自宅用の脱毛器を検索していて思ったことがあります。
それは
「ステマかどうか判断できない。」
「口コミがやらせかもしれない。」
「ブロガーが商品を売りたいだけかもしれない。」
「本当の情報がなにかわからない。」
あなたも、商品やサービスを検索していてこんな風に思うことはありませんか?
今回は、そんな「嘘かどうかわからないネット情報」が正しいかどうか判断できる検索ワードをご紹介します。
この方法さえ使えば怪しい口コミかどうか、判断しやすくなるでしょう。
その方法は「検索したいワード(商品名) アフリエイト」で検索することです。
その根拠については後述するので、よろしければ引き続きご覧ください。※注意点もあります。
- 正直、ステマとやらせ口コミが増えるのはしょうがない。
- 人はインセンティブ(誘因)によって容易に行動が変わる生き物である
- アフリエイトとは「広告収入」
- なぜ、検索ワードにアフリエイトを追加するとステマを避けられるのか。
- 【結論】結局信頼できる情報ソースを確保することが大切ですよ。
正直、ステマとやらせ口コミが増えるのはしょうがない。
お金が要らない。と思っている人を見たことがありません。
世界一の億万長者でも仕事を辞めていません。
「年収一千万円になりたい。」
と思っている人が、実際に年収一千万円になったとしても、臨時収入が入ればうれしいものです。
つまり、人はお金によって行動が大きく変わります。
・ステマ
・やらせ口コミ
・過度な広告
これらは倫理的には良くないことですが、人は倫理を守らないことがあります。
まずは、そのことを念頭に置いて情報を見ていくクセをつけましょう。
SNSの情報だって信用ならない。「やらせ口コミ」
「雑誌やテレビ広告は信用ならない。」
そう思っている人は多いでしょう。他にも
「ブログに書かれていることは信用できない。」と思っている人も増えてきています。
確かに、ブログで稼げる時代になったことで嘘かほんとかわからない情報は増えています。※ブログで稼げる。もだいたい嘘ですし。
さらに、最近では「SNSも信用ならない。」という時代になりました。
・企業から報酬を得ている可能性がある。
・アフリエイトリンクでお金を稼いでいるかもしれない。
・ステマの可能性がある。
SNSだからといって、生の口コミ情報とは言い切れなくなってきました。
正しい情報が欲しい人には、難しい時代です。
人はインセンティブ(誘因)によって容易に行動が変わる生き物である
インセンティブとは、日本語で誘因と呼びます。
インセンティブは経済学で多く使われる言葉で、カンタンに言えば人の行動が変わる理由の事を示しています。
※ステマをするインセンティブがある。などと使います。
例えば
・金銭的な報酬
・社会的な地位が上がる
・人から褒められる
・怒られない
などが、インセンティブです。ステマとやらせ口コミもこれらの誘因によって発生します。
「インセンティブってそれっぽい単語だけど、本当に人の心を変えるの?」
「所詮、机上の空論でしょう。」
そう思うかもしれませんが、インセンティブの大きさを検証するだけで、相撲の八百長を見抜いた人もいるくらいなので、バカになりません。
※インセンティブの魔力については、こちらの本を読んでください。「ヤバい経済学」
アフリエイトとは「広告収入」
アフリエイトとは、広告によって、報酬を得ることです。
アフリエイトには多くの種類があり
・商品を紹介して売る
・ネット通信を紹介して契約させる
・アプリをダウンロードしてもらう
など、その方法は複数あります。
ここでは、アフリエイト=誰かの広告で購買行動につながったらお金が入る。と認識してください。
なぜ、検索ワードにアフリエイトを追加するとステマを避けられるのか。
では、なぜ検索ワードに「アフリエイト」を追加するだけで、ステマややらせ口コミを避けることができるようでしょうか。
