消費の満足度は下がっていく)
消費量が多くても満足度が低ければ意味がありません。
つまり、サブスクを契約していることで
・音楽聞き放題自体に満足している
・音楽を聞き流しできて楽しい
・トレンドが知れて便利
などの効用(メリット)がある場合は、音楽サブスクを継続で良いでしょう。
しかし、このような場合は音楽のサブスクは無駄と言えます。
・契約していたことを忘れている
・他の媒体で音楽を聞く
・契約しているから、音楽を聞いている
多くの人は、音楽配信無料サービスで満足できる気がする「無駄」
広告費というものは、今のところかなりの影響力があるようで、無料配信サービスはたくさんあります。
このブログも当然無料で閲覧できますし
・テレビ
・ラジオ
・YOUTUBE
・SNS
など、多くの媒体が無料で閲覧可能です。
もちろん、音楽も無料サービスが拡充しているので、いざ音楽サブスクを解約しても、意外と困らないケースもあり得ます。
無くても困らないものにお金を使うのはもったいないですよね。
まずは、一度解約してどう感じるか確認してみてはいかがでしょうか?
選択肢の多さは、時に欠点にもなる「サブスクのデメリット」
サブスクを契約すると、ほぼ無限に音楽を聞くことができます。
これはサブスクの最大の強みだと思いますよね?
しかし、ほぼ無限にある選択肢は時にデメリットにもなります。理由は2つ。
1.サブスクによって、時間が無くなる
まずは、サブスクに時間を取られ過ぎること。
楽しいサービスは無限に使いたくなりますが、時間は有限です。
「音楽を聞いていたら、本が読めなかった。」
「サブスクばかりで、最近外出していない。」
このようなことになる可能性があるのが、サブスクリプションの罠と言えます。
どんな人にも1日は24時間しかありません。
2.選択疲れが発生する
人は選択をすること疲れます。
経済学的には、選択肢の多さは魅力の一つ。ととらえられている傾向があります。
しかし、実際に人が処理できる選択肢は思いのほか少ないです。
音楽業界では、流行りの歌手や昔好きだった歌手、海外のアーティストなどたくさんの人が活躍しています。
その中から、同時に聞けるのは一つの曲だけ。
どの曲を聞くか選ぶたびに、脳みそが消耗していきます。
そう考えると、ある程度選択肢が限られている無料サービスの方が良いかもしれませんね。※最近では、無料でも選択肢が多すぎますが。
音楽サービスは「無料サービス+個別購入」がおすすめです。
これまでのことを整理すると、多くの人におすすめな音楽の聴き方は「無料サービスとどうしても聞きたい曲だけを購入」です。
当然ですが、利用するサービスは適切な方法で聞けるサービスだけ利用しましょう。
まだまだサブスクブームは続くので、今後もたくさんのサービスが生まれます。
しかし、毎日焼肉食べ放題に行く必要がないのと同じで、何事も無制限なら良い。ということではありません。
サブスクも適切なモノだけを契約するのが正しいライフハック。
正直、ほとんどのサブスクは無駄だと思います。
これを機に音楽以外でもサブスクに無駄があるか・意味無いサブスクがあるか。確認してみましょう。
無駄な固定費を削減して、本当に使うべきところにお金を使ってみましょう。
節約は非課税。