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全ブログタイトルに使える汎用性のあるコピーライティングの14の書き方「方程式」

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ブログのタイトルを作るのは難しいですよね。

 

たった30文字に

・伝えたい内容の概要
・読んでもらうためのきらめき
・自分の思い

 

こういったものを盛り込んでいく必要があるからです。

 

私もブログのタイトルを決めるのが一番苦手で、ついつい後回しにしてしまいます。

 

また、ブログのタイトルが上手くいかず、書くのを中断する時さえあります。

 

「このタイトルだと、誰にも読まれないかも。」
「本文とタイトルが全然違うから、投稿できない。」

 

こう思うからです。

 

しかし、今回ご紹介する14の方法を使い、組み合わせていくことで、これまでより簡単にブログのタイトルが書けます。

 

しかも、コピーライティングにより人を引き付ける文章になり、PV数向上にも貢献します。

 

伝えたいことの概要に対し「足し算」で作れるように整理したので、汎用性は高いと思います。

 

どんなブログを書く時でも使えます。タイトル決めに悩んだ時の参考にしてください。

 

もちろん、本文にも、各章を作る時にも使えるのがコピーライティングです。

コピーライティングとは「必要性」

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コピーライティングとは、コピー(広告)ライティング(文書づくり)の意味です。

 

つまり、広告効果を上げるための文章作りです。

 

広告はむやみにすれば良い訳では無く、適切なメッセージを「興味を持って」見てもらう必要があります。

 

広告という、莫大な資金が投じられてる分野で培われてきた技術がコピーライティングです。

 

多くの人が手掛けている=技術が磨かれている。といえます。

コピーライティングの目的

コピーライティングは、広告用に考えられた手法ですが、意外と汎用性が高い技術です。

 

なぜなら、コピーライティングとは言葉で人の関心を引き付ける技術だからです。

 

・ブログ
・報告資料
・プレゼン
・日常会話

 

こういったところで、適切にコピーライティングの技術を使うことで、同じ内容でも興味を持って読んでもらえます。

 

つまり、コピーライティングは特殊技術では無く、ごく当たり前の技術です。

 

国語の授業に盛り込まれていても不思議ではありません。

ブログのタイトルにコピーライティングを使わないのはもったいない。

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ブログのタイトルは読者が「読むor読まない」と決める最初のポイントです。

 

ここで、興味を持ってもらえないと、どんなに良いことを書いていても意味がありません。

 

無人島で最高のラーメンを作っても誰も来てくれません。

 

ブログのタイトルにコピーライティングを使わないのは、あまりもったいない選択です。

 

もちろん、本文にコピーライティングを盛り込むことで、読んでもらえる文章量が増えるので、重要です。

 

それでも「そもそもクリックされない」タイトルにならないように意識すべきです。

『ブログ用』14のコピーライティング書き方方程式。

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ここからは、具体的に私が使っているコピーライティングのつくり方をご紹介します。

 

汎用性のある。というテーマなので、コピーをそのままご紹介するばかりではありません。

 

例えば「ご存じですか?売り込みを辞めた営業マンが、営業実績一番になった方法。」みたいな、コピーを紹介するとします。

 

それを、自分のブログに当てはめるのは難しいですよね?

 

今回は、そんなコピーを作るための「方程式」をお伝えします。方程式さえわかれば、どんな計算式も理論上は解けるようになります。

 

もちろん、実例も紹介します。

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1.良い事×悪い事「愛される盗人」

逆のことを組み合わせて、驚きを伝える方法です。

 

具体的には

・5分で作れて、プロに負けない魚の焼き方
・人見知りの私が、高級ホテルのコンシェルジュをしている理由
・野菜嫌いな八百屋が儲かる方法

 

5分で作る(美味しい料理が出来ない)×プロに負けない(美味しい)の組み合わせをすることで

 

「どんな方法なんだろう?」と興味が生まれます。

 

他にも、こんな疑問を読者に伝えます。

「人見知りなのに、ホテルのコンシェルジュって?」
「野菜が嫌いな八百屋なんてあるの?」

 

ブログで伝えたいことの逆の表現を組み合わせる。シンプルで強力な方法です。

2.リスクを追加する「知らないと損します」

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THE SCAMの領域でよく使われます。(人の悩みを7つに分類した結果。)

 

T:旅行
H:健康
E:勉強、学び
S:恋愛
C:キャリア
A:夢や希望
M:お金

 

「広島に行ったら、見ないと損する場所〇選」
「復習をしないと、受験で失敗するこれだけの根拠」
「仕事選びに失敗する人がチェックしないこと」

 

このように「知らないと損します。」ということを伝えるのが、この方法です。

 

行動経済学でも、損出回避傾向。と呼ばれていて、人は得よりも損が嫌いです。

 

レジ袋有料化前、2円引きのキャンペーンでも、レジ袋をもらっていました。しかし、有料化後はマイバックを持っていますよね?

