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説明下手でもすぐに使える4つの定番フォーマット「わかりやすい説明方法」

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説明って難しいですよね。

 

「これくらいなら簡単に説明できる。」

 

そう思っていても、いざ説明を始めたら困ってしまうことがあります。

 

「私は説明が下手なんだ。」
「いざとなると説明が出来なくなる。」
「日常会話なら得意なんだけどな。」

 

何度か説明に失敗すると、こんな風に思うことがあります。それは、説明のフォーマットを知らないからです。

 

説明が苦手だと思っている人でもすぐに使える4つの説明フォーマットをご紹介します。

 

説明は難しいことではありません。

 

説明はパズルです。適切なピースを組み合わせるだけで、誰でもわかりやすい説明ができるようになります。

説明が下手な人はゼロから説明を作っている

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説明が苦手な人と、得意な人の差はなんでしょうか?

 

・頭の良さ
・情報量の多さ
・センス

 

こういったものも説明上手になるために必要です。しかし、これらはあくまで構成要素の一部です。

 

説明が得意な人と違って、説明が苦手な人は「ゼロから」説明を作っています。

 

どんなことでも、ゼロから何かを作るのは難しい。

 

家も土台ができれば、完成が近いのと同じで、説明についても「土台(フォーマット)」があればすぐに作れます。

1を増やすのはカンタン

ゼロから1を作るのは大変です。

 

しかし、1を増やすのはカンタンです。

 

「面白い話をして。」

 

と、言われるよりも「最近の失敗について教えて。」と言われた方が面白い話が出来たりします。

 

着想の元があれば、これまでよりはグッと簡単に説明ができるようになります。

説明下手でもすぐに使える4つのフォーマット「わかりやすさ重視」

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ここからは、具体的に説明が苦手な人でもすぐに使える、説明フォーマットについてご紹介します。

 

したい説明に合わせて使うのがベストです。

 

とはいえ、最初は一つずつ習得していくのがおすすめです。※具体例は、このブログ本文から引用しています。

1.例示(抽象⇒具体)

説明はパズルです。適切なピースを組み合わせるだけで、誰でもわかりやすい説明ができるようになります。

 

前書きで書いたこの文章は、例示(抽象⇒具体)の例です。

 

説明手法の中で、最も汎用性がある方法です。

 

なぜなら、抽象化とは翻訳こんにゃくだからです。前提となる知識が無くても、正しく・わかりやすく情報を伝えることができるからです。

 

「これって、例えるなら何だろう。」
「抽象度を上げると、どんなに風になるだろう。」

 

このように考えてください。

 

説明が上手に行かない時は「言いたいこと(具体)」は思いついています。しかし、それをわかりやすくするための抽象が不足している場合があります。

2.比較

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説明が苦手な人と、得意な人の差はなんでしょうか?

 

比較対象とは「反対のこと」です。

 

北の反対は南。当たり前ですよね。北と南について説明するだけで、地球の半分が説明できます。(もちろん残りは東と北)

 

他にも比較をすることのメリットはたくさんあります。

・広く議論できる
・意見が偏っていないことを示せる
・主張をはっきりさせられる

 

特に重要な点は「意見の偏りが減ること。」です。

 

例えば、男性の育児休暇取得を肯定したい時

 

「男性の育児休暇は同然の義務だ。」
「女性の育児の負担を減らすべき。」
「ワークライフバランスを適正にすべきだ。」

 

と伝える"だけ"よりも、反対意見である

「会社の負担が今より増えること。」
「男性の負担が増えること。」
「仕事が大好きな人の意見。」

 

などを取り入れることで、より正確で中立的な意見を持っていることが伝わります。

 

クリティカルシンキングが得意な人は気づいているかもしれませんが、反対意見を使った説明のほとんどは「どちらかを推奨している。」場合が多いです。

 

両者の意見が並んでいるから、適切な意見だ。というのは、リスクがあるので、あなたが説明を受ける時は気を付けてください。

 

クリティカルシンキングについて知りたい人はこちらから。

www.yoblog.org

3.追加

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北の反対は南。当たり前ですよね。北と南について説明するだけで、地球の半分が説明できます。(もちろん残りは東と北)

 

他にも比較をすることのメリットはたくさんあります。

 

・また
・さらに
・他にも

 

など、新たに情報を追加していく方法です。

 

・メリットやデメリットを提示する時
・リスクについて説明する時
・なぜ、やるべきか説得する時

 

こういった時に活用できる方法です。使いやすさで言えば最もカンタンです。

 

何しろ、情報を追加していくだけですから。

 

とはいえ、過ぎたるは猶及ばざるが如し。ということだけは、頭に入れておいてください。

4.抽象化・一般化

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「私は説明が下手なんだ。」
「いざとなると説明が出来なくなる。」
「日常会話なら得意なんだけどな。」

 

何度か説明に失敗すると、こんな風に思うことがあります。それは、説明のフォーマットを知らないからです。

 

いくつかの事例を挙げたあとに「これってつまりこういうことですよ。」と伝える方法です。

 

ブログの書き出しにおすすめです。

 

対象者の考えていること、悩んでいることを羅列し、その問題を一つに整理してしまうことです。

 

最近、こんな悩みがありませんか?

 

「読書や勉強をしていると眠くなる。」
「最近、肩が凝ることが多い。」
「前よりも集中力が減った気がする。」

 

それって、全て机の問題です。

 

といった文章が、具体例です。(気になる人は下記のリンクから。)

www.yoblog.org

すぐに使える4つの定番フォーマット「わかりやすい説明方法」まとめ

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今回は、説明に苦手意識がある人でもすぐに使える、4つの定番説明フォーマットをご紹介しました。

 

「このフォーマットなら使いやすそう。」

 

と感じたものをまずは、使ってみてください。

 

何事も、全てを自分で考えて、コントロールするのは難しい。

 

既にある道具を有効活用できることが、その人の強みになります。

 

今回の参考書籍はこちら。