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管理職になったら読みたい、読むべきおすすめ本を15冊ご紹介。「リーダー」

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仕事にも慣れて、経験を積んでいくと何かしらの役職を持つことになります。

 

・チームリーダー
・係長
・グループリーダー

 

もしくは、誰か後輩が出来てあなたが教える立場になるかもしれません。

 

将来的には、課長・部長などキャリアを積み上げていくには、早めにリーダーシップを学んでいく必要があるでしょう。

 

そんな中で、人を指導し率いるために必要な知識を得られる本をご紹介します。

 

もちろん、読書だけで管理職としてのスキルが身に付くことはありません。

 

大切なのは、実践と失敗、そして修正です。

 

とはいえ、まずはインプットが必要です。

 

あなたが心配に感じるスキルや能力に合わせて、本を選べるようにしています。

 

【こんな人におすすめ】
・将来管理職になりたい
・後輩が出来て指導をすることがある
・リーダーとしての役割を持っている

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↑こちらもおすすめ。

管理職に必要なスキルはなにか「能力」

キャリアウーマン

まずは、管理職に必要なスキルや能力について考えていきます。

 

各役割や業務内容により差はありますが、大きく分けるとこちらのようになります。

 

管理職に必要なスキルまとめ

取り上げた能力はこちらです。

 

・実務能力
・リーダーシップ
・調整力
・予算管理
・人事
・教育

 

このエントリーでご紹介するおすすめ本は、これらのスキル向上に役立つ本です。※実務能力は除きます。

管理職になったら読みたい15冊のおすすめ本

ここからは、具体的に管理職になったら読みたい本をご紹介します。

 

もちろん、管理職になる前から準備を進めている方が良いでしょう。

 

準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。:エイブラハム・リンカーン

 

各ジャンル別に分けているので、強化したい部分を選んでください。

管理職がリーダーシップを学ぶ時に読むべき本

まずは、リーダーシップに関する本。

 

管理職といったら、リーダーシップ。と思う人も多いかと思います。

 

実際、リーダーシップが発揮できない管理職は信用を得られません。

 

本を選んだ観点はこちら。

・判断力が発揮できるようになる
・傾聴力で部下の信頼を得られるようになる
・心理的安全性が確保できる環境を作れる

超決断力ー6万人を調査してわかった 迷わない決め方の科学:DaiGo

まずは、決断力。

 

管理職になる。と言うことは、判断をするということが新たな仕事になります。

 

「あいまいな情報でも判断する。」
「結果が予測しきれていないけど判断する。」
「短期間で方向性を決める必要がある。」

 

そんな時に力になる本です。

「決め方」の経済学「みんなの意見のまとめ方」を科学する

経済学的な観点で「決め方」について理解できる本。

 

もしかしたら、あなたは多数決=民主的な決め方。と思っていませんか?

 

もし、そう思っているなら正しい多数決について知りましょう。

 

「みんなの意見を参考にして判断したい。」
「組織としての最適解を導き出したい。」

 

そう思うなら、そもそもの"決め方"について知っておきましょう。本当におすすめ本。

優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか?

リーダーシップに関心がある人なら聞いたことのある言葉「傾聴力」

 

これは、相手の意見を聞くことに100%注力することです。

 

・話を聞く時はスマホやパソコンを見ない
・自分の意見を差し込まない
・話を聞いている時に判断しながら聞かない

 

こういったことができると、部下が安心して話しかけてくれるようになります。

 

そんな傾聴力を磨くには、こちらの本がおすすめです。(心理的安全性にもつながります。)

心理的安全性のつくり方

安心して働けない職場で結果を出すことは難しい。

 

・飛行機の墜落
・医療ミス

 

こういった悲惨な事件は、心理的安全性が確保されていないことが理由になることがあります。

 

具体的には

「ミスに気付いたけど、部下から指摘できない。」
「医者の判断を妄信してしまう。」

 