 

これが、典型的な損出回避です。損を示唆するのは、コピーライティングの定番。

3.権威性を追加する「NASAが開発した」

権威性のPRは「偉い人、詳しい人、プロ」のような人が薦めているから、安心。ということです。

 

日常会話でも

「お医者さんが言っていたから。」
「美容師さんにおすすめされたシャンプー」
「あの、有名人が使っているらしい。」

 

みたいに使われるのが権威性です。

 

私も「この人は凄い」と思っている人が紹介している物は、たいして調べずに買ってしまいます。

 

それが権威性の力。

 

実際に、それで上手くいくことが多いので、気にしていませんが、権威性は大切です。

 

ブログのタイトルにするなら

「東大式勉強法」
「○○2級がおすすめする」
「年200冊読む私がおすすめする」

 

のように、権威性を追加してみましょう。手軽でおすすめです。

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4.逸話を追加する「赤兎馬より早い」

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個人的に好き(面白い)と思うのは、逸話を追加するコピーライティングです。

 

例えば、全然完成しない道路工事に「サクラダファミリアみたい。」と言われると、グッときます。

 

単純に文章としての面白さも増しますし、比喩としても使えるコピーライティングです。

 

とはいえ、作るのが一番難しいジャンルかと思います。イメージは芸人さんのたとえツッコミが近いです。

 

「邪魔な音がモーゼのように避けいくイヤホン」
「千本桜を春夏秋冬感じれるフレグランス」

 

こんなイメージです。いつか、かっこいいタイトルを考えたい。と思っているコピーライティングのつくり方。

 

勇者はチャレンジしてみましょう。

5.SFを追加する「魔法の方法」

誰しも昔、魔法の世界があるように感じました。

 

スピリチュアルには、根拠が薄いですが、それでもどこかで信じてします。

 

人は、過程がわからないものに対して、魔法だ。と思います。そして、それは何歳になっても同じです。

 

「禁断の文章術」
「奇跡の一滴」
「誰とでも仲良くなれる神秘の会話」

 

こんなイメージで書くと、ついつい心が引き寄せられます。

6.言葉を強くする「世界を変える裏技」

コピーライティングとは、扇風機の「強」です。

 

あなたのそばで心地よい風にするためには、扇風機の出口では強い風である必要があります。

 

遠くにいる読者に言葉を伝えるためには、減衰分を含めて少し強めの表現が必要です。

 

「最高のライフハック
「ヤバい運動法」
「圧倒的な成果を出す人がやっている裏技」

 

とはいえ、こういった表現は過剰になり過ぎる。というリスクもあるので、手軽だけど取り扱い注意です。

7.大げさにする「サウナでも涼しさを感じます」

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大げさに言えば、○○です。大袈裟ですが。と私はたまに使っていますが、大げさにするのもコピーライティングの手法の一つです。

 

「北極でもあったかいコーヒーが飲めるタンブラー」
チーターになった気がするランニングシューズ」
「日本にいるのに、パリを感じる方法」

 

少しウィットに富む表現が出来れば、文章が上手に見えます。

8.将来図を見せる「私が別荘を3つ所有するようになった方法」

古典的なコピーライティング手法。

 

「日給5千円の私が、1時間で5千円稼いだ方法」
スーパーカーでコンビニに行くようになった3つの理由」
「職場中に好かれるようになった、おかしな理由」
「大学受験に失敗した私が、国家資格を取れた理由」

 

できるだけ、多くの人は「こんな風になれたらいいな。」と思う未来を付け加える方法です。

 

しかし、これは自分がその状態になることが必要です。

 

作るのはカンタンですが、書けるようになるのが大変です。

 

「これで人生が変わった。」と思えるようなエピソードがある人におすすめです。

9.定量化する「ブログのタイトルを作る14の方程式」

迷ったら定量化しておきましょう。

 

人の話を聞く時、ポイントは3つ。と言われた方が楽ですし、資料を見る時はページ数がある方が集中できます。

 

それと同じで、定量化しておくだけで、読みやすくなります。

 

「3つの理由」
「おすすめ10選」
「初心者が抑えるべき5個のポイント」

 

ブログのタイトルに盛り込めそう。と思ったら全てに使うくらいの気持ちで良いでしょう。

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10.手軽さをアピール「ゴリラ・ゴリラ・ゴリラでもできる」

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人は怠惰な生き物です。

 

進化生物学から考えれば当たり前のことで、なるべくカロリーを消費しないことが、生き残りの条件だったからです。

 

今でも人は怠惰で、ドアを開けることさえ嫌がっています。(自動ドア)

 

「初心者でも出来る」
「こどもでもできた。」
「1日1分で変わる」

 

カンタンである、楽である。ということはそれだけでメリットです。

 

