ネットフリックスの勢いが止まりません。
最近では、ネットフリックスの独占配信作が大きな話題を呼ぶことが増えました。
・イカゲーム
・梨泰院クラス
・浅草キッド
など、他のテレビやラジオでも話題になる作品が多くあります。
この状況を見ていると「このままでは、ネットフリックス無しの生活が考えられなくなるなあ。」と思います。
面白いコンテンツが配信されること自体は大歓迎。しかし、お金の面では厳しいかもしれません。
・ネットフリックスが人気になる理由
・ネットフリックス無いと困る理由
・共通の話題が無くなる未来
この3つについてご紹介します。
ネットフリックスが人気になるこれだけの根拠
なぜ、ネットフリックスがここまで人気になっているのでしょうか。
それには3つの理由があります。
1.テレビより自由に作品が作れる
テレビよりも、動画配信サービスは表現の自由度が高い傾向にあります。
・R指定により、表現の自由度が高くなる(視聴者を絞れる)
・スポンサーに配慮する必要性が無い
テレビは「マス」のため、誰がみても安心な番組を作る必要があります。
しかし、動画配信では年齢指定ができるので、表現の選択肢を増やせます。
また、テレビは広告費で成り立つので、スポンサーへの配慮が必要になります。
表現の選択肢が広ければ、それだけ視聴者のニーズに合わせることができます。
・ニッチなニーズ
・マニア向け
・斬新なアイデア
これらの表現のしやすさが動画配信の強み。
2.サブスクにより投資判断がしやすい。
サブスクの魅力は「未来の収入が予測出来ること」です。
もちろん、解約率が低い事なども、サブスクの魅力です。
そのため、サブスクリプションサービスは「大きな投資」をしやすい傾向があります。
将来的なキャッシュフローが予測できるので、ギリギリまで投資ができます。
結果、壮大なスケールの作品や、撮影時間が長くなる作品を提供できます。
今やネットフリックスの映画は、ハリウッド映画よりも高い評価を得ることさえあります。
映画では、興行収入が予測できません。しかし、動画配信なら他の作品で利益が稼げるので、投資判断がしやすくなります。
3.圧倒的にお金がある
ネットフリックスは、世界中で利用されているサービスです。
190か国以上で利用が出来るサービスです。世界シェアトップのネットフリックスにはお金があります。
配送料無料など、他のサービスも兼ねているAmazonプライムよりもシェアが大きい。と考えると、ものすごい数の人が利用していると言えます。
一概には言えませんが、お金を使う方が良い作品を作ったり、豊富なサービスを展開しやすくなります。
ネットフリックスが無いと困る社会になる理由
そんなネットフリックス。
日本でもどんどん利用者が増えています。
そのため、これまで以上に日本で話題になる頻度が増えていくでしょう。
・テレビが無い
・インタネットが無い
こういった生活をしていると、多くの人と話題が合わないことになります。
これと同じようなことが、ネットフリックスでも起きるような気がします。(すでにそれに近い状況になっているかもしれません。)
共通の話題は確実に減っていく
「ネットフリックスが無いと会話に困る社会になる。」
将来的に、このような未来になる可能性は高いでしょう。
しかし、今後は「共通の話題」自体は減っていくと思います。
なぜなら、提供されるサービスがものすごく増えているからです。
・テレビ
・ラジオ
・新聞
・ネット記事
・動画配信
・漫画
・ポッドキャスト
・音声配信
など、あらゆるサービスが毎年産まれています。
これは、インタネット価格が安くなったこと。スマートフォンの普及により「アウトプットが簡単になったこと。」が理由です。
かつて、インタネット記事も「みんなが知っているサイト」はたくさんありました。
しかし、いまではそのようなサイトはごくわずかです。
これと同じようなことが、動画配信でも起きるでしょう。
このままだとネットフリックスが無いと困る社会になる「まとめ」
今回は、ネットフリックスがマスメディア化する。というテーマで考察をしていきました。
個人的には「共通の話題についていけなくてもいいや。」と思って生きているので、あまり問題は感じていません。
しかし、人間関係が狭い学生には、少し厳しい状況になるかもしれません。
こどもができたら、ネットフリックスを契約しないと、可哀そうかなあ。とも思ったりしています。
皆さんはどうですか?私は悩み中です。