こういったことを防ぐには、心理的安全性の確保が必要です。

 

もちろん、闊達な議論や前向きな空気感を作るためにも、心理的安全性は管理職が作るべきものでしょう。

管理職が調整力を学ぶ時に読むべき本

管理職は、自部門や他部署との橋渡しの業務を行います。

 

決定権のある人が調整するからこそ、決められることがあるからです。

 

そして、調整力のある上司は部下からの信頼を集めます。

 

本を選んだ観点はこちら

・部内や社内の橋渡しができるスキルが身に付く
・人が動く理由(ロジック)がわかる

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CAPTIVATE 最強の人間関係術

まずは、人間関係力全般のスキルです。

 

人間関係力はまさに一生モノのスキルで、仕事でもプライベートでも恋愛でも使えます。

 

どんな職種でも、どんなライフステージでも学んでおいて損しないでしょう。

 

人に好かれて嫌な気持ちになることは無いので。

 

この本は人間関係術を科学的に分析して評価している本です。汎用的な人間関係スキルを学ぶならまずは、この本を読みましょう。おすすめです。

影響力の武器

心理学を学ぶときに最初に読むべき本はこちらでしょう。

 

超ロングセラーの影響力の武器。

 

人が動くロジックが実例つきで簡単に学ぶことができます。

 

人が動かせる=人にむやみに動かされない。と考えることができます。

 

人間関係の攻守どちらも学ぶことができる、おすすめ本です。

管理職が予算管理を学ぶ時に読むべき本

管理職とは、予算管理が出来る人のことを指します。

 

「たかが予算管理でしょ。」
「別に予算を管理することなんて難しくない。」

 

そんな風に思うかもしれません。たしかに実務で行っている仕事に比べて、地味で簡単そうに思えます。

 

しかし、そんな予算管理が出来ないと思わぬところで足をすくわれます。

 

なぜなら、予算管理が出来ない=目標値を達成できない人。という印象を与えてしまうからです。

 

本の選び方の観点はこちら

・予算を決めて管理する出来るようになる
・会計知識がざっくりわかる

ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません・・・

このタイトルに「私も。」と思ったなら絶対に読むべき本。

 

会計に関する本当の基礎的な知識から学ぶことができます。

 

この本さえ読んでおけば、会計について「なんとなく」誰かと議論できるくらいの知識を得ることができます。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学

身近な事例から、会計について学べる良書。

 

この本では、これらの観点を「なるほど。」と思いながら読み進めることができます。

 

・利益の考え方
・在庫と機会損出のリスク
・連結経営

 

会計についてきちんと勉強するのがめんどうだ。と思う人は、こちらの本の方が親しみやすいと思います。

管理職が人事を学ぶ時に読むべき本

「人事権よりも強力な権利は存在しない。」

 

会社で働いているとそう思います。

 

権利に義務はつきもので、強力な権利を持つ。ということは大きな責任も負います。

 

そんな人事についての知識もしっかり押さえておきましょう。

 

本を選んだ観点はこちら

・人材を最適に配置できるようになる
・昇進させるかどうかを正しく判断できる

天才を殺す凡人

社会人は大きく3つに分類できます。

 

・天才
・秀才
・凡人

 

この本では、これら3つの人種の特徴とパワーバランスについて知れます。

 

あくまで天才=最高の人材。というロジックではありません。

 

これら3つの特徴はじゃんけんに近い概念です。

 

部下の特徴をもとに、どんな人材配置とすべきか。の判断材料になる良書です。

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Amazonのすごい人事戦略

元Amazonの人が書いた本。

 

Amazonが躍進を続けているのは、どんな人と働くか。どんなふうに昇進させるか。というノウハウがあるからです。

 

企業は人。

 

・どんなふうに採用すべきか
・どう育成すべきか
・どんな目標管理が良いか

 

これらが一冊で学べる本です。

 