Amazonで買い物に慣れていると、他のサイトで「めんどくさいなあ」と思うのも人間の初期設定が面倒を嫌がるからです。

 

ちなみに「ピカ・ピカ」という鳥もいるようです。※この本で知りました。(タイトルも最高です。)

11.安さを伝える「コーヒー一杯分の価格で買える」

安いものが嫌いな人はいない。

 

・アウトレット
・新年のセール
・在庫処分

 

ついつい買い物をしたくなる言葉たち。安いことは、基本的には良い事です。

 

「1日50円で契約できる」
「牛丼一杯分で」
「マリトッツオ一個分で」

 

大切なのは、想定読者(ペルソナ)が納得できる物を対象にすることです。

 

・サラリーマン:牛丼
・おしゃれな人:マリトッツオ
・お酒好き:生中

 

ペルソナに合わせることで、より納得してもらいやすいです。

 

・サブスク
・有料記事(noteなど)
・ネット回線
ウォーターサーバー

 

などの紹介をする時におすすめのコピーライティングです。

12.驚かせる「料理教室を辞めるきっかけになった料理本

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人が一瞬で集中してしまう瞬間があります。

 

それは、驚いた時です。ブログのタイトルにも、驚きを入れてみましょう。

 

「あれ、私の本代高すぎる」
「ワインが美味しすぎて心配になる」
「掃除機をかけることが辞めて部屋がきれいになった話」

 

このように、驚きの要素が入ると、その先を読んでみたくなります。

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13.実績を伝える「保険営業マンが教える、入ってはいけない保険」

あなたに実績があれば、それを伝えてみましょう。

 

「化粧品会社の中の人がおすすめする」
「元インハイ選手がやっていた食事法」
「銀行員がおすすめする」

 

最初にお伝えした「逆のこと」を組み合わせるとより効果的です。

 

「化粧品会社の中の人が絶対に買わないコスメ」

 

など、実績×逆のこと。でより効果的なコピーライティングが完成します。

14.トレンドを盛り込む「○○沼にハマった。」

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トレンドの情報が入っているのも良いでしょう。

 

少し前だと「令和の○○」でしょうか。

 

他にも

「これで私は家事と仕事のリアル二刀流になりました」
「Z世代がみんなやっている○○」
「うっせえわ。と思っていたあの人の言葉が今は。。。」

 

こちらも、ペルソナに合わせて設定しましょう。

 

トレンドを盛り込む場合は、知らない人には「何を言っているかわからない」という状態になります。

 

あと、賞味期限が短い表現となるので、そこには注意してください。

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オマケ:ウィットを加えれば、それだけでコピーライティングになる

これまで、14のブログに使えるコピーライティングをご紹介してきました。

 

これまでの法則を一つに整理してしまうと「ウィット」が大切。ということです。

 

有名なコピーライティングでも、ありきたりな言葉の効果は少ないです。例えば、○○な理由。という表現があります。

 

これは、使って損はしないけど、大きな効果は無い。と言うのが実態です。

 

つまり、あまり使われていなくて、少し面白い表現をするのが効果的なコピー。

 

「面白いって、そんなの作れないでしょ。」

 

そんな人には、面白いの感情が生まれる根拠を分析し、誰でも実践できる秘訣が書かれた本をご紹介します。(面白いのつくり方)

余談:コピーライティングには気をつけろ

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私は、コピーライティングが好きです。

 

コピーライティングはクリエイティブな知的作業で、読んでいる人が面白い。と思えるからです。

 

しかし、コピーライティングを乱用したり、とにかく読ませるためだけ。に使うとそれは陳腐な広告文章にしかなりません。

 

期待して読んで「この程度の情報かー。」と思った経験は誰しもあるでしょう。

 

コピーライティングは強力な表現手法にも関わらず、誰にでも扱えてしまう武器です。

 

自分がコピーライティングを使う時、コピーライティングが使われた文章を見る時、少し注意するのがおすすめです。

全ブログタイトルに使える汎用性のあるコピーライティングの書き方「まとめ」

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どんなブログでも使えそうな、汎用性の高いコピーライティングのつくり方を14個ご紹介しました。

 

汎用性が高いモノばかりを集めましたが、ブログの内容やあなたの好みによって、好きなものを使ってください。

 

14個もの方法を毎回検討する必要はありません。

 

しかし、選択肢が多ければ、多くのブログタイトルを魅力的に変えることができます。

 

あなたの文章が今以上のきらめきを持つことができます。

 

「ブログのタイトルが決めらない。」

 

そう思った時に、ぜひこのエントリーを読み返してください。

 

コピーライティング好きの私が10冊以上の本を読んだ中でおすすめの本を2冊紹介します。

※2冊目の方が安いので、最初は「なんだ、けっきょく最後は言葉じゃないか」がおすすめです。

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