それは、アフリエイトと検索をして「その商品専用のアフリエイト報酬が設定されているかどうか。」がわかるからです。
アフリエイト報酬がある=やらせやデマ情報が多くなりやすい。と考えれられます。
例えば、脱毛器を例に挙げます。
脱毛器で有名な「ケノン」で「ケノン アフリエイト」と検索すると、たくさんの検索結果が出てきます。
そして、その報酬額はだいたい1万円~です。
一方、パナソニックの脱毛器で検索すると、検索結果に出てきません。(私の調べる限り。)
つまり
・ケノン:売れば一万円以上のインセンティブがある
・パナソニック:売ってもお金が入らない
という、インセンティブ(ブロガーやインフルエンサーが商品を紹介したくなる)が発生しています。
もちろん、Amazonリンクなどでパナソニックの脱毛器を販売すると、売値の数パーセントの報酬が発生するので、インセンティブが全くない訳ではありません。
論理的に考えれば「その商品やサービス専用」のアフリエイト報酬が設定されているモノの方が、ステマややらせ口コミが多い可能性があります。
(注)アフリエイト報酬があるからといって、ステマとは言い切れない
ここで注意です。
アフリエイト報酬がある=全てがステマ。
と考えるのは早計です。
例えば、ブロガーが
「この商品使ってみたら最高に良い。ぜひ、みんなに教えたい。」
「商品も見つけやすいし、報酬も入るからリンクも貼っておこう。」
と思って、商品を紹介しているケースがあるからです。
「商品 アフリエイト」でアフリエイト報酬があるとしても、その商品が悪い製品であるとは言い切れないのが現実。
ある意味、アフリエイト報酬があるからたくさんの情報が広まる。とも言えます。
つまり、アフリエイト=悪。とは言い切れません。
つまり、情報の精度にバラつきがあるのがアフリエイト報酬がある商品。
アフリエイト報酬が高くても良い商品はたくさんあります。
それは間違いのない事実です。
とはいえ、アフリエイト報酬が高い商品では「無理やり」褒めているサイトが生まれるのは仕方ないことです。
さらに、ブロガーとしても「どうせブログを書くなら、報酬が高い商品が良い。」と思うのは当然の心理。
結果、アフリエイト報酬が高い商品は本当に良い商品かどうかを見極めるのが難しくなります。
整理すると
・アフリエイト報酬が高い:良い情報も嘘もたくさん集まる。
・アフリエイト報酬が低い:良い情報も嘘も少ない。
高額なアフリエイト報酬の場合はやらせに注意が必要
特に注意が必要なのが「高額アフリエイト報酬が設定されている商品。」
人の行動のほとんどは「インセンティブ」によって決定されます。
つまり、高い報酬やメリットがあるモノに人は反応します。
より、嘘の情報が入りやすい傾向にあるのが、高額アフリエイト商品です。
「この商品は怪しいかも。」
「本当に素直で正しいレビューかわからない。」
こんな風に思った時は、是非「商品名+アフリエイト」で検索してみてください。
個人的な感覚的には、これらがアフリエイト報酬高めな印象です。
・通信関係
・クレジットカード、投資関係
・美容関係
【結論】結局信頼できる情報ソースを確保することが大切ですよ。
情報の正しさを判断することは難しい。
ブログ以外にも、多くの嘘情報があちこちで流れています。
・テレビ
・ブログ
・新聞
・雑誌
・口コミ
何も考えずに信じ切れる情報は少ない。
だからこそ「この人(情報ソース)は信用できる。」と感じれる情報ソースを見つけておくことをおすすめします。
また、情報の種類によっては、論文が出ているケースもあります。(心理学や健康系など。)
グーグルスカラーなどで、論文を検索してみることも、正しい情報を見つけるための方法です。
「そうは言っても、科学的な考え方をするのは難しい。」
「統計の正しい閲覧方法がわからない。:
そう思っている人は、こちらの本がおすすめです。(私も今読んでいる所です。)
ちなみに、私はパナソニックの脱毛器を買いました。(商品到着前)