管理職が教育を学ぶ時に読むべき本

管理職になると、多様な人材を管理・育成する必要があります。

 

全ての部下が優秀なケースはまれです。

 

では、どうやって未熟な部下を育てるか。その方法を知れるおすすめ本をご紹介します。

 

観点はこちら
・ほめる、怒るのやり方がわかる
・コーチングの方法が学べる

自分の頭で考えて動く部下の育て方

部下を育てるには、まずは自分で考える能力を身に付けてもらうこと。

 

そのため、なによりもまずは「考えること」を習慣にしてもらう必要があります。

 

方法はシンプルで「問いかけ」をしていくことです。

 

では、どんな問いかけをすれば部下が考えるようになるのか。どんなフィードバックが必要か。

 

その全てがこちらの本で分かります。

国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わるポジティブフィードバック

フィードバックは大切。

 

何をフィードバックするか。でその後の行動が変わります。

 

「とにかく相手を褒めればいいんでしょう。」
「ミスをしっかり指摘できれば良い。」

 

そう思っている人は、知らずのうちに「動かない部下」を作っている可能性があります。

 

フィードバックの仕方ひとつを学ぶだけで、部下の成長と信頼を勝ち取れます。

 

優秀な人ほど、意外と苦手なフィードバック。他人と差がつきやすいポイントと言えるでしょう。

管理職がソフトスキルを学ぶときに読むべき本「全般」

最後は管理職が全般的に使えるスキルです。

 

この章では、仕事全般に関わるスキルを勉強できる本をピックアップします。

 

いくら信頼できる良い管理職でも、仕事が出来ないと本当の信頼を勝ち取ることは難しい。

 

あらゆる問題を解決するために必要なスキルを得られる本をご紹介します。

 

本の選び方はこちら

・管理職が高いスキルを発揮できる
・どんな仕事にも活用できる
・プライベートでも価値がある

はじめての課長の教科書

管理職になったら最初に読むべき本かもしれません。

 

こちらは「課長」というマネジメントと一般の最初の分岐点である職務にフォーカスしている点が面白いポイント。

 

課長とは

・人事権がある最弱の職位
・予算を持つ最弱の職位
・一般社員と最も近い距離にあるマネジメント層

 

そんな、複雑でこれまでの仕事とは大きく異なることをしないといけない課長。

 

そのノウハウや働き方は学んでおいて損はしないでしょう。

統計学が最強の科学である

全ての学問は統計学というベースありきです。

 

統計学を使わない学問は、学問では無い。と言うことさえできます。(おおげさに言えば)

 

・判断をする
・データを分析する
・情報を精査する

 

これらをするには、間違いなく統計学の基礎知識が必要です。

 

それらを着実に学べるおすすめ本です。

運の方程式

運が偶然の産物では無い。ということはご存じですか?

 

運を良くする方法(方程式)はある程度解明されてきています。

 

「私は運が悪い。」
「幸運に恵まれたい。」
「大きな成功をしたい。」

 

そう思うなら、実力だけでは無く、運も磨く必要があります。

 

もちろん、占いやスピリチュアルなどの非科学的(統計的な根拠が薄い)方法ではありません。

 

引き寄せの法則など、再現性の無い方法でもありません。

 

科学的で論理的な運の方程式を今のうちに理解しておきましょう。

管理職になったら読むべき15冊のおすすめ本「まとめ」

今回は、管理職になったら読むべき本を15冊ご紹介しました。

 

「管理職になりたい。」
「良いマネージャーになりたい。」
「環境の良い組織を作りたい。」

 

そう思った時、こらら15冊の本があなたをきっと助けてくれます。

 

知識を得て、実践する。そしてそれを何度も繰り返す。

 

成長をするには、そのサイクルを高速で回していくしかありません。

 

どうせ働くことから逃れられないのなら、楽しく・有意義に働けるように一緒に勉強してみましょう。

 

まずは本から。がおすすめですよ。

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