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【書評】「幸せをお金で買う」5つの授業。最高の買い物がわかる一冊。

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今回は"「幸せをお金で買う」5つの授業"という本の書評です。

 

この本は、お金の使い方について考えることの出来る一冊です。

 

私たちは人生のどのライフステージでもお金を使います。当たり前ですよね?

 

「では、そんなお金の使い方についてきちんと考えたことはありますか?」

 

・何にお金を使うか
・誰にお金を使うか
・どんな時に支払いをすべきか

 

「これらについて、正しい知識を持っていますか?」

 

意外にも、お金の使い方の正しいルールを知っている人は少ない。

 

しかし、この本を読めば誰でもお金の使い方をマスターすることができます。

 

「幸せをお金で買う」5つの授業を読むことで、お金の使い方に対しての考え方が大きく変わるでしょう。そして、当然消費の満足感は向上します。

 

今回は、そんなお金の使い方を1日で理解できる本をご紹介します。

【こんな人におすすめ】お金の使い方についてのルールが決まっていない。

「幸せをお金で買う」5つの授業を読んで、利益を享受できるのは、お金の使い方のルールが定まっていない人です。

 

おそらく、多くの人がお金の使い方についてルールが決まっていないでしょう。

 

もちろん、節約術や買い物をする時の決め方などが明確になっている人はいます。※商品のスペックを吟味してから買い物をする。など。

 

しかし、その選択がいかに満足度を上げてくれるか。まで理解している人は少ないのではないでしょうか?

 

・通勤のダメージと年収の関係
・寄付がどのくらい満足度を上げるか
・どんなふうに人と時間を過ごすと満足度が上がるか

 

これらについても「そんなの当然でしょ。」と思う人以外は、読む価値ありでしょう。

 

なんせ、全くお金を使わない人はいないから。

【この本を読んでわかること】お金の使い道のルール

「幸せをお金で買う」5つの授業を読むことで、何にお金を使うべきか。が明確になります。

 

さらに、どんな風に支払いをすべきか。についても理解できます。

 

・一生モノ
・縁起物
・○○記念

 

こういったモノにお金を使うのも素敵です。

 

しかし、統計的に解明されている「正しいお金の使い方」について知っておくことも重要です。

 

あくまで、統計データのため、全ての人に価値があるかはわかりません。

 

しかし、ほとんどの人に効果のある買い方のルールを知っておくことは、今後の買い物の全ての場面で効果があるでしょう。

【この本の特徴】5つの授業でお金の使い方を学べる

「幸せをお金で買う」5つの授業では、タイトル通り5つの授業が行われています。

 

5つの授業はこちらです。

 

1.経験を買う
2.頻度を調整する
3.時間を買う
4.誰かに与える
5.先に支払う

 

ここから先の詳細については、関連記事をチェックしてください。(各章下段にあります。)

1.経験を買う「モノより体験談を増やす。」

経験を買うことで、満足感が長続きします。

 

重要なポイントは「あなたが経験と認識するか。」です。

 

例えば、本を「読書経験」ととらえると、本を買うことは物質的な消費では無くなります。※映画を見るのと同じ感じになる。

 

モノを買うよりは、経験を買うほうが満足感が向上します。

【正しく使う】満足感が上がるお金の使い方「モノより経験編」 - ようの読書記録

2.頻度を調整する「ご褒美を大切にする。」

ご褒美。という言葉には甘美な魅力を感じます。

 

人は、頻度が低いものに価値を感じます。

 

・旬の食べ物
・期間限定
・限定公開

 

こういった言葉には、ついつい引き寄せられてしまいます。

 

好きなモノこそ、毎日では無く頻度を減らすと、買い物の満足感が上がります。]

満足感を上げる買い物をするためにはご褒美が大切。「好きなモノほど頻度を下げる」 - ようの読書記録

3.時間を買う「時は金よりも貴重なり。」

私たちは時間の重要性を軽視しているかもしれません。

 

時間を買う消費には、満足感を大きく高めてくれる効果があります。

 

とはいえ、時短ばかりが良いことではありません。

 

あなたが楽しい・充実感を感じる。ということについては、時短はNGです。

 

「日常生活で、どうやったら時間が買えるか。」について考えてみましょう。

時間を買う以上のライフハックは無さそう。「満足感が上がる買い物」 - ようの読書記録

4.誰かに与える「与える人だけが与えられる」

人にお金を支払うということは、それだけの経済的な余裕があることを実感できます。

 

つまり、誰かに寄付をしたり、おごったりすることで、お金の欠乏感が減ります。

 

また、お金を支払うことで誰かとの「つながり」を感じることができれば、その効果はより増幅します。

 

おごる相手が居ない時は、寄付後の未来がわかりやすい団体に寄付してみましょう。

 

効果は、あなた自身が実感できます。

 

・定食屋さんで高価なご飯を食べた2,000円
・火事で被害にあったコアラのための2,000円

 

10年後まで覚えている支払いはどちらでしょうか?

お金の使い道に迷ったら、初手は「人に与えること」な理由 - ようの読書記録

5.先に支払う「嫌なことは先に」

支払は先に済ましておく方が良いです。

 

それは

・支払いのダメージを忘れる
・待つ間にワクワクする

 

などのメリットがあるからです。

 

何かを購入する時は、先に支払っておくことができないか。を意識してみましょう。

お金を支払うタイミングを意識してますか?「満足感の上がる支払い方」 - ようの読書記録

「幸せをお金で買う」5つの授業の書評まとめ。「レビュー」

今回は、これまでのエントリーを紹介しつつ"幸せをお金で買う」5つの授業"の書評を進めてきました。

 

 

「幸せをお金で買う」5つの授業では、ほぼ全ての場面で活かせる支払いルールを学ぶことができます。

 

もし、あなたがあと50年生きるとしたら、50年間使える知識が手に入ります。

 

多くの情報や知識が陳腐化する世の中で、ここまで長く活用できる情報は少ないでしょう。

 

もちろん、あなたなりの正解を見つけることも大切です。

 

ですが「守破離」の流れで、まずは多くの人が満足感を感じれている消費法則を学んでみましょう。

 

これら5つの授業は「組み合わせ」で効果が最大化されます。

 

・先に支払って旅行(経験)する
・誰かと一緒にコーヒーを飲む(おごり×経験)
・月に一度(ご褒美)の映画(経験)をおごり(寄付)で見る

 

など、組み合わせるほど、消費の満足感は向上します。

 

ぜひ、最高の組み合わせを、いつもの生活に取り入れてください。

 

ちなみに、この本もおすすめです。(その後のとなりの億万長者)

普通の給料でお金を蓄えている人がどんな消費をしているかについて知れます。

 

へたなFIRE本を読むよりは、この本を読む方が100倍価値があります。

 

ちなみに、FIRE本ならこの本がおすすめです。