今回は、絶版になった本を読む方法をご紹介します。
「人に勧められたけど、書店に売っていない。」
「古い本だけど、名作らしいから読んでみたい。」
そう思っても、一度絶版になった本を読むことは難しい。もちろん、復刻版などで再販になる可能性もあります。
しかし、復刻を待っても、いつ読めるかわかりません。
「とにかく、今すぐ絶版を読みたい。」
そう思った時に試して欲しい4つの方法をご紹介します。
※結果だけ知りたい人下記だけご覧ください。
1.ネットの中古本を探す
2.電子書籍化しているか確認する
3.中古の本屋に行く
4.図書館で探す
絶版とは
絶版とは、重版されなくなった本のことです。
基本的に、本を出版する時はだいたい数千冊~1万冊を一度のロット(生産)で作ります。
その在庫が切れそうになる時に、重版という形で、もう一度本を生産します。
有名な本を読むと、50版以上重版していることがあります。(本の生産が何十回もされている。)
ちなみに、重版の数は本の後ろに書かれていますが、この回数が多い本は、多くの人に読まれているので、面白い確率が高いので、要チェックです。
この重版をしなくなった時に、絶版(ぜっぱん・ぜつばん)と呼ばれ新しい本の生産が止まります。
絶版になり、在庫が売り切れると新品の本を買うことは出来ません。
絶版になった本や漫画を読む4つの方法
ここからは、絶版になった本や漫画を読む4つの方法をご紹介します。
この方法で確実に在庫が見つかる訳ではありませんので、ご了承ください。
1.ネットの中古本を探す
一番手軽なのは、中古本を探すことでしょう。
日本一本を販売しているのは、Amazonです。そのため、まずはAmazonで検索してみましょう。
中古本も程度(汚れや劣化具合)がわかるようになっている場合もあるので、安心です。
2.電子書籍化しているか確認する
特に、漫画の場合が多い気がしますが、電子書籍化しているケースもあります。
電子書籍なら、中古本に抵抗のある人でも問題無いでしょう。
基本的に、電子書籍はアプリの利用料が無料のケースが多いので、本の価格分支払えば、スマホで絶版の本が読めます。
おそらく、今後は絶版で読めなくなる本の数は劇的に減るでしょう。(電子書籍版の販売が続くはずなので。)
3.本屋で探してみる(中古含む)
絶版になっても、売れ残ってる本は本屋さんに在庫で保管されている場合があります。
以前も触れたように、本屋は本の返品がある程度自由に出来るので、売れない本は返品されている可能性があります。
そのため、古い絶版本の場合は、残っている確率は低いでしょう。
それよりは、大型の中古本のお店に足を運ぶのがおすすめです。
ブックオフは、オンラインで中古本の検索と購入ができるので、気になる人は覗いてください。
4.図書館で探す
最後は図書館で探す方法です。
都会の図書館だと、複数の図書館から本を取り寄せ出来ることがあります。
絶版本が読める。という利点に加え、絶版本に出会える。というのも図書館のメリットの一つです。
絶版になった本や漫画を読む4つの方法「まとめ」
今回は、絶版になった本を読むための方法を4つ整理しました。
先ほども触れたように、電子書籍化していれば半永久的に本を販売することができるはずです。
そう考えると、20年後くらいには、絶版本を読む方法を気にする人は、ほとんどいなくなっているかもしれません。
現在は、過渡期なので、知恵と工夫で絶版本との出会いの場を探してみましょう。
絶版本を探す方法として、おすすめは図書館と電子書籍です。